第71Q「これでも必死だよ」
第71Qあらすじ
黒子テツヤ(CV:小野賢章)の復活によって勢いづく誠凛。
それでも洛山との点差は20点以上あったが、諦めかけていた心を全員が立て直し、
自分たちにできることで無冠の五将に勝負を挑む。
火神大我(CV:小野友樹)ですら反応しきれなかった葉山小太郎(CV:増田俊樹)を相手に
5本を引き出した伊月俊(CV:野島裕史)は火神の守備範囲に誘い入れることで攻略。
一方、日向順平(CV:細谷佳正)の代わりに実渕玲央(CV:羽多野渉)と対峙することになった
小金井慎二(CV:江口拓也)は内に眠っていた力・野生で実渕を追い込む。
洛山にはキセキの世代の赤司征十郎(CV:神谷浩史)だけでなく、
キセキの世代たちがいなければ、"キセキの世代"と呼ばれていたであろう秀才たち
無冠の五将のメンバーが三人もいます。
となると、手強いのは目に見えているし、普通の選手で彼らを抑えるのは厳しいでしょう。
葉山もやっぱり心のどこかで伊月の評価を低くしていたみたいだし、
それが彼の敗因になっちゃいましたね。
念のために4本でのドリブルを見せましたが、
火神は抜けても鷲の目(イーグルアイ)を持つ伊月は抜けなかったようです。
鷹の目(ホークアイ)より視野が狭いとはいえ、侮っちゃいけませんね。
それでも、5本だったら確実に抜けるって余裕がどこかにあって、
実際に5本で抜けてしまったから、
伊月には5本を使ってれば大丈夫だろうって安心していたのかもしれません。
でも、ここまで赤司のマークを担当していたわけだし、彼に比べたら攻略は案外簡単。
頭がそれほどいいわけでもなかったから、ちょっと煽れば簡単に崩れてくれる。
伊月をナメきっていたというのもあるでしょうが、
彼とは相性が悪かったのかもしれませんね。
それでも、自分の力で今は敵わないって認めて、気持ちを立て直したことは評価高いよ!!
あのままだったら赤司に何をされていたか…
でも残念だったのは、この回あまり動いていないことです。
せっかくの葉山の見せ場となる速いドリブルがかなりスローで描かれていたので、
その速さが上手く視聴者に伝わっていないように思います。
ん~、ここはちゃんと描いてほしかったけど、
予告を見る限り次回は動いているようなので、力を次の回に回したという感じでしょうか。
第3期になってからいろいろ余裕がないなと感じることが増えた気がします。
絵が動かなくなったこともですが、話も結構端折ってたりする部分もあるし、
やっぱり無理に2クールに収める必要はなかったような…
面白い作品だけにちょっとその辺が残念です。
でも、最後はきっと作画がいい意味で爆発してくれると信じてるよ!!
残り1ヶ月、全力で駆け抜けてほしいですね。
それと今回、伊月のほかにもう一人見せ場があったのは小金井ですね。
いつもと同じように見えて、切り替えがしっかりできていたという印象です。
日向が幾度となく振り回された実渕のシュートにも釣られることはなく。
ここで小金井がまさかの野生を内に秘めていたことが発覚したわけです!!
シュートを完全に止めるというまではいきませんでしたが、
実渕の意表をついた動きを見せていたように思います。
相手に何もさせない虚空の硬直も自らの力で解くという活躍を。
とはいえ、それでも届かなかったことは誠凛にとって少々痛手にもなってしまいました。
意表をついても届かないということは小金井が虚空の硬直を逃れても
焦る必要はないということでもあるし。
ここで惜しいなと思うのは身長差ですね。
一般的に見たら「170cmもあれば十分じゃね!?」って感じですけど、
バスケ選手の中にいたら、それでは低い。
実渕ってオネエ口調のせいもあって身長をあまり感じさせないですけど、
実は188cmという190cm近い身長なんですよね。
洛山は赤司以外の全員が180cm超えという長身揃いなので、
高さが足りない誠凛には身長差も不利な要素です。
というか、赤司って小金井よりも身長高いんですね。
てっきり小金井の方が高いかと思っていた…
小金井自身、これが最後のチャンスだったと感じただろうし、
少なからず自分じゃ敵わないという実渕との差を思い知らされたことでしょう。
それでも、小金井の頑張りが無駄になるということはありません。
4ファウルをもらっているものの、まだできることはあります。
実渕のシュートの秘密に気づいた主将・日向が再び立ち上がるよ!!!
火神はトラ、青峰大輝(CV:諏訪部順一)は黒ヒョウ、葉山はチーター
そして小金井はネコ、後に山猫と言われていましたね。
原作通りの表現ありがとうございます!!!
野生ってそもそも野生のカンのことなんですが、
誰もが元々持っているものなんだけど、成長と共に失われてしまうものらしいです。
激しい訓練とか試合で取り戻すこともあるということだから、
もしかするとバスケを始めたことで小金井はそれを取り戻したのかもしれませんね。
「Mr.器用貧乏」と監督・相田リコ(CV:斎藤千和)から言われていた小金井が
ようやく選手として大きな一歩を踏み出したというか、
誠凛にとって大きな戦力になった瞬間ですね。
キツい練習もベンチで応援した日々も無駄じゃなかったよ!!
頑張った頑張った。
さて、高校からバスケを始めた小金井がこれだけの成長を見せてくれたのです。
いつか土田聡史(CV:井上剛)や1年生トリオももっと成長した姿を見せてくれるといいのですが。
ED映像がまた少し変わりましたね。
今度はインターハイからウィンターカップにかけてのシーン。
こうやって思い出のように振り返られると本当に終わりが近づいているのだと寂しくなります。
「続編来い!!」って思っていた第1期、第2期放送当時に戻りたい…
『黒子のバスケ』ってまだ映画やってないんだよね。
映画化とかしないだろうか…
今連載してるやつもまだ無理だけど、いつかアニメで見たいな。
緑間真太郎(CV:小野大輔)の髪型に初っ端から吹きそうですが…
ED差し替えカットは灰崎祥吾(CV:森田成一)と正邦の津川智紀(CV:古島清孝)、
岩村努(CV:吉開清人)、春日隆平(CV:早志勇紀)です。
特に絡みがあるわけではないですが、意外な組み合わせ。
気づかないだけで、こういう何気ないところで選手同士がすれ違っているなんてよくあるんでしょうね。
正邦は岩村たちが抜けた穴大きいだろうな。
多分、東京都の三大王者から落ちたのではないかと…
キセキの世代たちが入ったことで、秀徳は変わらずでしょうが、
誠凛と桐皇学園が新たに三大王者の一角にされてもおかしくないかも。
その辺が語られていないからまだどうだかは分からないですけどね。
エンドカードは今回大活躍だった伊月と小金井。
小金井がネタでも考えてるのかな??
伊月と小金井、どっちがギャグのセンスが優れているのか気になるところ。
次回「忠告だ」
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