さっちゃんのお見舞いに行って来た

ここ2、3日
とても調子が悪くなったさっちゃんは
ずっと寝ている
耳元で話しかけるも、目を開けるのも
しんどい様だ
顔を優しく拭き
沢山話しかけて来た

先日の節分にお見舞いに行った長姉は
先生が節分のお面を付け
「私に投げてください」と豆を渡すも
さっちゃんが投げても届かなかったと
言っていた




ホスピスである
当然延命はしないのだから痛みだけを緩和してもらっていたが、数日間痛みが強くなりモルヒネに変えていたと説明ももらっていた。

このホスピスはしげちゃん(父)もお世話になったのだが、ご縁あって同じ病院にお世話になり
とても良くしてもらっている。




帰り際に引き出しを開けると、しげちゃんの免許証が一枚ポツンと入っていた。
その写真の顔が少し笑っている気がして
「もう少しだから心配するな」
と言っている様で、私も少し笑った。

免許証をさっちゃんから見えるところに貼って
「しげちゃんも頑張れって」
と言って帰ってきた。

今夜からは病室にはしげちゃんが来てる事だろう





癒しを求めあーちゃんを抱っこすると
直ぐに眠る

眩しいのか
もぐる
熱くなったのか
のびる
わたしには
あーちゃんが居る



癒される