現在、私の周囲で一番のイケメンは

我が飼い猫、ぼちゅです。

 

耳が大きくピンと立っていて、

左右対称の整った顔立ち。

骨格もガッチリしていて大きいものの

大食いではないのでスレンダーです。

先がチュッと曲がった鍵尻尾をピンと立てて

おしゃれなゴールドの首輪をさりげなく着こなして。

キリリとした視線で飼い主を見つめ、

たくましい口元から出てくる鳴き声は

 

なんとも可愛い、子猫のような甘えた鳴き声。

 

 

特に何かをおねだりしたいときは

舌の先をちょっと出して、

「ぷうう〜〜〜〜んドキドキ

と鳴くのです。

 

瞬時に腰砕けになり、甘々で彼の思うツボにはまる私は

ええ、親バカですとも、ええ。

 

 

 

ぼちゅ、今週末で5歳です。

知らないうちに、ぼちゅと5年も一緒に暮らしてたんやね。

 

 

 

 

さて、来週末はいよいよ

カウンセラー小園麻貴さん主催、倶楽部MAKIの

クリスマスパーティーが東京で開催されることになってまして

私も参加することにしたんです!

 

ということは私はほぼ10年ぶりくらいに一人で新幹線に乗らないといけませんが

今の所、それには気づかないふりをしています。

 

 

 

クリパには特にドレスコードはありませんが

「パーティー」と名のつくものに参加するなんて

前回いつだったか、本気で思い出せない。

行きます表明をしてから、変にテンションアップしている私は

その時のお洋服を新調することにしました。

 

 

 

そこで、ふと自分の本音について

思い出したんです。

 

 

 

 

自分の本音が分からない。

好きなものが分からない。

やりたいことが分からない。

 

そういう人、結構いませんか?

私はそうです。

そうでした。

 

 

 

 

 

こころとからだのことを勉強していた数年前のある日

休憩時間に先生とおしゃべりしていました。

話題は確か、人生における大切な物について(ちょっとうろ覚え)。

 

その先生のメソッドを学ぶと、こんがらかった考えが整理されて

まあ、ミもフタもない、そんな殺生な〜!と言いたくなる時もあるのですが

とてもシンプルで抵抗なく受け入れられるもので

とても気に入っていました。

 

 

そして話は女性の魅力について移って行きました。

私は、その時、外見や外面や見た目に惑わされないことが

こころの平安につながる!と確信していまして

「お化粧なんてどうでもいいと思う」

というようなことを言ったのでした。

 

 

その時、なんとも言えない感覚におそわれたんです。

 

 

 

自分の一部を否定されたような、

灯っていた明かりが消えたような、

人生が急につまらなく思えて

全身が絶望したような感覚。

 

その時は自覚していませんでしたが

こんなツマラナイ価値観、ヤダ

こんな面白くないの、ヤダ

 

と、確かに私の身体は叫んでいた。

 

 

 

私の発した言葉はその場ではとても受け入れられて

会話は和やかに終了したのですが

私の中では全く終了していなかった。

 

 

そのことに今、気付いたのでした。

 

 

 

その先生は、自分の考えを押し付けることはもちろんされず

人はそれぞれ、自分のペースやタイプがあるのだから

誰かになろうとしなくていいんですよ、としょっちゅうおっしゃっていたのに

 

私の耳も頭もそのことをスルーして

混乱する自分の人生を何とかすっきりさせたくて

そして、その先生に、私が熱心に勉強していることをアピールしたくて

いい生徒だと認めて欲しくて

 

私は私の考えや思いや好みや価値観を

他人のものに置き換えようとしていた。

 

 

 

でも、私の身体は自分の本音を知っていて

身体なりに、一生懸命自分の意見を述べていたんやね。

 

 

 

 

 

自分の本音はいろんなところからつかみ取れて

慣れないうちはわかりにくく感じるけれど。

 

鏡を見るたび、自分の耳にこの前開けたばかりのファーストピアスがちんまりと収まっているのを眺めてほくそ笑みながら

私はこのことは諦めずに、練習していこうと思ったのでした。