迷家 -マヨイガ- 第4話 感想 | あずきのアニメ日和

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第四話「よっつんの川流れ」


第四話あらすじ

牢屋に閉じ込められているジャック(CV:三好晃祐)を心配して様子を見に向かった

光宗(CV:酒井広大)マイマイ(CV:清水彩香)

処刑を目論むらぶぽん(CV:加隈亜衣)との間で揉めた際に、

川へと転落させられた光宗は目の前に流れてきたよっつん(CV:間島淳司)の姿を発見する。

協力を頼み、全員で夜の川を捜索することになったが、結局よっつんは見つかることがなかった。

生活していた痕跡はあるものの誰もいない村、熊か何かが潜んでいる現状、消えたよっつん。

納鳴村で新たな人生を始めようと思ってツアーに参加した大半は

今のままでは生活できないと下山を決意し、村を出て行った。

しかし、下山した彼らを待ち受けていたのは思いがけない出来事の連続だった。





ネタバレ含みます。


スーッとよっつんが川を流れていくシュールな光景で終わった前回の続きから。

あの後、光宗、マイマイ、らぶぽんはみんなの元へと戻って

よっつんの捜索の協力を頼んだようですね。


暗がりであれが本当によっつんだったのかは怪しいところですが

もし本物のよっつんであれば、彼が最初の犠牲者になったということか…


とはいえ、真っ暗な状況で捜索しても見つけるのは困難です。

川はずっと流れているわけだし、もう遠くに流れている可能性の方が大きいかと。

そもそも捜索ってのは基本的に夜にはやりませんからね。


ただ、朝を待っていたらよっつんとの距離がさらに遠くなる可能性の方が高い。

そういった意味では見つけやすい今のうちに捜索した方がいいのでしょうが、

暗いし、足場が悪いから誰かが怪我するかもしれない。


そう考えると、光宗が見つけた時点で捕まえられなかったのは大きな痛手です。


ひとまず、二次災害を恐れて捜索は一旦中断ということになりましたけど

ツアーメンバーの中に犠牲者が出てしまった以上、

納鳴村での生活はやめた方がいいのかもしれないと考えるのは仕方ありません。


むしろ、納鳴村の情報をどこで手に入れたのか

こはるん(CV:佐倉薫)ダーハラ(CV:高橋伸也)を問い詰めた時に

ツアーの中止を決めた方が良かったかもしれません。

この村、見るからに怪しすぎますから…


しかし、下山に賛成するメンバーが大半な中で残ることを決めたメンバーもいました。


よっつんが行方不明になったことに誰よりも責任を感じていたヴァルカナ(CV:鈴木達央)

行方不明になる寸前までよっつんと一緒にいた真咲(CV:相坂優歌)

真咲に賛成する光宗、歩きたくないドザえもん(CV:新垣樽助)熱帯夜(CV:中村桜)

よっつんやジャックが心配なソイラテ(CV:Lynn)、謎の多いリオン(CV:五十嵐裕美)


ここに主催者の二人を入れた9名のみですが。

あと、運転手も残る組に加わったので、計10名ですね。


そのほかに行方不明のよっつん、

監禁中のジャックを合わせると村に残っているのは12名になります。


そのほかのメンバーは全員下山組になりましたけど

意外だったのはらぶぽんかな??

あれだけ「処刑」って騒いでたくらいだから残るかと思ったのですが。


それと、颯人(CV:八代拓)も意外と下山組になりましたね。

光宗が残ると決めたことで、彼が折れる番なのかな??とも思いましたが

彼は彼で自分が正しいと思う道を進んでいったみたい。


ま、一応光宗を下山組に引っ張ろうとした場面はあったのですが

予想に反して彼が残ると言い張ったので…

颯人はフラれてしまったようです。


そういえば、颯人って実在しない説が密かに浮上してたらしいですね。

光宗としか会話する場面ないから…


いや、一応リオンが彼と光宗との関係について聞いていた場面や

村の探索で光宗が女子にモテていた時にドザえもんや地獄の業火(CV:堀江瞬)

一緒にいる場面はあったのですが、会話っていう会話は光宗としかしてませんからね。


今回、マイマイと言い争いになったことでようやくちゃんと存在していることが明らかになったらしい。


マイマイも光宗に対して怒っている場面が多かったけど、

なんだかんだで最後まで気にしているみたいだし、

光宗がモテているというのは間違いないかな。


ただ、マイマイと颯人の矢印が光宗に向いているのに対して

光宗の矢印は真咲に向いているみたいですけどね。

ま、その真咲も光宗を避けているようですが…


「下山しない方がいい」って言ってみたり、光宗を急に避けるようになったり

真咲の行動も怪しいというか、謎な部分が多いです。

颯人の直感が正しいのかどうかは追々明らかになりそうですね。


怪しいと言えば、真っ先に下山すると言い出した美影ユラ(CV:長谷川芳明)の中では

こはるんが一番怪しいという印象みたい。


確かにどうせ一緒に行動することになるなら最初から同じバスに乗っていた方が良かった。

みんなよりも早入りする予定だったにしても、あの登場の仕方では怪しく見えて当然かもしれません。

加えて納鳴村の情報提供者ともなれば、怪しさ倍増ですね。


一応、彼女にメールを送った何者かがいることも明らかにはなってますけど、

そのメールの差出人が不明で、送られたメールの内容も本物かどうか確証もない。

それなのにこんな大規模なツアーを開いて大勢を巻き込んでいる。


ツアーの主催者は一応、ダーハラということになっていますが

情報提供者である彼女もまた主催者側としてみていいでしょう。


そもそも確認するだけのはずが、どうしてこんなツアーになったのか疑問でしかないのですが…


普通、ツアーを組むにしても下調べというものをするだろうし

それもなしにいきなり人生やり直したいと思っている人を集めて

どうして幻の納鳴村で生活しよう!!ってことになるのか…


主催者側の二人は単なる馬鹿なのか

それともどちらか、あるいは二人とも何か企んでいるのか


こはるんとそこそこ親密??になったヴァルカナは彼女を疑ってはいないみたいですけどね。

ただ、このツアーメンバーの中に首謀者がいる可能性は高いという意見には

ヴァルカナ的にも何か感じたものがありそうです。


何にせよ、犠牲者が出てしまった以上、

こんな場所に留まることはできないというのが普通の判断だと思います。

ここで道が分かれてしまうのも仕方がないこと。


とりあえず、下山組はバスのところまで戻り、バスが動かせるならそれに乗って帰るようです。

運転手は全員が帰ると言わない限り、バスを動かすつもりはないと言っていましたが

自分たちで動かすというのであれば話は別なのか、鍵はあっさり渡してくれましたね。


それと、別れ際にこはるんから来る時に使った地図が手渡されました。


怪しいと思っていた女に気遣われて若干、美影からは戸惑いの色が見えたものの

バスを動かせたにしても道が分からないのであれば、

真咲の言うように下山でもっと大変な目に遭ってしまう可能性の方が高い。

地図があっても損はしないし、そこはありがたく受け取ってくれました。


とはいえ、問題は来る時に全く動かなかったバスを人数が減った状況でどう動かすのか…

実際、男子ほぼ全員の力を合わせてもびくともしなったし、バスで帰るのは難しそうですね。


村に帰るにしてもたどり着く前に夜になってしまう。

ここは進めるところまで徒歩で下山しようって話になりましたが、

どっちに進もうが途中で夜になってしまうし、

ひとまずバスの中で一夜を明かした方が良かったような…


そういったところはどうも美影も抜けているらしい。





バスで一泊っていう意見が誰からも出なかったところを見る限り

一刻も早くこんなところからおさらばしたいって一人一人が焦っていたのかもしれません。

美影の意見に従って下山組は徒歩で山を下りることに。


けれど、途中で雨が降ってくるし、熊なのかなんなのか声はだんだん近くなってきて

疲労と目に見えないものの恐怖とで焦りや不安はどんどん大きくなっているような気がします。


加えて地図に従って目印をつけていたはずが、前に歩いた道に戻ってる。

コンパスは合っているみたいだし、地図が間違っているという感じでもないみたい。

ってことは迷ったというよりも何かが彼らをここから出さないようにしていると言った方がいいかも。


そもそも納鳴村って都市伝説扱いされているわけだけど

その割にはあっさり目的地にたどり着くことができました。

でも、明確にはその村の場所が明らかにはされていない。


もしかしたら行くことは簡単だけど、出ることができない村なのでは…

多分どれだけ歩いても下山は不可能なんじゃないかな??


これまでは怖いと思っていてもなるべく抑えられていたけど、

この怪奇現象の連続に下山組も冷静さを保てなくなってきています。


特にその焦りが見えたのは氷結のジャッジネス(CV:阿部敦)ですね。


監禁されているはずのジャックの登場に怯えて転がり落ちちゃった…

現在のところは生死不明ですが、氷結くんが第二の犠牲者となったのは言うまでもありません。

あれだけキャラ立っていたのに勿体無い…!!


というか、ジャックはどうやって牢屋を出たのでしょう??

牢屋が開いている場面が描かれていたし、美影も目撃しているから本人の可能性が高いですが、

その後すぐに姿を消しているところを見ると本物だったのかどうかすら怪しいところです。





氷結くんの行方が分からなくなったことで、ついに冷静でいられなくなった下山組。

慌てて山から離れようと軽く全力疾走です。


しかし、地図は当てにならなくなってきたし、目の前には地図にも記載されていない崖が現れたりと

納鳴村の恐ろしさを身を持って味わいつつありますね。


次に辿り着いたトンネルの奥でもマイマイが"でっかい光宗"を目撃して大パニック。

でっかい光宗って何!?って話ですが、ニャンタ(CV:稲川英里)は光宗だとは言ってない。


熊の声も熊っていう人もいれば、人の声とか警報、獣っぽいって言う人もいたし

聞こえ方がそれぞれで異なっていました。


もしかすると、真咲のよっつんが何者かについていったって話も

彼女には何も見えなかったけど、よっつんには何かが見えていたとか。


村の方でも運転手の行動に怪しさを感じていた

こはるん、ヴァルカナ、ダーハラの三人が彼を問い詰めたところ、

三人には見えていなかったけど、運転手の目には亡くなった娘さんが見えていたらしいし、

それぞれに見えているものが全然違っている。


心の中を大きく占めているものが目の前に現れていたりするのかな??


誰が死ぬとかそういうことが分かるリオンの目から見て、

下山組の中に死ぬ人はいないって話だから、氷結くんも生きている可能性が高いけど

何にせよ、なんかとんでもない村に迷い込んでしまったみたいです。


あと光宗の名前が本名だってことが明らかになりましたが、

それも今後何か意味を持ってきそうな感じですね。


4話まできてなんとなく進展してきていますが、まだまだ核心には迫りきれていない。

少しずつ少しずつ明かされている感じなので、先の展開が気になってきました。


とりあえず、ED映像の美影の顔にも不覚にも笑ってしまいました。

本編では見せないショボンって感じの顔がじわじわきます。


次回「ユウナ三人いると紛らわしい」


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