2週間なんてすぐに経ってしまう・・・
前回の更新から2週間ぶりの本日。
みなさま、お久しぶりです。
ご機嫌な人もそうでない人も
とりあえずできるだけ暖かく過ごそうではありませんか!
今日は極寒ですが、暖かいだけで私は機嫌がいいんです。
エアコンをかけているだけですが、日当たりがいいのでポカポカ。
家の中が暖かければ、寒い外へ出ても
心まで冷えないというか。
外は風が強く、時折ピュイーーーーンと恐ろしげな突風が暴れていますが
快適なうちの中。
こんな生活ができるのが心底ありがたい冬の日です。
でも、この「冬の日中にエアコンを使う」って
最近ようやくできるようになってきたんです。
意味不明でしょうが・・・
これはといいいますと、私の母はどちらかというと暑がりで
おまけに、光熱費を使うことは「悪」でした。
真冬でも日中はコタツのみ、
暖房を使うと嫌味を言われる始末。
私は寒がりなので、それが嫌でたまらなかったはずなのに
驚いたことに一人暮らしを始めてからも
「どんなに寒く(&暑く)ても
極限までエアコンは使わない、という妙な習慣が染みついていた私は
部屋の中の寒さを、ホットカーぺットと毛布でやり過ごしていました。
ところが、家電の進化速度は私の脳の進化のそれをはるかに超えていました。
日本のメーカー様の汗と涙の結晶は
驚くほどの省エネぶり。
それもあってか、
もしくは私が20年もののエアコンの効きが悪くて
夏場ぐったりなのを見るに見かねてか
去年、突然両親が新しいエアコンを買ってくれ(ありがとう)
そしてあの母が、私に対して
率先してエアコンを使うように、うるさく言うようになりました。
最初は抵抗がありましたが、使い始めると
その快適さに私は愕然としました。
寒い&暑いを我慢するエネルギーを
他のことに使えるって、なんて素敵なことでしょう!
多くの人はこれを読んで、
おそらく「はあ?」と思われるかもしれませんが
それだけ私は、母の価値観に縛られ
はたから見てそれがワケのわからない行動であっても
刷り込まれた習慣を繰り返していたわけです。
私がいくら不快でも。
他にもまだ、目の前にいない母に嫌味を言われないように
私が無意識のうちに我慢していることがたくさんあるはず。
でも、あの頃の母はここにもどこにも実家にもいないのに
私は、自分と母の両方を
解放してやりたくなりました。
この、「エアコンを買ってくれる」という行動一つとっても
私を大切に思う両親の
愛情の表れ以外の何物でもない、
やっとそのことが腑に落ちかけてきている気がします。
私はもう母を憎んでも恨んでもいません。
それが今の私の幸せの一つです。