【バラ色の明日】

1話読み切りから数話で完結のオムニバス集。


過去に、いくえみ綾を読んだことのない友人に、入門書として3巻まで貸してみたところ、反応イマイチで悲しかった思い出ショボーン

友人が言うには、「なんか…話がイマイチ掴めなくて…ラストも曖昧だし…。」


あ~、確かにいくえみ綾先生の話って劇的なかんじでは無く、日常のなんでもない瞬間や雰囲気を描くのが上手いというか…。そこに、少しファンタジーが上手に組み込まれたり。

だから、実写化されると魅力が半減する気がします。

その中にある切なさとか、温かみが、私は好きなんですが…ラストも想像させる終わり方が多いしね。

上手く説明できませんが笑い泣き


それでは、【バラ色の明日】について!

1話ずつ語っていきます爆笑


1巻 1話目『狸ばやしが聞こえる』

姉の婚約者を好きになってしまった、女子高生のお話し。

叶うはずない恋心が切ないです。

婚約者だから、しょっちゅう家に遊びに来ますし、あちらからすれば、もう妹のような存在。

抑えきれない恋心の行方は⁉



2話『巷に降る雪の如く』
男子大学生の頼(より)は、高校のバスケ部の先輩と再会する。先輩に振り回される頼と友人。
しかし、ある日先輩に事件が起きる。
先輩が可愛いんだけど、儚くて弱い…。


3話『fight!』
こちらは、いくえみ先生も話の説明で「バカです。」って書いていましたびっくり
私もその通りかと…💦

DV男が出てきます。
わざとではなくても、身体にアザが出来るぐらい、ケンカする男女の話。
イケメンでも…それは無いわ凝視

4話『お日さまの日々』
祖父母と暮らす、15歳の双子の男女、イチとナナ。 
二人は未だに寝る時も一緒。とても仲が良い。てか、良すぎ?キョロキョロ
二人でいられれば、それでいい。
ある日、そんな二人に、父親であるという男が現れる…。
父親が再会した時に、イチとナナを抱き寄せて「ハチ…。」と言って、「足すなよ…。」って、2人に跳ね返されるシーンが好きです照れ


 

 

 ↑作者のいくえみ先生の作品についての説明収録ありなんだってー。読みたい!