北陸新幹線が来年に敦賀まで延びる
それに伴って金沢敦賀間のJRが第3セクターになるとか
と言うことは名古屋方面から米原経由で金沢には18きっぷでは行けなくなる
それまでに何としても・・と思っていたので、暑いけど決行した
観光したいところも決まっていない
３０余年前に慰安旅行で行ったきりだったけど、金沢市内でパッと思いつくのは兼六園、21世紀美術館、近江町市場
行きたい気持ちも起きず（暑そう、人が多そう）
唯一、ずっと頭の片隅にあった「尾山神社」
慰安旅行に行ったのは結婚する少し前
婚約まで両親の反対もあったしマリッジブルーだったしで、思わず縁結びの御守りを買った神社
引いたおみくじはあまりいい事書いてなかった覚えがある
それ以来おみくじは引かなくなった
何とか結婚生活も続いているのでお礼も兼ねて尾山神社に行こうと決めた
いつも通り始発に乗り米原で乗り換え長浜へ
近江塩津でまた乗り換え
バリアフリーとは程遠い長い階段しかないホームを移動
一旦改札を出て周りを見渡す
すぐさま戻り福井方面のホームで待つ
が、放送で降りたホームに目的の列車は来るよう
どうりでそちらのホームに人が多いわけだ
また長い階段を移動する
列車の到着時間が迫ってきたが、向かいのホームには若いお嬢さん3人組が楽しそうに写真を撮っている
こちら側の人たちは「大丈夫かな？」って視線で見ている
列車が来て車掌さんが話しかけていた
急いでホームを移動したのだろうが、大きなスーツケースを持ってあの階段は大変だ
3分遅れで出発
敦賀での乗り換えは2分
間に合わなければ今回の予定はすべて狂ってしまう
轟音を立てながら猛スピードで走る列車
「さすがＪＲ西日本
」と複雑な気持ちで敦賀まで過ごす
間に合い福井行きに乗る
福井で30分の乗り継ぎ時間ができる
駅前をふらっとして、休憩所で過ごす
金沢まであと1本
金沢駅に到着してまずバスのフリー切符を買う
バスターミナルにはたくさんのバス停があって迷うがGoogle先生の言うとおりにする
尾山神社は神門が和洋折衷でステンドグラスが使ってある
本殿の横には5匹の金のカエル
金沢で最初にレンガが使われた塀で前田家の家紋「剣梅鉢紋」
そのまま奥に進んでいくと金沢城公園に続く鼠多門橋
暑いのでUターン
お昼ご飯には金沢おでん
老舗の「赤玉本店」へ
おでんランチ（1000円）があったのでそれを注文
お任せ4品とあったけど5品（セルフのコーヒーが見当たらなかったのでその代わりか？）
食べたかった車麩が入っていてよかった
肉詰め油あげやおでんの汁で炊いた茶飯も美味しかった
お腹いっぱい
次は金澤神社
バスを乗り間違えて反対方面へ
2駅目で降りてGoogle先生にSOS
21世紀美術館の前で降りる
美術館はすごい人
その横を通り過ぎ、兼六園入り口まで来たが時間がないので入らずにわきを通り神社へ
金沢の地名のゆかりとなった「金城霊沢」
龍神様のいる開運金運のパワースポットとか
その奥に「金沢神社」
学問の神様らしいけど拝殿の天井には白蛇龍神が描かれていて災難除け金運の神としてお祀りされている
天井画見忘れた
最後は安江八幡宮
バス停に戻ったが金沢駅方面は違うようで、同名の違うバス停に移動して乗車
金沢駅に向かうけど降りたいバス停は通らないバスに乗ってしまった
なるべく近い所で降りたのが近江町市場の前
寄りたいけど時間がない（いつもギリギリ
）
道に迷い、人に聞きながら到着
こちらは県内唯一の水天宮
私のお参りに「安産祈願」が加わったので、今回はこちらにも寄らせていただいた
加賀八幡起上りの発祥神社
ここから駅まで小走りで向かう
金沢駅前の鼓門の写真を撮って、土産売り場へ
悩んでいる時間もなく中田屋のきんつばを買う
何とか福井行きに間に合う
いつもは火曜日に出かけることが多いが、今回は水曜日
なので「ヨーロッパ軒」がやっている
5年前に福井に行ったときは休みだったでリベンジ
福井駅に着いてまずは「羽二重くるみ」を探しに
駅ビルが新幹線開通のために改装中で構内のセブンイレブンと隣のハピリンの中のセレクトショップにあるとの情報を得ていた
が、17時過ぎではもう売り切れだった
がっくりとしながらバスターミナルへ
バス探すよりも歩いて行ったほうが早いかなと思い、歩き出す
10分ほどで到着「ヨーロッパ軒総本店」
昼ごはんを食べ過ぎてお腹が空いていない
レディースセット（1100円）を注文
カツが3枚→2枚でご飯が小盛になっている
肉は生姜焼き程度の厚みで衣は細かいパン粉
けっして柔らかい肉とは言えないが、ソースの味で美味しくいただけた
有名人のサインもたくさんあったけど、持ち帰りの人もひっきりなしに来ていたので地元にも愛されるお店なんだろう
駅前の恐竜のオブジェを見て、構内のベンチやホームの立ち位置のマークで福井は恐竜推しを実感
帰りは順調にだった
フェーン現象真っ只中の北陸旅
汗だくだったけど充実感
金沢は「小京都」と言われるだけあって、バスの運行も京都並みに定刻ではない
間違えてもいいようにフリー切符を買ったのは正解だった