とうとうこの日が、、、、

かねてから療養中だった友人Yさんが亡くなったと娘さんからのメール、

私はそのメールを、夫の診察を受けに来ていた大病院の待合で受け取った

茫然として何と返信してよいか頭が真っ白

娘さんはしっかり者で落ち着いて必要なことを知らせてくれているのに

私は、、、

 

kinennsatuei

   真ん中がYさん

 

Yさんは元気で華やかな人だった

それでいて周りの人に配慮のできるリーダー的な存在でした

私と知り合ったきっかけは母の一言

「○○さんて私の知ってる子かも知れない、聞いてみて!」

私たちは俳句を同じ師匠に学んでいた事もありそこでYさんの名前を見つけて

その言葉になったのだ

 

Yさん1歳になるかならないかのころ空襲がひどくなって私の母の実家に

家族で疎開してきた

母はまだ独身で実家に住んでいたのでYさんのことをよく覚えていた

 

それがきっかけでYさんも「自分のルーツを知りたい」と母にも会い

私とも親しく付き合うようになった

母が合わせてくれたYさん

 

何年前だろうとアルバムを開くと12年前だった

もっと長く付き合ったような気がするがそんな期間だったのか、、

それだけ中身が濃かったのかもしれない

哀しくて寂しくてやりきれない