第9話「不屈の正義」
第9話あらすじ
強大な敵・深海王の出現により、次々敗れ去るヒーローたち。
駆けつけたジェノス(CV:石川界人)も致命傷まで与えることはできず、戦闘不能に陥ってしまう。
トドメを刺される寸前だったジェノスを助けに来たのは自らの意志で市民を守るべく
立ち向かうことを決めたC級1位・無免ライダー(CV:中村悠一)だった。
しかし、C級では歯が立たないと市民たちは絶望の表情を浮かべていて…
ネタバレ含みます。
前回に引き続き、深海王との戦いが描かれたわけですが、
S級17位・ぷりぷりプリズナー(CV:小野坂昌也)に続いて、ジェノスまでやられてしまうという。
それでも、最初のうちは結構いい感じに駆けつけて、
そこそこのダメージは与えられていたような感じがします。
とはいえ、それをすぐに回復させてしまう深海王の肉体は一体どうなってるの!?
これも雨の力あってこそなのでしょうか??
でも、片腕でも技を組み合わせて相当戦えていた方だとは思うんですけどね。
あの場面でまさか溶解液を吐き出してくるなんて思わないじゃない!?
そりゃ、庇わなかったら女の子は酷い死に方してたと思いますよ。
ただ、ヒーローというものに執着しているわけではなかったジェノスが
女の子を守るために必死になっている姿が見られるとはちょっと意外でしたね。
あの場面で庇わないっていう選択はしないと思いますが、
なんだかんだでちゃんとヒーローらしいことをしているなという感じはしました。
ただ、そのせいで大部分が溶けてむき出しに…
目の前でそんな姿見せられたら女の子にとってはかなりなトラウマに。
いや、女の子じゃなくてもあれはトラウマになるって!!
ジェノスだから生きてるのであって、ほかだったら死んでたよ。
よく今まで溶解液吐き出さなかったな…
とはいえ、ジェノスも相当なヤバい状況です。
戦闘不能状況で、身動き一つ取れないとなると…
サイタマ(CV:古川慎)が来るのを祈るしか!!
しかし、彼を庇い、立ち向かったのはまさかの無免ライダー。
C級ながらここまで来たこと自体をまずは凄いと思いますね。
でも、これといって力も持たない彼では深海王に潰されるのは目に見えてます。
それを本人もちゃんと自覚していたんだね。
それでも市民を守るためにヒーローであり続けようと彼は立ち止まることは選ばなかった。
これこそ本当のヒーローなんだろうなって思います。
彼が以前B級に上がることを拒んだのはそれが自分の手柄ではないということだけではなく、
自分の実力を分かっているからこそ、B級でやっていくことができないって
C級に留まっていたのだろうなって思うと…
無免ライダーは本当にカッコイイヒーローですよ!!
そして彼らの頑張りを無駄にしないサイタマもまた立派なヒーローです。
相変わらずワンパンで片付いちゃいましたけどね。
サイタマの強さがC級離れしているとはいえ、肩書きはC級ヒーロー。
そりゃ、その強さに疑問を抱く声が出るのは仕方ないとはいえ、
頑張ってくれたヒーローに対して感謝すらできない市民こそ一番残酷だと思いますがね。
守られるのが当たり前だと思っているバカのせいでサイタマはまた悪役です。
ヒーローとはいえ、生身の人間がほとんど。
そりゃ、怪人を前に勝てる可能性の方が低いでしょうよ。
でも、それでも誰かを守りたいって思って必死に戦った人に対する対応じゃないよね。
そんなヒーロー仲間を守るために悪役を演じる破目になったサイタマ。
気にしていないとはいえ、やっぱり市民から悪評ばかりというのは悲しいものです。
人類の危機をいくつも解決してきたというのにこの扱い。
サイタマの進む道はこの先も険しくなりそうです。
それでも、ちゃんと彼の活躍を見て評価してくれる人が少しずつでも増えればいいですね。
とりあえず、今回は一通だけ「ありがとう!!」の感謝を綴った手紙が!!
いろいろ書きたいことがあったんだろうなって思うけど、
伝え切れなくての「ありがとう!!」がいいですね。
それと、サイタマにはもう一通、ヒーロー協会からC級1位になったという通知と、
B級になる意思があるかどうかを問う面接があったみたいですね。
あんまり順位が上がっていないのはやっぱり頑張ったヒーローを立てるためについた
嘘のせいもあるのかもしれませんが、協会にすらインチキ呼ばわりされるとか酷い…
そもそも体力測定でどんなインチキすんだよ!?
それでも、一応ジェノスの師匠という立場も考えてか昇格する気はあるんですね。
また最下位ですけど、B級としてスタートを切ったわけか。
一方、ほかのヒーローたちは肉体だけでなく、心が傷つく場面も。
さすがにS級ヒーローまで敗れてしまったことが公にさらされれば
S級ヒーローとしての立場だけでなく、ヒーロー全体の市民からの印象にも影響が…
何よりプライドがズタズタですね…
特に今回のS級ヒーローの敗北に不満の声を漏らしていたのは
A級1位のアマイマスク(CV:宮野真守)でした。
ヒーローという立場上、その名を汚すようなことはしないでほしいのでしょう。
でも、彼自身もA級以上のヒーローに関して口出しする権利を持っているということは
実力はS級クラスでしょうし、自分で戦うということはしないのかな??
イマイチ底が見えてこない…
ただ、サイタマが深海王を倒したという話を聞いて
彼が正直なところどう思ったのかは気になります。
実は一度うどん屋で会っていますが、その時は眼中にもなかったのかな??
さて、無事にB級に昇格したサイタマですが、彼を探していた無免ライダーと偶然にも再会。
あの感謝の手紙は無免ライダーだったのか…
でも、感謝の言葉を伝え切れなくて、直接お礼を言う為に探し回るとかいい人ですね。
感謝したいのは深海王との戦いで敵を倒してくれたこともそうでしょうが、
何よりも頑張って立ち向かったヒーローたちを守ってくれたこと。
それと、C級だからって周囲が「駆けつけたところで無理に決まってる」って言う中、
サイタマだけは笑わずに同じ目線でいてくれたっていうか、
C級ヒーローの苦労も立場関係なくヒーローであり続けたい思いも共感してくれたっていうか。
二人とも本物のヒーローだなって思いましたね。
おでん屋でのやり取りとか雰囲気が良かった。
そういえば、服と装備を整えて戻ってきた音速のソニック(CV:梶裕貴)は
その後どうしたんでしょうね??
勝手に逃げたとか思って帰ったんでしょうか??
次回「かつてない程の危機」
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