前回の記事から随分と時が経って

しまいました (・・;) 

お久しぶりです。

 

 

希望の大学に決まらなかった?と

心配させていたらスミマセン。

今日は締めくくりのために書きます。

 

 

卒業生インタビュー後、間もなく

Likely Letter(内定書のようなもの)を

受け取り、息子はプリンストン大学*に

進学しました。



競泳でオリンピックを目指すことに

焦点を絞り切るなら州立大学で

強いチームを選ぶべきでしたが

人生の糧になる4年間という側面も

見据えて総合的に考えた結果

プリンストン大学を選びました。

 

*アイビーリーグの一つで、

創立274年。学部生プログラムで

全米ランキング総合1位の常連です。


学部生約5000名の95%が

広大なキャンパス敷地内の大学寮で

4年間共同生活を送ります。

アットホームでコミュニティの

つながりを大切にする大学です。


Amazon CEOのジェフ・ベソス氏も

プリンストン出身で、同窓生が集まる

イベントには顔を出されてます。

 

 

語り尽くせない貴重な経験と

一生つきあえる仲間に恵まれ

羨ましいほど充実した大学生活でした。

 

 

競泳については、

2016オリンピックトライアルの直前から

背中~腰の痛みが慢性化に向かって

しまいました。

競技で「自分の限界に挑戦する」

ことが当たり前だったので、息子は

もどかしいフラストレーションを

抱えていました。



それでもチームに貢献したい一心で、

腰をかばいながらギリギリのところまで

持ちこたえ最後の大会までやり遂げられた

ので、きっと悔いはないと思います。

 

 

2018年卒業週の一連の記念イベントでは

家族全員で参加し大学の伝統を味わいつつ、

学部パーティ、チームパーティ、全体式典、

プロムなど粋な計らいを数日間楽しませて

もらいました。

 

 

プリンストンで培った

縦(先輩・後輩)や

横(同級生)のつながりは、

卒業後、消えるどころか

在学中より広がって続いており

息子はそのまま東海岸に留まって、

社会人生活を送っています。


 

今後の進学やキャリアアップの道も

模索しているようで、20代にいろいろと

挑戦してほしいものです。



小中高大学と競技と学業を両立させる

のは、睡眠時間の確保も大変で

並大抵なことではなかったものの

振り返るとメリットや恩恵ばかりだった

と感謝しています。



・勝ち負けを超えた独自の目標設定


・GRIT 頑張り抜く力


・ここぞの時の集中力とメンタリティ


・小さな成功体験の積み重ね


・タイムマネジメント(時間管理)


・健康志向の身体づくり


・個人競技のようで実はチームワークを

 重んじて支え合う競技文化から

 切磋琢磨するライバルへのリスペクト


・チームメイトとの絆


・スポーツマンシップ


・インタビューや壇上で答えるスピーチ力


・社交性 等



泳ぐとストレスが水に溶けて

全身がスッキリ感じるそうで、

今でも陸の上より水の中のほうが

ラクらしいです(o_o)



娘も、兄の背中をみて新しい経験を求め、

東海岸で暮らしてみたいとメリーランド州の

ジョンズ・ホプキンズ大学に進学しました。

 

 

親元を離れて寮生活を満喫していましたが、

コロナ禍で自宅に戻り、西海岸時間の朝5時

からオンラインクラスを受けています。

 


せっかくの巣立ちの時間。早くキャンパスに

戻らせてあげたいですが、まだしばらくは

辛抱ですね。

 

 

ファイザーのワクチン開発ニュースに

希望の光を見出しつつ、

一旦こちらのブログは終えることにします。

 

 

お蔭様で家族皆元気に過ごしています。

お世話になった皆様、ありがとうございました。

 

 

 

アイビーリーグのうち Division 1の大学では、大学スポーツチーム への貢献を期待されて
入学審査を早めに通過すると、ライクリーレターLikely Letter という手紙が届きます。

Likely Letter は「入学が99%認められていると考えてよい」という内容で、
事実上の入学許可のようなものだと言われています。

その後、手続きの上では、Early Decision などの合格者発表に合わせて、
12月に、Likely(見込み)ではなく 正式な入学許可書が送られてきます。

このLikely Letterは1つのスポーツチーム内でも、発行できる数が限られており、
「進学します」という返事をしても、全員が受け取れるというシステムではありません。

リクルートトリップ後に返事をするタイミングや、その選手に期待する貢献度、
その年の戦力としての必要性(前年は平泳ぎの選手が多く入部したため、今年は必要ないなど。)
に左右されます。

このLikely Letter を誰に発行するかという段階は、高校生側も大学コーチも、
最もストレスを感じるのではないでしょうか。

タイミングや状況が合わずに、このLikely Letter をもらえなかった為に、
他の大学コーチに慌てて電話すると、もう自分の入るスポットはなく、
それから再び、進学先を探すことになったというケースも珍しくありません。

一方、Division 1 の州立大学やアイビーリーグではない私立大学では、
早い時期から確実な合格が約束される場合が多いので、
「入学希望=合格」となり、最終段階でのストレスは少ないでしょう。

* * *  * *  *  *  *  *  *  *

入学審査の一つとしてAlumni interview(その大学の卒業生の方との面談)
を設けている大学では、卒業生インタビューも大切な審査の一つです。

ですが、大学のスイムチームにスカウトされた息子の場合は、
進学先の決定→→大学のアドミッションからのLikely Letter が届く→
→卒業生とのインタビュー という順番になりました。
(進学先は、東部ニュージャージー州にある大学です)

まず大学のアドミッションから「もうすぐ当大学の卒業生(OB/OG)からあなたに
連絡が入るので、相談の上日時を決めて下さい」というメールを受け取りました。
そしてその後まもなく、そのOB面接官の方から直接メールをいただくという流れでした。

同時に大学コーチからは、「卒業生インタビューでは、飾らず、君らしく話せば大丈夫。
これからのネットワーク(人脈)づくりの第一歩だと思って、楽しんでくるといい。」と
励ましのメールを受け取りました。

「人脈づくり!? まだ高校生でもそういった意識を持つように諭してくれるとは。。」

私が高校生の頃は、大学へ行く前に人脈づくりだなんて、考えてみたこともなかったので、少々驚きました。。。

息子も、一人前の大人のように扱ってもらった期待に応えようと、
ニートカジュアルNeat Casual (キチンとした清潔感のあるカジュアルな服装)を選び、
緊張しながら面接の準備を整えていました。

実際は、それほど上手くいくことではないと思いますが、
「周りで接する人のガイダンスによって、意識の持ち方が随分変わるものだ」と
親としては感じた小さな出来事でした。




息子の面接をしてくださった方はニューポートビーチでご自分の名前がついた
ファイナンシャル関連のグループ企業を持つ方で、本当だったら、
普通の高校生がいきなり会ってもらえるような方ではなさそうでした。

緊張しながらもスターバックスで待ち合わせ、息子は1時間半ほどの面談を終えました。

やさしい方で、息子が伺ったいくつかの質問にも、適当に答えることなく
しばらく考えてから、必ず分かり易いエピソードを交えて、誠実に答えて下さったそうです。

大学時代の友人が、アマゾン.comを始めたメンバーだったという話や
ご自分もTrack(陸上競技)でLikely Letter をもらって入学し、4年間競技を続けた話。

大学院卒業後は、主にニュージャージー州の大学の強固な卒業生ネットワーク
のお蔭でここまで来られたということ。君もやりたいことがあったら、応援してくれる人が
たくさんいるだろうから、がんばりなさい、と励ましてくださったと話してくれました。

土曜の朝のスターバックスは犬を連れていたり、散歩途中のリラックスした人たちが
たくさんいて、和んだ雰囲気だったのも良かったようです。

これからは、こうやって、親が手が届く範囲を超えて、いろいろな分野の方と接しながら
大人になっていくんだろうな。。。失敗してもいいからドンドン行っておいで、と
笑って背中を押してあげられるかな。。。と思った週末の朝でした。





米国はサンクスギビングのホリデー連休で、のんびりしています。
恒例の祝日開けの大セールの開始時間が年々早まっているらしく
我が家でも子供達の希望で、夜11時からのセールに行ってきました。

息子にとっては、競泳国際大会参加で欠席していた授業分を取り戻すべく
連日机に向かっているところなので、息抜きには丁度よかったかもしれません。

この秋に、アジア2都市での国際大会へ18才以下の代表メンバーとして
参加できたのは、一生の思い出となる経験になったようです。

現在のコーチはもちろん、大学コーチ達からも
「良い経験になるから行った方がいい。。。でも学校の成績は下げないようにね」と、
励まして(釘をさして?)もらっていました。

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  

日本到着後、練習時間を利用して、金メダリストのアンソニー•アービン選手や
他のプロ選手の方たちに、目の前でデモンストレーションをしていただきながら、
スタートのコツなどを指南してもらうという恵まれた機会もあり、皆感激していたそうです。

そして、いざ大会がはじまり、金メダリストのチャド選手(南アフリカ)や松田選手、
荻原選手、瀬戸選手をはじめ、オリンピックレベルの方々と 競わせて 並んで泳がせてもらった
体験から、息子は世界レベルの泳ぎを肌で感じ、電話口で「やっぱりスゴイよ。。。」と
興奮気味に繰り返していました。

大会の結果や泳ぎについて、私がここで述べるのもどうかと思いますので、

オンとオフの、オフの部分について、いくつか書き残しておきます。

BoysとGirls合わせて20名ほどの小さなチームだったため、
和気あいあいとして結束も固い仲間達だったようです。

日本が大好きな息子は、胸を躍らせた日本滞在でしたが、
初来日である他のメンバーも予想以上に日本を満喫していたと
息子から聞いて、とても微笑ましく思いました。

大会期間中、Boys達が大ファンになったのが
-日本のスポーツドリンク(ポカリスエットやアクエリアスなど)
-プールに置いてあった自動販売機で買える、チョコモナカアイス
-ホテル内の温泉大浴場
-ウオッシュレット  
-ホテル併設のコンビニ(ローソン)       とのことでした。

早速初日から皆で揃ってホテルの浴衣に着替え、大浴場に入ったそうで、
はじめは「たくさんの人が同じお湯に入って汚くないのか」と聞いていた子も、
息子が「だからお湯に入る前に、まず体をきれいに洗うんだよ」と説明すると、
とても納得して、安心して入ったそうです。

熱めのお湯につかることに慣れていないBoys達は、露店風呂が特に気に入って
「リラックスできる。きもちがいい!」と大きなお風呂を満喫。
そんな彼らも、湯船の脇で、裸でストレッチしていた日本の方を見て、
少し驚いたそうです。周りにお尻が丸見えなのに、あんな大きな動きをするとは。。と

朝と夜の練習の合間に、チームで浅草に出かける時間もありました。
修学旅行の団体が沢山いて、質問攻めにあったり、一緒に何枚も写真をとったりと
とても賑やかだったそうです。「日本の先生は、生徒のカメラを20個くらい持って、
一つずつシャッターを押してあげていて、大変そうだったよ」と笑って話してくれました。

多くのチームが同じホテルに滞在していため、プール⇔ホテル間の移動バスでは
チャド選手とも乗り合わせることになり、Boys達は一緒に写真を撮らせてもらっていました。
ロンドンで金メダルをとった選手と、普通にこんな風にご一緒させてもらえる
のは、よく考えると、とても幸運なことだったと、今更ながら思っているようです。

日本の水泳協会の方々にも、大変お世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。。。


まだ日本に滞在したいという思いを残しながら、
素晴らしい日本大会の後は中国大会へ向けの移動となりました。

USA Swimming はドーピング教育にとても気を配っていて、このチームメンバーの選手たちにも
大会前のかなり早い時期から、毎週のように最新情報を送り、注意を喚起していました。
中国大会遠征に関しても、出発前から「現地では肉類は食べない」と決められていました。

ペキンに着くと、すぐにマスクを渡され、屋外では常にマスクを着用していたようです。
スモッグの数値が跳ね上がった日には、とても視界が悪く、濃い霧がかかったかのようで
Boys達もショックを隠せませんでした。

万里の長城に観光に出かけた際には、郊外なだけにスモッグの影響もなく、
悠久の歴史をゆっくりと実感できました。

ホテルでは、野菜と肉類は食べず、歯磨きをする際も、念のため
ボトル入りの水を使っていたとのことでした。

そんな中、オリンピック会場でもあったキューブに赴くと、数々の名場面の話で盛り上り、
チーム全体の士気も高まるとともに、同じ場所で泳げることがとても嬉しかったそうです。



Boysの一人は、高校の第二外国語授業でスペイン語を取った後、
ここ2年ほどは中国語もとっているそうで「よし、習った中国語を使うぞ」と
プールのスタッフや審判の方達などに、張り切って話しかけていたそうです。

審判の方達が、手足をきっちりと揃えて行進して入退場するのが
初めてみる光景で、とても印象に残ったとのことでした。

2都市2大会続けての参加は初めての経験で、メンバーたちは疲労困憊気味でしたが
楽しさと貴重な経験の有難さのほうが勝り、気力を充実させて戻ってきました。
加えて、今の自分ができる仕事はやり遂げたという思いもあり、良い大会となりました。

お蔭様で「自分も少しでもそのレベルに近づきたい」という気持ちが高まり
毎日の練習でも挑戦したいことが、たくさんあるようで、イキイキとしています。

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

今回、アメリカにいた私達には、大会の様子がよくわからなかったのですが
私の実家の家族や、水泳に詳しくない友人までもが応援に駆け付けてくれて、
Lineで「今〇〇競技中だよ」と実況中継をしてもらっていました。

「パイナップルのような可愛らしいマスコットが出てきて、応援を盛り上げていたよ」と
写真を送ってくれましたが、私たちが知らないだけで、きっと有名なキャラクターなのでしょう。
(名前を知らなくて、スミマセン)
余談ですが、さすがキャラクター作りに優れた日本ならではだねと、話しています。。