ずーっと気になっていた漫画。

【チ。ー地球の運動についてー】


 

 




以下、最終回までのネタバレあります!

未読の方、アニメ未視聴の方は、自己責任でお願いしますお願い



話題にはなっていたし、『雨トーク』のマンガ大好き芸人で、麒麟の川嶋さんがお勧めしてたけど、『地動説』の話と聞いて、

ちょっと難しそうアセアセ暗そう魂

という自分勝手な思い込みで読もうとしなかった作品。

アニメ化記念で最初の数話無料公開されてて、チラッと読む…。

最初の正直な感想。

「え?なんか…軽っ!」主人公のノリが軽いんですよ…。合理的に生きていく主人公。なんか、思ってたのとちょっと違うなぁって、




あれ?ひょっとして、これ…イマイチ??読むの止める?って正直思いました。

そして3話まで読み、衝撃を受ける!

「なんじゃこりゃ〜叫び」主人公のラファウが大好きになりましたキラキラ

続きが気になる!でも、マンガはここから有料もやもや

(当時2025.1月頃)

こんな時、アニメって、有り難いキラキラ

観ました!観ましたとも!全部録画して、ゆっくり、じっくり。

テレビの前に正座して観るのは、【進撃の巨人】以来だわ笑い泣き

オープニングもエンディングも、すっ飛ばさずに観たのも【進撃の巨人】以来だわ笑


登場人物達の台詞が、あらゆるところで、心にぶっ刺さります恋の矢恋の矢

以下、私の好きな名言。

説明すると長くなるので、省略しますアセアセ







名言製造器のバデーニさんラブラブ沢山、カッコいい事を言ってくれます照れ
この二人の話も大好きです。

名言名シーンあり過ぎて、紹介しきれませんえーん


あと、個人的にビックリしたのがね…。

オープニングで、私好みのイケメンキャラが居て、



「いつ、この人登場するんだろ?楽しみ〜チュー」と、思ってて、いざ第三部!オープニングも、あ!あのイケメンが主人公になるんだ!キラキラわくわくラブ

うん?あれ?ポーンなんか胸があったような…見間違い?

うぉ、うぉんな!?女の子〜笑い泣き

ショックすぎて、冒頭、ストーリー頭に入って来なかったよ(笑)私の推しキャラが…。ドゥラカ、良いキャラなんだけどね!


やっぱりイケメン笑

しかも、このシーンも、





ずーっと拷問で剥がされた爪かと、思いきや、お金(笑)いや、これも凄く大事なキーアイテムなんだけどね!


そんな、勘違い多めのオバサンでも、充分楽しめました爆笑


一番、心にズドーンと来たのは、ヨレンタとヨレンタの父、ノヴァクさんの話かなぁ。

このシーンを





見る度に胸が締め付けられるぐすん


私の好きな物語の王道パターンで、

【ガラスの仮面】みたいに、最初は周りに馬鹿にされたり、蔑まれたりしてきた人が、努力したり、才能を開花したりして、周りを圧倒する話とか。


最初は、とても仲が良かったのに、ちょっとしたすれ違いや、策略なんかで誤解が生じて離ればなれになった人達が、最後には誤解が解けて和解する〜っていうパターンが大好きなんですけど、

【チ。】は、全然当てはまらない!ことごとく、裏切られました。良い意味で。

ヨレンタとノヴァクなんて、普通、再会させるでしょ?

ヨレンタ、生きてたー!父が間違ってた!地動説バンザイ!ってな展開をちょっと期待しちゃってたんですよねアセアセ 

ノヴァクの最期には泣きました。手袋…ぐすん


あんなに皆が命がけで逃亡させたドゥラカ(私の幻の推しキャラ)も悲しい結末に…。

朝陽が眩しかった。

鳩が飛ばせて良かったよ〜。

本は出版されなかったけど、まぁ、あそこで出版されちゃったら、ラストの史実の方につながりませんしね…。

パラレルワールド的な解釈もあるみたいで、読者があれこれ考察出来る、とても凄い物語。作者天才すぎる!

大人ラファウは、どういう解釈?

私はパラレルワールドではなくて、やはり物語は繋がっていて、(手紙が届いてるから)、あの大人ラファウは、超絶ソックリさんのたまたま名前が同じキャラか、ドラマ【海に眠るダイアモンド】的な、別人だけど、解りやすくするために、顔一緒にしてみたよー的な演出かと思ってます爆笑


歴史には残らなかったけど、多分、あの時代、同じ感動を持ち合わせた人達の儚くて、でも潔い物語。読んだ人の心に何かを残すとても素敵な作品。

是非、子ども達にも大きくなったら読ませたいなぁ。

アニメも、声優さんの演技、音楽、夜空や、朝陽の美しさ!素晴らしかったです。

でも、やっぱり紙媒体で、難しい台詞は文字で読みたい部分もあります。

文字は奇跡ですからね照れ

コミックス買おうかな…。


※画像は、コミックス、インターネットよりお借りしました。