こんにちは。
Fiuits♪sandの丹羽です。
普段は本職のピアノ講師をしてますが、その合間に、ボランティアでいろんな施設へ演奏に行かせて頂いてます。ピアノ講師も、ボランティア活動も、どちらも手を抜かず、真摯に向き合っております。
ボランティア演奏は、どうして始めたのかと言うと、コロナ禍で実の両親、義理の両親が次々と精神を崩してしまい、包括支援センターへ相談に行って要介護認定をいただき、あれよあれよと、デイサービスさん、特養さんにお世話になるようになりました。
あんなに手のかかる両親にいつも優しく面倒を見てくださっているスタッフさんのご様子を拝見して、ご恩返しに私にできることは、子供の頃から続けていたピアノ演奏だけだと思いました。
ひょんなことから、痴呆予防には回想法が良いと耳にしました。また、寝たきりになっても、眠っているようであっても、耳だけは聴こえている、とも聞きました。
懐かしい音楽をお聴かせして、入居者さん、ご利用者さんには、一時でもお気持ちが癒やされるのならいいなと、思い、音楽療法を勉強して資格を取り、ボランティア活動を本格的に初めさせていただきました。
そもそもは、両親のお世話になる施設さんに恩返しができたらそれだけで満足で、それで目的達成のつもりでした。
その施設さんに訪問出来るまでには、遠い道のりがありました。
コロナ発生でキャンセルが続いたり、
たくさん練習してこちらの用意は万全なのに焦ったい時期が続きました。
その間に他の施設様での演奏の場所をご紹介くださる方がいたりして、両親とは関係ない施設様へ演奏へ伺うことになり、そこで、涙を流して感動してくださる方々と出会い。。。
私が勉強して来て、やろうとしていることは、音楽を必要とされる方々にとても心に響いているんだと、確信しました。
お身体が自由にならなくなってしまい、自由な生活がままならない方々がたくさんいらっしゃいます。
せっかくたくさん練習したのですから、身内の為だけではなく、音楽を必要とされるすべての皆さんに音楽をお届けしようと、今日に至っております。
今回は、重たい実体験のお話しになってしまいましたが、音楽演奏自体は、皆さまと楽しく共有させて頂いて幸せに感じております。
また、もう、痴呆が進んでしまった母ではありますが、私にピアノの道を授けてくれた母には感謝しております。
今日は、母の日でしたね💐
お元気が何よりですが、お身体のご自由がきかない、方々のところへも演奏にまいりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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