ハイキュー!! セカンドシーズン 第13話 感想 | あずきのアニメ日和

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第13話「シンプルで純粋な力」


第13話あらすじ

一次予選突破まであと一つ。

烏野の次の対戦相手は2m越えのルーキーが入部したことで一躍有名となった角川学園。

2mの長身選手・百沢雄大(CV:山本祥太)の前ではスパイクは簡単にブロックされ、

ブロックはそれよりも高い位置からスパイクを決められてしまい、意味を成さない。

苦戦を強いられる烏野だったが、百沢のプレーからまだバレーを始めて日が浅いことに気づく。

ブロックで止めることはできないが、打ち分けができない百沢ならクロスに絞ってレシーブすればいい。

西谷夕(CV:岡本信彦)澤村大地(CV:日野聡)が中心となって百沢の攻撃を防ぎ、

角川学園の勢いを止めた烏野は日向翔陽(CV:村瀬歩)

影山飛雄(CV:石川界人)の新しい速攻で反撃に出る。





ネタバレ含みます。


あと一つ勝てば代表決定戦に進出です!!

でも、あと一つっていうのがプレッシャーに繋がったり、妙に気持ちが緩んでしまったりして

ミスを招くことに繋がったりと、いろいろ危ない単語だなとスポーツにおいて感じることが多いような…


別に気を抜いていたわけではありませんが、烏野も最初のうちは百沢に大苦戦していましたね。

1年生で190cm近い身長の月島蛍(CV:内山昂輝)ですら大きいと思ったのに

2m越えって残りの高校生活で彼は一体どこまで伸びるのでしょうか…


でも、同じ1年生でも『黒子のバスケ』の紫原は208cmで百沢より大きい…

最近の高校生の成長はどうなっているんだ!?

漫画の中とはいえ、恐ろしい…


162cmの日向では当然のことながらスパイクもブロックも身長の差で百沢には敵わない。

170cm越えの先輩たちですら届かないくらいですからね。

高さがある選手が一人入るだけで、ここまで無名のチームが恐ろしい存在になろうとは。


しかし、角川学園もそのことでいろいろ言われて百沢に頼りきりな自分たちの不甲斐なさを感じたり

百沢のワンマンチームだってことは理解しているようでした。


それでも一つでも多く勝って、やるからには全国の舞台を目指す。

ある意味ではワンマンチームでも勝ちあがるための選択としては間違っていないと思います。


多少周囲の言葉を気にする場面こそあれど、

これが自分たちの戦い方だと割り切った様子も見せていました。

2m越えの百沢をいかに活かすかで角川学園は今後もっと強くなりそうですね。


一方、相手のサーブミスでようやく1点を勝ち取った烏野。

スパイクは2mの壁に阻まれるし、ブロックはその上から打ち込まれるから意味ない。

ようやく取れた1点が相手のミスというのはなんとも言いがたいですね。


烏野の良さは攻撃力の高さだと思うので、それが封じられているとなると…


でも、何も出来ないまま終わる彼らじゃありません!!

日向曰く「エロオヤジみたいな手の動き」を繰り返す影山。

調子がいい時はエロオヤジの手つきになるのかな??


なんか自分で「今日調子いいかも!!」って思う日あるけどね。

そういう日は大体上手いことスムーズに事が運んだりして。

逆に今日何やってもダメだってこともあるけど。


天はまだ烏野を見放したわけではないようです。

むしろ、彼らに味方してくれているのではないでしょうか。


ノヤっさんと澤村もアップやその前の試合の百沢のプレーから

彼がまだ初心者だということを感じ取ったようですし、そこから付け入る隙はあります。


打ち分けができず、クロス方向にしか打ってこないというか、

公式戦に出すためにそれしか練習してこなかったなら、クロスだけ警戒していればいい。

ブロックで止められなくても、スパイクが飛んでくる位置にレシーバーがいれば止められる。


とはいえ、やはりここはレシーブ力の高い人が適任なので、

ノヤっさんと澤村が中心になってという感じですね。

烏野の反撃はここからですよ!!


一方、自分が攻略されかかっていることに気づいていない百沢はここまで絶好調です。

身長でここまで優劣が判明してしまうと、思い上がった言葉も出てきてしまうものなのでしょうか。

「バレーボールって単純」なんて吐けるのは今のうちだぞ!!


ま、身長が小さい日向が人一倍頑張って動き回っている姿を見ていれば

そういう発想にもなるのかもしれませんが…


誰よりも走り回って、跳び回っても2mの壁は越えられない。

同情すらしてしまうかもですね。





とはいえ、烏野は鉄壁と言われた伊達工業に勝利したチーム。

たった一枚の2mの壁には屈しません。


合宿での特訓も自信に繋がっているのかもしれませんが、

やはりそこで得た経験や身についた技術はこの大会で大きな助けになりましたね。


影山の調子がいい今こそ新しい速攻を公式戦で試す絶好の機会。

あまりの嬉しさに日向の顔も大きく崩れてます!!


小笠原優(CV:富樫美鈴)曰く「エサ見せた時のうちの犬みたい」

犬と一緒かよ…

ちなみに原作では角川学園の選手のセリフになってます。


日向の動きについていくのは並大抵ではないし、それが囮の可能性もある。

だから予め百沢にはセッターの古牧譲(CV:内匠靖明)から

日向の動きよりもボールの動きを追うよう指示が出されていたようですね。


関係ない話ですが、古牧の眼鏡とテーピングの組み合わせが緑間と完全に一致で笑いました。


話を戻して、普通の速攻ならそれでも十分間に合うのかもしれませんが、

新しい速攻はボールを追ったところで遅い。

セッターに目を向けている間に日向がスパイクを決めちゃってますからね。


身長差で圧倒していただけに日向の攻撃は予想外だったのでしょう。

ただ上がったボールを打てばいいと細かい技術、戦術は二の次にしていた百沢は

ここで初めてバレーの奥深さを知ったのではないでしょうか。


身長差があっても追いつけない速さ

2mあっても止められない小さなスパイカーに百沢は翻弄されているようでした。

でも、日向との出会いは彼を大きく変えるきっかけになるかもしれませんね。





新しいに角川が対処できない理由は観戦していた烏養一繋(CV:中博史)

有り難い解説で明らかになりましたが、日向が学んできたテンポも大きく関係しているようですね。


セッターが上げたトスに余裕を持って助走を始める3rdテンポ

セッターがトスを上げると同時に助走を始める2ndテンポ

セッターがトスを上げる前に助走を始める1stテンポ


これまでの速攻は所謂1stテンポでしたが、

新しい速攻はトスを上げる前に助走を始めるのはもちろんのこと、

セッターがトスを上げる時点ですでに踏み切りも完了している状況

これをマイナステンポと語っていました。


確かにこれではボールに目を奪われている隙にスパイクを決められて当然です。

角川では対処がしきれないから他を止めることに切り替えたのは正しい判断かもしれません。

とはいえ、成長したのは日向だけではありません。


スパイカー4人が一斉に走りこんでくるシンクロ攻撃では的を絞りきれず。

かと言ってここで諦める角川でもなく、自分たちにできることで得点を重ね、

勝つことを諦めたりはしませんでした。


実際、烏野は百沢のスパイクをまともにブロックすることはできませんからね。

クロスに狙いを絞ったレシーバーも絶対ではありませんし、思っていたよりも熱い点取り合戦に。


しかし、自分たちより身長の高い相手と戦うことはこれから先いくらでもあることでしょう。

ブロックの上から叩き込まれるスパイクを止める手段は何もシャットアウトだけではありません。


ここで谷地仁花(CV:諸星すみれ)が前に習ったソフトブロックの出番か!!

人じゃないけど…


完全にシャットアウトするキルブロックでは2mの高さから叩き落される

スパイクを止めることはできませんでしたが、これも年の功というか経験の差というのか

澤村が高さが足りない日向、田中龍之介(CV:林勇)と百沢を止めるために用いたのは

スパイクを受けるブロックでしたね、まさに皿!!


百沢のスパイクを始めてブロックで受けたのでは!?


それだけじゃなく、普通の攻撃なら完全に止められていた日向も

ここで合宿で見せたブロックアウトを披露。

こちらも経験の差というのか、まだまだ素人な百沢の僅かな隙を見事に突いたラストでした。


最初のフェイントこそ完全に読まれてしまいましたが、

途中でフェイントでかわす場面があったり、ラストはブロックアウトを狙うことでスパイクを決めたり

日向の合宿での成果が大きく現れた試合だったと言えるのではないでしょうか。


何にせよ、烏野高校排球部が代表決定戦進出決定です!!

おめでとう~!!


でも、今回は合宿の成果もあって勝てた試合でしたが、来年からは角川ももっと力をつけてくるはず。


何より、単純だと思っていたバレーが思っていた以上に技術が必要だったり、

頭を使ったりするスポーツだったことを感じた百沢は今以上に練習を積んでくるでしょう。

角川が本当のチームになるのは夏以降かもしれませんね。


さて、代表決定戦に進出して、ひとまずは一安心な烏野。

でもなかったですね…清水潔子(CV:名塚佳織)がナンパされていました。

しかも、結構しつこい相手だったので、潔子さんも困りもの。


意外と田中とノヤっさんが潔子さんの周りにいないって大変なことなのかも…

日向が勇気を振り絞って潔子さんを救ってもあまり効果なかったですしね。

軽く投げられちゃったよ…


しかし、日向の並外れたバネはナンパ男の気を引くには十分すぎたようです。

一次予選には出場していませんでしたが、インターハイベスト4ですでに代表決定戦に出場決定済み。

ナンパ男こと照島遊児(CV:江口拓也)率いる条善寺がここで出てきたということは…!!


すっかり日向と2mの百沢を倒した烏野に興味そそられているみたい。

「遊ぼう」なんてまるで子どものような発言を残していなくなりましたが、

代表決定戦でぶつかる時にその"アソビ"というのが明らかになりそうです。


ベスト4ともなると、実力もあるでしょうし、決して楽な戦いとは言いがたいかもしれませんね。


次回からは再び東京遠征を挟み、さらに代表決定戦も開幕する模様。

原作の方が決勝戦も佳境みたいですが、烏野と音駒が全国の舞台で戦うことはできるのでしょうか。

いや、全国にどちらも進んでほしいですけどね!!


それと、代表決定戦開幕ということは王者・白鳥沢をはじめ、青葉城西も参戦してきます。

今回当たることはありませんでしたが、同じく一次予選を突破した伊達工業も登場。

見知った顔も多くなって面白いことになりそうですね。


主題歌も交代しますし、曲はもちろん映像の方も気になります。

二週間後なのが地味にキツいんですけど…!!

早く続きがみたいな~


次回「育ち盛り」


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