第10話「赤道祭でハッピー!」
第10話あらすじ
アドミラル・グラーフ・シュペーを救ったものの、代償に大きく破損してしまった晴風は
修理のために間宮と明石と合流し、補給と修理でしばらく動けない状況に。
そんな中、赤道を越えていたことを知った機関長・柳原麻侖(CV:高森奈津美)は
修理中で動けないこの機を逃すまいと赤道祭をやろうと一人で大はしゃぎ。
しかし、他の乗組員たちは全くやる気が感じられず、それを知った麻侖は拗ねてしまい…
ネタバレ含みます。
今までサブタイトルには必ず「ピンチ」がついていたのに、今回はまさかの「ハッピー」
これはピンチには陥らないということなのか!?
実際、ピンチには全くならず、ここにきて単なる日常回が展開されていました。
これまで登場こそ多く、存在感があったマロンちゃんですが
この終盤にきて初めてメイン回が用意されましたね。
お祭りごとというのも実にマロンちゃんらしい回でした。
さて、修理と補給でしばらくは身動きが取れない晴風ですが
赤道を越えていたことを記念し、マロンちゃん提案で赤道祭が行われることになりました。
文化祭の代わりみたいな感じですね。
ちなみに赤道祭というのは無法地帯の赤道付近を
無事に通過できるように祈ったことから始まっているそうです。
通過できた時には仮装したり、寸劇をやったりとお祭り騒ぎ。
これが赤道祭の由来になっているみたいですよ。
それを晴風でやろうってことでマロンちゃんが中心になって軽く行事と化しました。
が、マロンちゃんと中学からの付き合いである機関助手・黒木洋美(CV:相川奈都姫)は仕方なく
それと普段から寸劇をやっている納沙幸子(CV:黒瀬ゆうこ)はノリノリですけど
ほかはあまり協力的ではない様子。
ヴィルヘルミーナ・ブラウンシュヴァイク・インゲノール・フリーデブルク(CV:五十嵐裕美)が
シュペーに戻ったことで寂しくなってしまったココちゃんは
前回のラストで任侠のノリについてきてくれた副艦長・宗谷ましろ(CV:Lynn)に今度はべったり。
シロちゃんの不運というか、いろんなことに巻き込まれやすいのは今も変わらないようですね。
一部こそノリノリだけど、ほかは通常通りのんびりしててやる気がない。
そりゃ、マロンちゃんがショックを受けるのは当然だとしても、
クロちゃんが「拗ねました」って艦長・岬明乃(CV:夏川椎菜)に助けを求めたのは意外でした。
ちなみに学校側にも赤道祭をやるって話は伝わっていたみたいですよ。
学校側やブルーマーメイド側では一刻も早い事態の収拾に向けて動き出しているようですが
残り5隻がまだウイルスに感染された状況にあるようです。
その中でも4隻は所在が判明しているものの、武蔵だけは消息不明。
ミケちゃんの表情も曇っていたくらいです。
そういった意味では赤道祭でちょっとでも楽しいと思える時間が作れたのは良かったのかもしれません。
どうやらこれから先は事態の収拾に向けて晴風にも協力を頼むことになるみたいだし
一度戦闘が始まれば、緊迫した状況が続くことになります。
そうなれば息抜きをする時間なんてない。
少しでも学生らしい時間を過ごせるように赤道祭の開催は
むしろ学校側にとっても喜ばしいことだったようですよ。
ま、他の乗組員が全くやる気ないんですけどね…
拗ねてしまったマロンちゃんをどうにかしようってことになったわけですが
意外にも赤道祭にやる気を出していたのはクロちゃんやココちゃんだけではなかったらしい。
応急長・和住媛萌(CV:新田ひより)がまさかの手作り神輿を用意!!
神田の生まれっていうだけで祭りの血が騒いでしまうとか
でも、今回ばかりは助かりました。
前回も船の応急処置とかしてましたけど、だから応急長なのか!!と妙なところで納得。
これだけでも効果的なのですが、艦長のミケちゃん自らがはしゃぐことで
マロンちゃんも機嫌を直してくれたようです。
というか、ミケちゃん体張りすぎだろ!!
それからは周囲がマロンちゃんの機嫌を損ねないように
乗組員が一丸となって赤道祭を盛り上げてくれました。
だんだんとみんな盛り上がってくれましたけどね。
見張員・野間マチコ(CV:小林ゆう)とか軽く危険な芸をやってしまうくらいだし。
あのまま落下したらヤバかったけど…
こっちも体張りすぎだよ!!
出し物大会では各々考えてきたものを披露。
モノマネはきっと分かる人にしかどこが似てるか分からない…
ココちゃんの冷め切った感じがそれを物語っていますよ。
ラップはなかなか完成度高かったんじゃないかな??
振られた主計科の子たちもいきなりでよくあのノリについてこれたな～
けど、給養員・水雷運用員・炊事委員の杵崎ほまれ(CV:伊藤かな恵)が
告白の返事してフラれたのは残念すぎました…
告白に対して逃げてしまったほっちゃんも悪いのかもしれませんが
告白の返事を待たずに他の子を好きになってしまった幼馴染みもどうなのか。
そこはちゃんと返事を待っといてあげなさいよ!!
なんか告白された側のはずなのに、まるで告白してフラれた側に…
せつねぇ…
砲術長・立石志摩(CV:古木のぞみ)と水雷長・西崎芽依(CV:種崎敦美)は
二人でネタを披露していましたけど、何気に笑えてしまったのがなんとも。
というか、相変わらず二人とも仲が宜しいようで。
タマちゃん普通に喋れましたしね!!
で、艦橋メンバーはもちろんココちゃん発案による任侠ものです。
どうやら拒否権は与えられなかったらしい。
ココちゃんの気合いの入り方が尋常じゃなかった…
なんだかんだでちゃんと協力してくれるシロちゃんはいい子です。
けど、もしミーちゃんがいたらって思うとちょっと切なくなりますね。
なんだかんだでみんな赤道祭を楽しんでいるようで良かったです。
けど、クロちゃんのミケちゃんに対する微妙な気持ちはまだ改善されてはいない様子。
反乱を起こすほど反発してるってわけじゃないけど、シロちゃんへの憧れが強い分
どうしても振り切れない想いがあるみたいですよ。
その気持ちを理解できたからこそ、マロンちゃんは最後に
クロちゃんがスッキリできるような企画を考えてくれたようです。
それが何故相撲なのかと少なからず思ったけど…
まさかクロちゃんが地元の女相撲大会の優勝者だったとは…!!
確かにこれならクロちゃんが負けることはないし、
ミケちゃんを当てさせれば、今までの鬱憤も全部スッキリするかもしれません。
ま、少なからずミケちゃんの艦長としての務めは認めつつあるところまできているみたいだし。
あとは意地さえどうにかなれば二人の間の溝は解消できるのかもしれませんね。
それをクロちゃんの得意な相撲で決着つけさせてあげようっていうマロンちゃんの粋な計らいですよ。
思っていた以上にガチ相撲でした。
どうやらマロンちゃんの思惑はうまくいったようで、
クロちゃんがほんの少しミケちゃんに歩み寄ってくれるようになりました。
個人的には反乱ちっくなことが起こることを期待したけど、
残り数話??でそれをやるのも厳しいし
これはこれで彼女たちの年齢や学生だってことを考えたらいいのかな。
最後は衛生長・鏑木美波(CV:阿澄佳奈)に全部持っていかれましたが!!
飛び級で大学を卒業してたのは知っていたけど、ミケちゃんたちより年上だと思っていましたよ。
まさか12歳だったなんて…
これがこの回一番の衝撃的展開ですね。
考えや行動、口調が大人っぽかったので完全に騙された…
さて、1クールなら残り2話というところだと思いますけど
残り2話で武蔵との決着をつけることになるのかな??
その前の息抜き回が多分今回になると思うんだよね。
ミケちゃんの表情が暗かったし、武蔵との戦いはかなり激しい戦いになるのではないかと予想。
というか、期待したいところです。
最終決戦はこれまで以上に激しい戦闘だと個人的には嬉しいです。
今までマイペースだった分、最後くらいは激戦っぽい展開になることを期待したい。
さすがに死人を出すのはどうかと思うから、怪我くらいで抑えて
武蔵とガンガン撃ち合ったりすると面白いだろうな～
最後まで見てきて良かったって思えるようなラストで締めくくってほしいですね!!
って1クール前提で語ったけど、これさすがに2クールはないよね??
次回「」
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