第二十一章「別れの詩」
第二十一章あらすじ
パルス奪還のために着々と準備を始めるアルスラーン(CV:小林裕介)一行。
しかし、彼の仲間たちと新たに集った兵士たちとの間で些細な争いごとは絶えない。
ひとまずはナルサス(CV:浪川大輔)が自身の役職をルーシャン(CV:小山力也)に譲ることで
一時的に収まったものの、やはり王族に仕えるに相応しくないような人材ばかりが
何食わぬ顔でアルスラーンに仕えていることは納得がいかなかった。
そこでギーヴ(CV:KENN)を悪役に仕立て上げ、軍から追い出すことで収めようとしたのだが…
前回で少しは落ち着くかと思われましたが、
そう簡単には内部でのいざこざは解決しないってことですね。
それだけ、今のアルスラーン陣営は大きくなったということでもあります。
これを収めるためにギーヴが悪役を演じる破目に。
まぁ、アルスラーン一行の中では一番適任っちゃ、適任ですけどね。
殿下に忠誠を誓っているんだかいないんだか。
とりあえず、以前のように王族はみんな自分のことしか考えていないって思っているわけではないし、
「殿下になら付いていってもいいかな」くらいには思っていそう。
とはいえ、微妙な立場であることに変わりないですからね。
そりゃ、戦うために途中参加した人たちからしたら「なんで楽士!?」ってなりますもん。
それに掴みどころのない飄々とした感じはクソ真面目な騎士たちからしたら
あまりいい気持ちがするものではないかもしれない。
何食わぬ顔で普通に殿下の傍にいることなんて納得できないでしょうね。
まるで緊張感の欠片もないからね~
イスファーン(CV:小西克幸)個人としては兄であるシャプール(CV:小西克幸)を
射殺した相手っていうのが一番大きいと思うけど。
むしろギーヴは彼を救った恩人とも言えるんだけどね。
あの状況で助けるのは困難だったし、本人の望みを叶えたと言ってしまえば…
確かに受け入れがたい気持ちはあるだろうけどね。
結局、ギーヴが殺したことに変わりはないし。
ジャスワント(CV:羽多野渉)がザラーヴァント(CV:小野友樹)に絡まれるように
ギーヴにとってはイスファーンがその相手ってことになるのか。
殿下にずっと付き従ってきた仲間たちと、新たに加わった仲間たち。
彼らが本当の意味で仲間になる日は来るのでしょうか??
とりあえず、ダリューン(CV:細谷佳正)よ、計画通りとはいえ、何も殴らなくても…
お前さんそんなキャラだったっけ!?
なんか計画の上とはいえ、あっさりギーヴ追放されちゃいましたね。
ま、後々また合流するんでしょうけど。
あと、何も知らされずギーヴを必死に引き止めてた
キシュワード(CV:安元洋貴)がなんだか可哀想でした。
この人もアルスラーンに忠誠誓ってるはずなのに何も知らされてないとか…
さて、ギーヴがナルサスからの指示で追放という名のあるものを探しにに出て行ったわけですが、
一体何を探しに行ったのでしょうか??
一方で、ヒルメス(CV:梶裕貴)一行のもとを離れたクバード(CV:三宅健太)は
アルスラーン一行と合流しそうな雰囲気醸し出してました。
ザンデ(CV:森田成一)の差し金でパルス兵に教われてましたけどね。
ま、全然苦戦することもなかったですけど…
ヒルメスのためを想っての行動かもしれないけど、
ザンデがどこまでもアホな感じになってます。
なんだろう、ザンデの小物臭が止まらない。
小物臭といえば、ザラーヴァントを中心にイスファーン、トゥース(CV:土田大)も。
そもそもの目的はこの戦いの中で手柄をあげることだからね。
先走る気持ちがあるのは仕方ないかもしれないけど、
なんで競争してんの!?
ザンデに負けず劣らずのお馬鹿っぷりを発揮していらっしゃる…
イスファーンとトゥースはまともそうな雰囲気なのにね。
真面目すぎるのもいけないみたいです。
トゥースに関しては二人をこのままほっとくわけにもいかないって部分もあったのかもしれませんが、
その結果、ルシタニア軍の罠に三人揃ってはまるというお馬鹿っぷり。
そのおかげでアルスラーンたちが進みやすくはなっていますけど、
彼がこのまま仲間を見捨てるようなことするわけがありません。
ちゃんと捜索しようとするあたりが殿下の人柄の良さが感じられます。
それと、居場所を教えてくれたのがまさかのギーヴ。
なんだかんだで殿下のために動いてくれてるあたり、殿下を認めている証拠でしょう。
さて、殿下に迷惑をかけた三人はというと、
特に罰を受けることもなく、逆にその力を必要としてもらえるという。
殿下に感謝ですね。
ただ手柄のためにこの戦いに参加した三人も殿下の人柄に惚れこんだようで、
また殿下に心から忠誠を誓ってくれる仲間が増えましたね。
こうなってくると殿下にはなんとしても王の座に就いてもらいたいものです。
とりあえず、イスファーンはギーヴが影で動いてくれたことに気づいたのではないかと思います。
次に会った時はちゃんとお礼と謝罪をしなくちゃなりませんね。
そのギーヴはここから本格的に別行動。
最後に彼の前に現れたのがファランギース(CV:坂本真綾)というのがまたなんとも。
なんか雰囲気が今までに比べてよかったような…
ほんの少しでも彼女の心を開かせることに成功したか!?
でも、突然ウード弾き出したのは吹き出しました。
ギーヴおいしいキャラだな~
それよりもインパクトあったのはエンドカードですけどね。
あれで全てもっていかれた感じです。
『聖☆おにいさん』臭がする!!
次回「出撃前夜」
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