今月の忙しさの山場も

今日で少し落ち着きます。

 


 

今の職場はとある企業のイベントスペースで

イベントやセミナーを開催しています。

開催時刻は様々、そしてもちろん夜の開催もあるわけで

 

1日の勤務時間は短くしてもらってはいるものの

パニックになってから、起きて稼働する時間はぐっと減り

夜は早々9時には床に入る習慣が染みついてしまった私には

夜開催のイベントの時、緊張もあり

(終わりまでエネルギーがもつかしら

 お客さんの前で倒れずに前説ができるかしら

 ちゃんと帰れるかしら)

少々、消耗します。

 

 

その、夜イベントシフトが、先週水曜から今日まで5回あったんです。

もう、シフトが決まったひと月前からドキドキ。

先輩が海外旅行に行くため、代わってくれる人はとりあえずいないので

(まあもちろん、会社ですからなんとかなるはずですが)

そのドキドキで、さらにエネルギーを浪費してしまうという・・・

 

 

 

さて、蓋を開けてみれば

上司の一人が出張で不在な上に

イレギュラーな業務も続く週で

前半は思った以上にヘトヘトになったのですが、

 

ある夜パインが作ってくれたおじやを食べてから

急に盛り返し

 

後半はやること満載でもなんとかクリアでき

今日に至ります。

 

 

ちょっと度胸もついた感じ。

 

 

 

ちょっと動けばすぐ寝込む。

辛い時はもちろん一歩も外へ出られませんし

意を決して、徒歩1分のコンビニに出かけただけで

丸一日寝こんでいた私。

そんなこんなで、心身ともに自分に負荷をかけるのを極度に恐れるようになっていた私には

今週末の東京行きもあり、今回のことが耐えられる負荷かどうか本当にビクビクしていたのですが

大丈夫だったということです。

 

 

どれだけのことをやって

そしてどれだけのことをやらないで、

今の自分のバランスを取っていくか。

 

これは自分でやってみて、試行錯誤を繰り返すしかないんだろうな、と

今では思っていますが

そう思えるようになるまではものすごく時間がかかっています。

 

います、というのは、今でもしょっちゅう、思った通りにいかなくてふてくされることが多々あるから。

 

 

 

 

パニックになってしばらくした頃

少し落ち着いて、外出リハビリしようと

パインにちょくちょく連れ出してもらっていた時期がありました。

ちょっと外出して

そのあと数日寝込んだとしても

次はそれよりも長く動けたり

寝込む時間が短くなったりしていた。

 

希望が見えた気がしてとても満足だったのですが、

 

ある時から急に、機嫌よく過ごしていたのに

何の前触れもなくガクッとしんどくなり、何日も寝込むということが

時折起こるようになりました。

 

おかしいな、順調に来てたはずなのに。

 

 

 

 

不安に思った私はますます意固地になり、

そういう時に限って、周りの人も

ずっと寝てるからしんどい、少しでも歩いて、とか運動して、とかアドバイスを繰り出してくれるので

 

それを真に受けた私は

「しんどくても動く、外へ出る、何かする」

ことを必死に続けたのでした。

 

 

そしてある日、徒歩5分のコーナンに歩いて行った帰り

急に目眩と吐き気に襲われました。

ほうほうのていで自宅にたどり着き、そこから私の

パニック引きこもり第2章が始まったのでした。

 

 

いえ、ただ単にこじらせただけです。

不安と焦りと、

思い通りにいかない悔しさと悲しさでできたムチを

自分にバシバシ、くれてやったのだから当然ですよね。

 

 

 

先月も実は、それに似たような体調のときがありました。

ちょっと忙しい時期をなんとか乗り越え、喜んだのもつかの間

寝ても疲れが取れず、だるくてだるくて

仕事も、久々に自宅から頓服を飲んでやっと行けるぐらい。

 

私はパニック第2章の始まりの時期を思い出し、一瞬恐怖におののきました。

 

 

 

せっかくここまで来たのに、

私はまた、

何もできなくなって、

 

また引きこもってしまうのだろうか。

 

せっかくの仕事もまた放り出すんやろうか。

よくしてくれた職場の人にも、紹介してくれた友達にも迷惑をかけて。

 

 

 

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しかーし!私は、以前にはしなかったことをしました。

 

だるくてたまらないだけで

仕事に行くのは全く嫌ではなかったので

 

仕事に行く以外は家事も洋裁も放り出して

ひたすらゴロゴロ、寝ました。

 

仕事するときは、辛いなと思ったら我慢しないですぐ頓服。

 

 

休日は昼寝。

 

 

 

そして10日ほど経ったある日、

フッと体が軽くなったことに気づいたのでした。

 

 

 

ああ。あの時の私はただ、休みたかっただけなんだ。

 

こうあるはず、こうなるべきとか

他人様のありがたいお言葉とか

 

 

ちょっと横に置いて、自分様を信じればよかっただけなのだと

嬉しいような、寂しいような気分の

12月の冬の朝です。

 

 

 

あの時の私には、

安心して、あとはもう

あなたを信じるだけでいいんだよと

言えるものなら行ってあげたかったな。

 

ま、今言っとくか。