リトルウィッチアカデミア 第18話 感想 | あずきのアニメ日和

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第18話「空中大戦争スタンシップ」

 

第18話あらすじ

12日間で彷徨うゴーストを捕獲する"ワイルドハント"がブライトンベリーでも行われることに。

これにコンスタンツェ・アマーリエ・フォン・ブラウンシュバンク=アルブレヒツベルガー(CV:村川梨衣)

参加することとなり、密かに自室の地下でワイルドハント用に新しいマシンの開発を行っていた。

が、アツコ・カガリ(CV:潘めぐみ)が部品集めをしていたスタンボットを壊してしまう。

お詫びに手伝うとコンスタンツェの部屋にたびたび訪れるアツコだったが、

手伝うどころか、余計な仕事が増えるばかりで全く役に立たない。

コンスタンツェに追い出され、不貞腐れるアツコ。

そんな時、偶然にも部品調達に出ていたコンスタンツェの姿を目撃し…

 

 

ネタバレ含みます。

 

アマンダ・オニール(CV:志田有彩)に続き、彼女のグループから今回はコンスタンツェにスポットが。

これは次回あたりヤスミンカ・アントネンコ(CV:上田麗奈)あたりも掘り下げ来るか!?と期待したいところ。

とりあえず、今回は頑張ればスパロボにも参戦できんじゃね!?っていうロボ回でした。

 

1年に一度のイベントは様々ありますが、

彼女たちの世界には12日間の間に彷徨えるゴーストを全て捕獲しなければならない

"ワイルドハント"というイベントがあるそうです。

 

これにクロワ・メリディエス(CV:竹内順子)が特別に許可を出してくれたことで

コンスタンツェも参加することになったとか。

そのために自室の地下にある部屋にこもり、ワイルドハント用の武器を作っていました。

 

というか、部屋の地下にあんなだだっ広いスペースがあったことに驚いたわ!!

ベッドに設置してあるボタンを押すことで、隠し通路が顔を覗かせる仕組みになっているようです。

トロッコとかなんかいろいろ本格的すぎて…

 

これってルーナノヴァの教師陣は知ってたりするのかな??

なんか随分と改造されまくってるけど…

どうやって作ったって話でもありますが。

 

しかし、部品集めを行っていたコンスタンツェの相棒・スタンボットをアッコが壊してしまったことで

少々困ったことに…

 

偶然にも隠し通路からコンスタンツェの秘密の部屋に辿り着いたアッコですが、

アマンダやヤスミンカも「怒るだろうな…」と言っていた通り、

事情を知ったコンスタンツェは激怒してましたね。

 

作中でまともに喋った場面がありませんけど、お当番回でも「ん…」とかそれくらいなので

コンスタンツェは愛想もないけど、口数も極端に少なく、

部品集めも基本的にはスタンボット任せだったのかもしれません。

 

ワイルドハントまで日がない中、急いで武器を仕上げないとならない彼女にしてみたら

今、相棒を失うのは状況的にいろいろと厳しいのかもしれません。

もちろん、怒ったのはそれだけではなく、スタンボットを大切にしていたこともあるのだろうけど。

 

アッコも悪気があってやったわけではないとはいえ、壊してしまったことに違いはない。

ちゃんと謝ろうとしていたのはいいことですね。

聞いてもらえず、強制送還は笑ったけど。

 

ちなみに、寮に戻る時はロボットアニメでよく見られる発進みたいな感じで戻れます。

 

一応、謝罪の姿勢を見せたはずなのですが、

「帰れ」とでも言うように強制送還されたのが気に食わなかったのか

アッコはそれから意地になってコンスタンツェの手伝いをしようとしてきました。

 

いつもの悪い癖が出たって感じ…

手伝うどころか余計な仕事を増やしているようにしか見えなかったけど。

これは彼女の作ったロボに帰れコールされても文句言えないわ…

 

アッコは作る時よりも分解する時とかに手伝った方がいいんじゃないかな??ってくらい

破壊神っぷりを発揮していたような気がする。

コンスタンツェが「一人でやる」ってアッコに伝えたのも分からなくはない。

 

そのコンスタンツェもアッコが来なかったら来なかったで気にしている素振りを見せていたところからして

なんだかんだで彼女とのやり取りを楽しんでいたのかもしれませんが。

 

 

手伝いに行くたびに邪魔者扱いされ、追い出されてしまうアッコ。

ついに不貞腐れて諦めたかと思いましたが、部品調達に向かうコンスタンツェが苦労していたことで

アッコはアッコにしかできないことにようやく気がついたようです。

 

コミュ障のコンスタンツェは誰かに頼みごととかするのが苦手なようで

オリハルコンの泡だて器一つ借りるのですら苦労していました。

結局、借りれなくて自分で買うことも視野に入れていたくらい。

 

その点、お喋りで誰にでも普通に話しかけてしまうアッコなら泡だて器一つ借りることは造作もない。

コンスタンツェがワイルドハントに出ることを話したら快く貸してくれたようですし、

思いがけないところでアッコが役に立ちましたね。

 

他にも、武器の開発に必要とされていた黄金の羊を実らせるバロメッツの実も

シャリオカードのおかげで場所が特定できましたし、

コンスタンツェが出来ないことをアッコがやってくれたことで彼女も少しずつ心を開いてくれました。

 

ま、バロメッツの実は軽く盗んできたようなもんだったけど…

「金の問題じゃない」って言ってたからタダでいいと思い込んだっていうのもあるとは思うが。

 

それからもコンスタンツェの必要としている材料をアッコが手に入れてくることで

思っていたよりもスムーズに武器の開発は進んでいきました。

 

その武器だけど、TVシリーズの放送前に作られた劇場版でも似たような船が出てるんだよね。

あと、OP映像でもコンスタンツェが船に乗ってたし、なんで船なのかなんとなく理解できたような。

最終的に赤をベースにした派手な印象になったけど。

 

さらにアッコのアイディアでド派手なマシンに大変身。

スタンボットたちは「実現不可能」とか「発想が幼稚」とか散々否定していたけど、

コンスタンツェの持つ技術があれば実現できないことはないらしい。

 

むしろ、コンスタンツェが今まで以上にやる気になっていたくらいには

ナイスアイディアだったようだ…

 

ワイルドハントまで時間がないって話でしたが、

よくもまあアッコの案を採用して完成させたものだと、後々思う展開。

ほぼ缶詰状態で作業してたみたいだから、徹夜も当たり前だったかもしんないね。

途中、寝てる描写もチラホラあったけど。

 

ギリギリで武器を完成させたアッコとコンスタンツェは無事に当日を迎えることに。

会場となるブライトンベリーの荒野にはアマンダたちも見に来ていたし、

数多くの人が集まり、軽くお祭騒ぎに。

 

けど、ワイルドハントって魔女たちのイベントだから、一般人の目には映らないらしい。

そもそもゴーストって幽霊だから、見える人は見えるけど、ほとんどの人の目には見えない。

どこかから情報が拡散されて、オカルト好きが集まってしまったようだけど、

見えないのなら、ワイルドハントっていうよりただの天体観測に近いかもしれないね。

 

遅れて登場したアッコとコンスタンツェは地下から地上へ向けて出航。

どこから登場するんだろうって思っていたけど、川か何かに出られるように通路が通ってたんだね。

なんかロボアニメとかでよく見る感じの登場シーンだった。

 

見た目は海賊船とか一般的な船の印象に近いけど、

攻撃力なんかはロボアニメなんかでお馴染みの宇宙戦艦的な感じ。

 

ワイルドハンターたちが一体一体捕獲しているのに対し、

一度に大量のゴーストを捕獲してしまう科学の凄さを見せ付けられましたね。

遅れて登場しただけあって、それなりの活躍、目立ち方をしていたように思います。

 

 

しかし、前回に引き続き、今回もゴーストが人々を襲うという思いがけない事態が発生。

 

もちろん仕掛けてきたのはクロワなのだけど、現時点でそのことに気付いていたのは

彼女の動きに注意を向けていたアーシュラ先生(CV:日高のり子)だけ。

ワイルドハントの見物客に人間たちの姿が多く見られたのも情報を拡散させたのがクロワだったから。

 

その真の目的こそ不明ではありますが、人間が集まるところで問題を起こしているのは

感情エネルギーの実験のためであり、その実験の成果がどこでどう発揮されるかが怖いところ。

まだまだクロワの底は見えてきませんね。

 

クロワの手によって実体化してしまったゴーストたちは無作為に人々を襲い、

ワイルドハンターだけでは手が足りず、アーシュラ先生やアマンダたちも協力してゴースト退治。

が、倒しても倒してもキリがないどころか合体までして大きくなっちゃうし、もう滅茶苦茶!!

 

これをなんとかせんと、アッコとコンスタンツェはついに新機能をお披露目へ。

 

まさか船からのロボへ変形すると誰が思ったよ!?

しかもちゃんと口上まで用意してあるし、決めポーズまで完璧やぞ!!

 

ちなみに、操縦はコンスタンツェが担当しますが、二人乗りできるようになっていたようで

アッコの席もちゃんと作ってあったのが印象的でした。

最初から二人で乗るつもりだったな、コンスタンツェ!!

 

アッコが操縦できるとは思えないので、コントロールはコンスタンツェしか出来ないけど。

その代わりにアッコの役目は技名叫んだりとかそんなところね。

これは口下手なコンスタンツェじゃ出来ないから、アッコが適任すぎる。

ノリノリで叫んでいたのがまた面白いよね。

 

一方で、「アイツら馬鹿だろ…」とノリについていけていないアマンダの

遠ざけるかのような一言がまたいい…!!

制作サイドとそうじゃない人間の温度差ったらないね。

 

しかし、これだけ巨大なロボを動かすにはそれなりにエネルギーも必要。

船から変形させるのですら、結構な魔力を消費するようですし、

出発時には満タンだったエネルギーも変形で全部使いきってカラッカラ。

 

ただの人形と化したか…

 

とはいえ、現状、敵を倒す力を持っているのはコンスタンツェが作った魔導戦士グランシャリオだけ。

ワイルドハンターに呼びかけて魔力を分けてもらうという熱い展開ね。

アーシュラ先生が軽くヒーローショーのお姉さんポジだったのは笑った。

 

ワイルドハンターさんたちのお力添えもあり、なんとか魔力を補給できたグランシャリオは

パンチなのかドリルなのかどっちなんだ!?っていう必殺技で見事敵を撃退。

このネーミングセンスは絶対アッコだろ…と思うくらいシャイニィシャリオ(CV:日高のり子)度高すぎ!!

 

ちなみに、アッコにはスタンボットを壊したお詫び以上の働きをしてもらったということで

後日、コンスタンツェがホウキに乗れないアッコのために

跨るだけで簡単に浮けるホウキを作ってくれました。

 

相当遅いし、飛んでるというよりは浮いてるっていう感じだけどホウキに乗れないアッコには

まるで自分の力でホウキに乗れたような感覚を味わえる品だったようだ。

 

アッコに喜んでもらえたことが嬉しかったのか

いつも無表情のコンスタンツェが心からの笑顔を見せてくれたのも印象的でしたね。

コンスタンツェが可愛すぎるぞ!!

 

しかし、終わった後に感じるこの何の番組だっけ感はなんだろうか…

何やら別のアニメを見ているかのような感覚に陥る、そんな回でした。

 

次回「」