15.「知りたい」気持ちはどこからくるのか。 | 繰り返す悩みの根本にアクセスして最善を叶える!望む未来へと軌道修正・メンタルセラピスト 織妃(かおり)

繰り返す悩みの根本にアクセスして最善を叶える!望む未来へと軌道修正・メンタルセラピスト 織妃(かおり)

人が影響を受けるものには、
目に見えるもの、
目に見えないものがあります。

どちらか片方が解決出来ても、
片方の影響が残れば現状はなかなか変わりません。

目に見えない「エネルギー」の部分を整えて、
自分がパワースポットのような存在になりましょう。

こんにちは。

碇かおり(織妃)です。
 
 
「知りたい」という気持ち。
知識や真理の探究のような「知りたい」とは違って、
自分の気持ちを満足させるための「知りたい」という気持ち。
 
 
これは意外と厄介です。
 
 
自分の不安を解消するためや、
自分の顕示欲を満たすためや、
すべてを支配するために湧き上がる「知りたい」という気持ちは、
所有欲や独占欲、または執着など、
とっても重たくてパワフルなとなって自他共に縛り付けてしまいます。
 
 
欲が悪い訳ではありません。
欲があるから人間は成長出来る訳ですから。
 
 
例えば親が子に、愛しい、守ってあげたい、という気持ちを持ちます。
そこから、その愛情が、
 
放っておけない
お世話してあげたい
面倒をみてあげたい
だから言う通りにしなさい
 
みたいに、どんどん支配的になってきたりします。
でも、もともとは愛情。
 
 
恋人同士でも同じ事が言えると思います。
 
 
子離れできない親の中には、こういう気持ちがあるのかもしれないですね。
もともとは愛情なんだけど、
相手を想う気持ちが、
ああなったらどうしよう、こうなったらどうしよう、って、
負の妄想となって不安のスパイラルに陥ったり。
 
 
結局は、自分の安心のために相手を支配してしまう事にもなります。
よく耳にする、「あなたのためよ」という呪いの言葉。
これも、結局は、あなたのためと見せかけた自分のためのお守りだったりします。
 
 
親子でも恋人でも、自分の元から離れる不安からくる気持ち。
その気持ちが強くなると、「知りたい」気持ちも強くなるのかも。
 
 
相手の選択を受け容れる気持ちが、
本当に相手を大切に思う事に繋がってくるのだと思います。
 
 
織妃