暗殺教室 FINAL SEASON 第22話 感想 | あずきのアニメ日和

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22時間目「ハッピーバースディの時間」


22時間目あらすじ

どうしても殺せんせー(CV:福山潤)に会いたいと自分たちで計画を立てて

タイムリミットまで残り3時間に迫った頃、3年E組の生徒たちはE組校舎のある山の中へ。

自衛隊が警備する山の中で彼らを圧倒し、突き進む生徒たちはついに殺せんせーとの再会を果たす。

危険を承知で森の中に入ってきた生徒たちに周囲の大人はそこまでする理由が分からない。

どうしても殺せんせーのことを理解してもらえない現状は生徒たちにとってももどかしいものだった。

が、世の中には思い通りにならないことは山ほどある。

その中で自分たちがどう生き抜いていくかが大事だと殺せんせーはまた授業を開いた。

おそらく最後になるであろう殺せんせーの授業に生徒たちは耳を傾け、

納得できるようで、できないなんとも言えない感情を抱いていく。

一方、殺せんせーは中村莉桜(CV:沼倉愛美)が運んできた甘い匂いが気になっていて…





ネタバレ含みます。


今思うと、第1期の時はこの第22話目が最終話だったんですよね。

第2期はそれを超えて、この感じだと全25話くらいになるのかな??

ギリギリまで使わないと原作のラストまで収まりきらない感じになりそうですね。


あと、来月の頭に最終21巻が発売予定ですが、アニメはその前に終わる予定なので、

実写が原作の終わりと卒業シーズンに時期を合わせてきたなら

アニメは単行本の最終巻発売に時期を合わせてきた感じになるのかな??


イベントもアニメ終了からすぐに開催されるみたいだし、

いろいろなところで時期を合わせてきているっぽいですね。


さて、前回の話でみんな受験に合格してよかったね~!!で済むかと思いきや

政府が世界中の技術を駆使して最終暗殺計画を実行に移すという展開に。

やっぱり最後の最後まで殺せんせーの暗殺は止まらないみたいです。


対殺せんせー用に用意した武器でE組校舎の敷地内から出られなくなってしまった殺せんせー。

生徒たちも政府の監視下に置かれて、

世間では殺せんせーが如何に恐ろしい超生物かを嫌なくらい報道してました。


生徒たちが人質だと報道されてしまった以上、彼らが何を言おうとも

きっと言わされているのだろうと同情を買うのは目に見えていたこととはいえ、

誰一人として彼らの気持ちを分かってくれる人がいないというのは辛いですね。


アニメは尺の都合でいろいろ原作のいいところが削られてしまいましたが

原作だと理事長・浅野學峯(CV:速水奨)が動いてくれていたり、

イリーナ・イェラビッチ(CV:伊藤静)潮田広海(CV:三石琴乃)といった一部の大人たちが

生徒を信じてくれる描写が見られています。


だから決して彼らは孤独だったわけじゃないけど、

アニメは諸々の都合上、周りの大人たちが誰も信じてくれない中で

殺せんせーにもう一度会うために生徒たちが戦うという流れに。


大まかな展開こそ変わっていないけど、

本来登場するはずだった人がいなかったり

結構大きく改変はされている模様。


ちなみに森の中に侵入を果たした彼らが相手を圧倒していく描写はほぼ同じです。

アニメでは自衛隊員たちを圧倒していきましたとさ!!


原寿美鈴(CV:日野未歩)が上から降ってきたのはヤバかったですけど…

音からして相当骨折れてないか…??

ちなみに、原作だと全治2ヶ月の怪我らしいです。


今回の任務の中でいろんな人が被害を受けたけど、

一番大怪我を負ったのは間違いなく原さんが仕留めた人だ…


次にヤバかったのは赤羽業(CV:岡本信彦)の餌食にされた人。

殺し屋のグリップ(CV:村瀬克輝)ですら悶絶した辛いもの攻撃に

耐えられる人間はそんないないと思う。


こちらは全治2週間だそうです。

しばらくというか、この先辛いものは食べられないかもしれませんね…


けど、楽に片付くような相手ばかり用意されているはずもなく

やはり実力者との戦いはほんの少し苦戦させられていた模様。

ま、潮田渚(CV:渕上舞)とカルマの連携を前にしたら倒れるのはすぐでしたが。


その後の二人のハイタッチを見ると、

これは一度ぶつかり合ったからこそ見られる光景なんだろうなって感じました。

時には本音でぶつかることも必要だってことかな。


ここにきてようやく二人も本当の意味で親友と呼べる間柄になれた気がしますよ!!





ただ、舞い上がってハイタッチまでしたのにちゃんと気絶させられてなかったっていうのは

ちょっとかっこ悪かったけど…

そういう未熟さもまた中学生らしさでもあるのかな。


さて、念入りに計画を立てて実行に移し、ようやく殺せんせーと再会を果たした生徒たち。

思っていたよりも再会はあっという間でしたね。


けど、大きく世界に殺せんせーのことが報道されてしまった以上、

たとえ爆発の可能性が1%でも彼が安心して生きることのできる場所はないのかもしれません。


いつもの変装じゃ、すぐにバレそうですしね…

殺せんせーはすでに死を覚悟している様子でした。

世の中、諦めも肝心だと言いますし…


それに納得できないのはむしろ生徒たちの方。

そりゃ、ここまで助けにきて、結局殺すしか道が残されていないのだと知ったら納得もできないよね。

せっかく宇宙まで行って助かる可能性が見つかったのにさ。


何も知らないから好き勝手言えるのであって

1年間、殺せんせーに様々なことを教わってきた生徒たちからしたら

どうして殺せんせーがこんな目に遭わないといけないのか納得できないのは当たり前だよ。


けど、世の中にはどうにもならないようなことは確実にあって

全てがすべて思うようにはいかないんだよね。

辛いけど、それが現実で、そういうものだって受け入れることが必要な時もある。


大人になるってそういうことなのかもしれません。


それにたとえ1%だろうが、僅かでも可能性がある以上、

爆発を警戒することはきっと間違っていないことなんだろうな、とも思います。

それが地球に生きる人々を守るための行動であって多くの犠牲を出さないために

彼らは彼らでやれることをやろうとしているだけなんだと思うから。


ただ、爆発を起こす=それが悪だと決め付けるのはどうかと思うけど。

殺せんせーだってなりたくてこんな体になったわけじゃないし

むしろ科学者たちによって犠牲にされたのだから。


ま、もっと強い力が手に入るならって実験をコントロールした以上

殺せんせーに何の責任もないかと言えば嘘になるけど

結果的に実験を完成させる手助けをしてしまいましたからね。


でも、このまま殺せんせーが悪者扱いされたまま終わるのは納得できないかな…


そういえば、月が欠けた日からちょうど1年後はこの日は

雪村あぐり(CV:川澄綾子)が誕生日の分からなかった殺せんせーに

彼の生まれた日にしようと言ってくれた日でもありました。


殺せんせーの過去を聞いた時にそれを覚えていた生徒たちは

彼を助けるだけじゃなくて、サプライズでお祝いをしてあげようって

密かにもう一つの計画を立てていたみたいですよ。


あの状況でケーキを崩さず運んでくる中村のスキル凄すぎ!!


嬉しそうな殺せんせーの表情が微笑ましかったです。

1週間も結界の中に閉じ込められてて甘いもの食べられなかったですからね。


なのに、あえて殺せんせーじゃなくて、ケーキを狙っていくスタイルの

柳沢誇太郎(CV:真殿光昭)はマジふざけんなよ!!って感じでした。

そこは普通待っとく場面だろうが!!


特撮とか変身アニメでバンクが終わるまで待ってあげる的な気持ちはないのかい!!

ホント外道だわ…





ここぞという場面で現れたラスボスの柳沢と回収されたはずの二代目・死神(CV:島﨑信長)

にしても、どうやって対殺せんせー用のバリアを通ってきたのか。

それとも対殺せんせー用レーザーが作動する前に仕留めようと早くからスタンバってたのか!?


すでに自分の皮を剥いだ時点で人間捨ててると思っていましたが

初代・死神を超えるためにまさか自ら化け物になる道を選ぼうとは…

人間を捨ててでも執着するってよっぽどだよね。


ま、彼は純粋に死神の技術に憧れてきた人間です。

できるだけ早く近づきたい、彼の役に立ちたいと願ってきました。

ただ、それが死神に届くことがなかっただけ。


生徒であるはずなのに、その目に自分の姿は映っていなかった。

ちゃんと見て欲しかっただけだったのに、

その末路がこんな怪物っていうのも切ないよね。


しかも、殺せんせーとは違って倍の力を手に入れた分、寿命も短い。

長くは生きられないと分かっていてもなお、

彼は死神を超えるだけのためにその力を手に入れたかったのか…


自身が師匠を超えれば、きっとその目に自分の姿を映してくれるって思ったのかもしれません。

曲がっているけど、彼の中では今でも殺せんせーがたった一人の先生なんでしょうね。


殺せんせーもまたその時の失敗があって、その理由をあぐりに諭されたことで

今ようやく3年E組の担任として一人の教師になれています。

きっと、彼とのことがなかったら殺せんせーはE組とここまでの絆は育めなかった

それどころか出会ってすらいなかったと思います。


二代目という弟子がいたことに殺せんせーは少なからず感謝の気持ちを持つべきだと思うし

彼を救うのもまた、たった一人の先生だった殺せんせーの役目なのだとも感じました。


自身にも触手細胞を埋め込んだ柳沢との決着もつけないといけませんが、

二代目を救うためにもここは退くことができない戦いになりそうです。

これが本当のラストバトルですね…


やっぱりあと3話くらい使ってギリギリまでやる感じかな??

最終巻だけBlu-ray&DVDの値段が1,000円くらい高いし

柳沢と二代目との決着をつけて、卒業からその後まで描くとなると2話ではさすがに厳しそうです。


絶対残り数話は涙腺崩壊するな…

もうOPの時点で泣くのを必死に耐えてるくらいなので。

このアニメもっと評価されるべきだよ!!


次回「ラスボスの時間」


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