第10滑走「超がんばらんば! グランプリファイナル直前スペシャル」
第10話あらすじ
グランプリファイナルへと進出を決めた勝生勇利(CV:豊永利行)は
最終決戦の地となるスペインのバルセロナへとやってきた。
決戦前のせっかくのオフ、ヴィクトル・ニキフォロフ(CV:諏訪部順一)を誘い、
勇利は初めてのバルセロナの街を観光して回る。
久しぶりにのんびりできたこともあり、テンションが上がっていた二人。
が、休憩で立ち寄ったベンチに忘れ物をしてしまい…
途中で気付いて引き返すも、戻ってきた時には紙袋はもうなく、
勇利とヴィクトルの間にもギクシャクした空気が流れていた。
ネタバレ含みます。
ギリギリでグランプリファイナル出場を決めた勇利ですが
すぐに試合開始とはならず、今回は決戦前の日常回になりましたね。
ま、今回もいろいろ濃い回になってますが…
さて、グランプリファイナルを決めたのは獲得ポイント数の高い上位6名ということで
大体の選手はこれまで勇利が戦ってきた選手たちになるのですが、
ここで改めてヴィクトルの方から一人一人の紹介がされていました。
まず最初に紹介されたのはスイス代表のクリストフ・ジャコメッティ(CV:安元洋貴)。
中国大会では大人のエロスで勇利と張り合い、彼に次ぐ3位となりましたが
フランス大会で優勝を決め、グランプリファイナル出場が確定したそうです。
スロースターターってことで毎回序盤はあまり調子が良くないらしいけど
それでも表彰台に乗るには申し分ないくらいの成績を残しているし、
毎回のようにグランプリファイナルに出場しているんだから何が不調なのやら…って感じです。
ヴィクトルにとっても彼の存在は大きく、
お互いのモチベーションを高めるという意味では
かなり意識されていた選手のようですね。
勇利に至っては中国大会で彼より上の2位になるまで一度もクリスには勝てたことがなかったくらい。
それくらい優れた選手だけど、中国大会のあれでもまだ本調子じゃないんだから恐ろしいな…
グランプリファイナルに合わせてくる的な発言も以前あったので、
次回以降は本気のクリスの演技が見られるかもしれませんね。
アングルとかヤバそうだな～…
今でこそ常にお色気を撒き散らしているクリスですが
10年前はヴィクトル曰く「花畑を駆け回っていそうな少年」だったそうで
今では想像もつかないくらい、ピュアな少年っていう感じだったんだろうな～って思うと
何故そんな少年が大人になってエロスを爆発させているのかちょっと気になります。
ロシアからは皆さんご存知のユーリ・プリセツキー(CV:内山昂輝)が出場。
通称"ユリオ"がすっかり定着しちゃってるロシアの猫さんです。
本人は虎のつもりらしいけど、彼以外の人からの印象は猫です。
熱狂的なファンもいるそうで、試合には毎回のように駆けつける熱狂っぷりですよ。
さすがに匂いを嗅ぎ分けたり、抜け毛を発見したりは驚きました。
確かに、ジャン・ジャック・ルロワ(CV:宮野真守)の恋人であるイザベラ・ヤン(CV:和優希)が
マナー云々を口にするのも分からなくはないですね。
どっちが可愛い子多いとかそんなのは見る人にもよって変わってくるからどっちかなんて言えないけど。
とりあえず、追っかけファンに"ユーリエンジェルス"とか
"J.J.ガールズ"とか名称があったことに驚きだよ…
けど、自分のファンをバカにされて言い返すあたり、
なんだかんだでユリオはファンを大事にしているような気がします。
嫌よ嫌よ好きのうち的な。
あと、コーチであるヤコフ・フェルツマン(CV:手塚秀彰)とリリア・バラノフスカヤ(CV:田村聖子)に
祖父・コーリャ・プリセツキー(CV:小林操)が考案した中身がカツ丼のピロシキを振舞ったり
意外と口が悪いだけで周囲との関係は大事にしているような気がします。
ちなみに、ユリオに絡んできたJ.J.はヴィクトルにあまり好かれていないらしく名前すらうろ覚えという。
ロシア大会の塩対応は勇利をスルーしたっていうだけではなさそうです。
ヴィクトルが誰かを嫌ったり、苦手意識を持つって珍しいから、かなりレアケースなのでは??
そして本大会のダークホース枠であるカザフスタン代表のオタベック・アルティン(CV:細谷佳正)は
ダークホースというだけあって、まだどんな滑りをするのかは不明。
分かっていることは口数が少なくて、表情もあまり変わらないってことくらい??
勇利を誘おうと思ったけど、電話に出なかったから一人でサグラダファミリアにやってきた
ピチット・チュラノン(CV:小野賢章)もご存知、勇利の友人であり、元リンクメイト。
SNSに大量の自撮り写真をアップするのは周知の事実。
勇利が一番仲良くしていた友人なわけですけど、日本人特有のアレなのか
あまり人付き合いが得意ではないというか、自分から積極的にというわけではない勇利にとって
海外で唯一の友達にあたるらしいですよ。
ユリオとかクリスとかはあくまでもライバルってことなのかな??
あまり友人らしい関係は築いていなかったみたいですね。
会話は普通にするけど、友達かって言われると微妙みたいな??
最後の一人はもちろんギリギリで滑り込んだ勇利です。
6人の中ではポイント数が一番低く、中国大会で2位じゃなかったらイタリア代表の
ミケーレ・クリスピーノ(CV:前野智昭)にグランプリファイナル進出の座を取られていたかもしれない。
ロシア大会はショートがノーミスでもJ.J.に敵わなかったし、
フリーはヴィクトル不在でメンタルがちょっと危うかった。
エロスはかなり完成度が高くなってきたけど、「Yuri on ICE」の方はまだ完璧じゃないしね…
グランプリファイナルでは是非とも完成形を見せてもらいたいよ。
そうそう、勇利はバルセロナについてすぐに時差ボケで寝てしまったそうです。
寝られるくらいには余裕あるみたいだから、今のところは心配なさそうですね。
まだ本番ではないけどさ。
練習では4回転フリップの習得に取り組んでた感じかな??
ノーミスでも得点的にはJ.J.に届かないらしいから、勇利はかなり頑張らないといけないみたい。
多少なりともプレッシャーを感じてはいるのか、
練習後には自分から「観光に連れて行ってほしい」と頼む場面もありましたね。
見た感じバルセロナを楽しんでいたみたいだし、リラックスするにはちょうど良かったようです。
一方で、ユーリエンジェルスに追いかけられていたユリオはどういうわけか
オタベックに助けられ、バイクで一緒に逃げるという展開。
オタベックがまるで王子様のようですな、白馬じゃなくてバイクだけど。
実はユリオは覚えていなかったけど、オタベックとは
ヤコフのサマーキャンプで一緒に練習していたことがあったらしい。
まだジュニア入りしたばかりだったオタベックはロシアのジュニア選手にもついていけず、
ノービスクラス、所謂、初心者クラスに入れられて多少なりともショックを受けていたっぽい。
それでもその中で必死に頑張っていたみたいだけど、
彼の目を引くくらいに輝いていたのがユリオだったんだって。
だから、オタベックの中でユリオの印象は強いんだろうね。
一方でユリオはモスクワからホームリンクを移したばかりで必死だったから
周りに目を向ける余裕もなく…
オタベックもあまり口が上手いわけでもないから特に会話とかしてないんじゃないのかな??
そりゃ、彼のことが印象に残ってなくても無理はないかも。
けど、いろんなところを転々として、スケーターとしての実力を高めてきたオタベックと
ロシアでひたすら自分の技を磨いてきたユリオがここで会ったのも何かの縁。
あの時は初心者クラスでただただ必死だった二人が
グランプリファイナルの舞台で競い合うんですもんね。
多分、あの当時には想像もしてなかった出来事だったに違いない。
それともう一つ、オタベックがユリオを気に入っていた理由としては自分に似ているからだったそうで
そういうヤツとなら仲良くできそうだと早速友達申請してきましたよ。
思っていたよりも積極的なのでは??
「友達になろう」と言われたことがなかったユリオのハートを掴むのは容易かったそうな…
というか、ユリオ友達いなかったのか…
でも、友達っていつの間にかなってるっていうケースもあるから
「友達になろう」って言葉一つがきっかけではないけどね。
多分、本人たちがそう思っていないだけで勇利とユリオももう友達だと思いますし。
さて、ユリオとオタベックの友情が結ばれた一方で勇利とヴィクトルは別の意味で結ばれたらしい。
いや～、まさか誕生日プレゼントに指輪を買うとは思わなかったよ…
ヴィクトルへの誕生日プレゼント兼御守りってことらしいけど、
それでも指輪って発想にはなかなかならなくないか??
前回のプロポーズのような言葉は今回へ繋ぐためのものだったのか…!?
指輪交換で鐘が鳴ったのはもう笑いましたね。
鐘、空気読みすぎだろ…!!
そうそう、日本では結婚指輪は左手の薬指だけど、ロシアでは逆で右手の薬指だそうで
文化が違うから、解釈は本人たち次第でもあると思うんだけど
合流したピチットくんが「結婚おめでとう!!」って言ったのはあながち間違いでもないのかもしれない。
ま、あくまでも勇利曰く「御守りとして」ってことなので
それ以上深い意味についてはあまり追求しない方が良さそうです。
御守りなら、チェーン買って首から提げるっていうのもアリだと思うんだけどね。
やっぱりここはあえてってことなのかな??
その後、偶然にもユリオとオタベックが食事しているところに遭遇したことから
気付けばJ.J.を除くグランプリファイナル出場者が揃ってしまい、なんだかカオスな状況に。
多分、勇利が連絡を取れる人たちを片っ端から集めたのだろうけど。
そこで明らかになったのは去年のグランプリファイナルの後に開かれた
バンケットっていうパーティーでの勇利の暴走っぷりだったそうな…
酔っ払ってて本人は全く記憶に残っていなかったらしいですけどね。
なんか酔っ払ってユリオをダンスバトルに誘い、クリスとは半裸でポールダンスをし、
ヴィクトルとも話せなかったと本人が思っていただけで絡んでいたらしい。
よっぽど面白かったのか、ヴィクトルとクリスのスマホにはその当時の写真や動画が今も残っています。
これは勇利最大の黒歴史が誕生した瞬間かもしれん…!!
ちなみに、ハブられたJ.J.は後に恋人と登場したけど、そのまま御開きになって完全スルー。
J.J.は絡み方が鬱陶しいから、みんなから嫌われてるのかな??
ある意味では可哀想なポジションですな。
さて、ついにグランプリファイナルのショートプログラムの日がやってきましたよ。
みんな決戦ってこともあって凛々しい顔つきをしています。
特に今までどこかメンタルの弱さが出ていた勇利の顔つきは
キリッと凛々しくなっていたような気がします。
すでにショートでは完成度の高いエロスを披露するわけだけど
今度はどんなエロスを見せてくれるのか楽しみですね。
彼の愛はどれだけ多くの人たちに届くのでしょう。
とりあえず、勇利が関わってきた人たちには彼のLIFEとLOVE、二つの"L"が届いているように思うけど。
ヴィクトルだけでなく、ユリオもここまで完成度の高い演技に仕上げてきたのかどうか微妙です。
これまでは圧倒的な実力であまり敗北というものを味わったことがないように思えていただけに
温泉 on ICEでの敗北はかなりユリオのスケート人生に影響を及ぼしたのではないでしょうか。
最初は勇利を完全に見下していましたからね。
そんな彼に負けたっていうのは彼のプライドを痛く傷つけたことでしょうよ。
けど、結果的にそれがユリオの成長に大きく繋がったと思う。
多分、勇利本人が気づいていないだけで、いろんな人に影響は与えてるんでしょうね。
クリスも今回の大会は思っていたよりも気合いが入っていた様子だったし
勇利の演技には見ているこちらも思わず目を奪われてしまいますからね。
作中の、同じスケーターならもっと感じ方、受け止め方は違うのかもしれません。
あと2話で完結か…
ここからのショートとフリーは緊張ですね!!
そうそう、勇利の黒歴史になった去年のバンケットは特殊EDの中で描かれましたよ。
あー、これは確かにいろいろヤバい!!っていう感じでしたね。
勇利の酒癖の悪さがよくわかるEDだった。
巻き込まれたと語っていたユリオは見た感じ、むしろノリノリだったような気がします。
あと、クリスも半裸とか言っといてほぼ全裸じゃねーか!!
パンツ一丁にネクタイだぞ!?
ヴィクトルとも踊っていましたけど、大事なのはそこじゃない。
ダンスバトルで勝ったらヴィクトルにコーチを頼んでいたらしく
実は勇利の方からヴィクトルにコーチを頼んでいたことが判明しました。
「シーズンが終わったら日本に遊びに来て」とも言ってたし、
ヴィクトルの反応からして、日本に来る気はあったっぽい感じ??
ただ、本当にコーチになるかどうかの背中を押したのはやっぱりあの動画だったのかもしれませんね。
とりあえず、あの時点でヴィクトルはときめいていた!!
そして次回はゲストとして織田信成さんが本人役で出演されるらしい。
もう次回予告の時点で喋ってましたけどね。
スケート界でも『ユーリ!!! on ICE』は結構注目を集めているらしいし、
作中の演技を実際にやってくれる人がいたら面白いですよね。
そういえば、ちょろっと映ったギオルギー・ポポーヴィッチ(CV:羽多野渉)は
新しい恋に出会えたようで良かったです。
あのままストーカー化してもおかしくなかったし…
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