8・9・10・11冊めのコミックス。

「Wピンチ!!」全4巻。
 
 

 
 
 
どうでもいいけど、この頃のカラーイラストでは、キャラの口の中は色塗ってないんですよね。
そういう時代だったんですが…
今だとなんとなく気になります。
 
「Wピンチ!!」は
コミックシーモアさんや
https://www.cmoa.jp/title/114491/
 
マーガレットBOOKストア!
http://margaretbookstore.com/item_list.html?request=search&category_cd=&condition=&siborikomi_clear=1&keyword=W%E3%83%94%E3%83%B3%E3%83%81
 
その他でも、無料試し読みできます。
 
冒頭のシーン。
う~ん、眼がデカイ(笑)
 
「Wピンチ!!」は私の『りぼん』での32p連載では一番長いものになります。(「ラブわん!」は途中から16p連載になったし。)
 
初めてイベントでサイン会やらせてもらったり、付録でトランプのイラストを描かせてもらったり、人生で最もマンガ漬けの2年間弱でした。
 
数ヶ月間布団で寝られず、仕事部屋の片隅で座布団ひいて丸くなって休んでた時期もありました…
ぐっすり眠っちゃうと起きられなくて仕事がまにあわなくなるのが怖くて…( ;∀;)
 
でもそんなの、本当の看板作家さん達のプレッシャーやプロ意識に比べたら全然なまぬるかったと、今でも本気で思います。
 
本当に『りぼん』で看板はれる作家さんというのは、どんなに大変でも依頼された細かいカットもひとつひとつ完璧に、絶対崩れない可愛い絵で、あのアナログ時代に一切ムラなく仕上げて、なおかつ当然のように本編の漫画でもトップのアンケート結果を残す、そんな超人的な先生方でした。
 
私は元からカラー絵が苦手だったり、女の子受けする可愛い絵のセンスがなかったりで、苦労したわりにあまり気に入った絵が描けませんでしたね(^^;
ストーリーも普通の読者さんが喜ぶ展開とはちょっとズレてたり。(好きで描いてたんですけど)
 
本当に才能やセンスがあって、さらにプロ意識の高い人には追いつけない、乗り越えられない壁を実感した時期でもありました。
 
もちろん楽しいこともたくさんあったけど、看板作家さんが血反吐吐く思いで支えてくださってる雑誌で、中堅どころで好きなようにやらせていただいてた申し訳なさは感じていましたね…(^^;
 
子供の頃から大好きだった『りぼん』で、まがりなりにも連載作家のメンバーに入れていただいてた!!…この感動は今でも忘れていません。
 
幸せなまんが人生だと思います。
 
もちろん、これ以降がもっと長いんですけど。