都会で生きる田舎娘のアメブロ -2ページ目

滞在時間30分の旅・その3

とにもかくにもあずさは走る。

この特急あずさ、新宿の次は八王子、八王子の次は甲府、という、途中の駅を「これでもか!!」とばかりにすっとばす特急電車です。

普通に料金を払うと、

普通運賃2210円+特急自由席1300円=3510円

ですが、回数券を買うと、

6枚つづりで16800円。

一回あたり2800円で済みます。


済むんですが・・・

済むんですが、乗らないで期限が切れちゃったら大損ですからー。


途中、甲府盆地の夜景を堪能しました。

甲斐大和駅周辺の夜景は、本当にきれい。

この夜景を見ていると、甲府ってのは本当に盆地なんだなぁとしみじみします。


あ、わたし、「田舎娘」と名乗っていますが、甲府出身でも山梨出身でもございません。



とにもかくにも、甲府駅到着ーー!!

都会で生きる田舎娘のアメブロ


↑証拠写真。

20時31分、甲府駅に到着です。


とある事情でお願いしておいたブツを受け取り、マクドナルドで打ち合わせを10分ほどいたしました。

向こうの方は、

「こんなところまで、これを取りにきてくれるなんて・・・」

と、感激してくださっていましたが、

違うんです・・・


期限が切れるのがもったいなかった、貧乏根性なんです、とは、言えませんでした・・・

ごみんなさい。

そのぶん、いい仕事してお返しします。



打ち合わせが終わっても、8分くらい余裕があったので、

駅前の武田信玄の銅像の前へ。

残念ながら光が少なくて、携帯カメラでは撮影できませんでした。


いいカンジに酔っ払ったおっちゃんに声をかけられ、


「どっからきたの?」


「東京ですよー、さっき着きました。」


「ほー、今日は、どこに泊まるの?」


「えっと、21時のあずさで帰ります」


「・・・妙なおねーちゃんだなー!!」


と、大笑いされちゃいました。

いいんです、ネタになるために生きてるのラブラブ

そういうことにしておいて。


そして

都会で生きる田舎娘のアメブロ


21時08分、新宿に向けて出発です。


滞在時間、およそ30分。

本当はもっと居たかったけれど、これが新宿駅への最終の特急なんだよねー。


特急に乗るためだけに、走って転んでムチャやって。


それでも、楽しかったよ。

電車の窓から流れてゆく景色は、私の知らない何かを知っていそうで。

銀河鉄道で機械の星を目指す哲郎は、こんな気分だったのだろうか、

なんて、想像してみたり。



そして22時40分ごろ、新宿駅に戻ってきました。



お仕事して会社帰りに、移動時間往復で3時間、目的地滞在時間30分。

でも、帰宅したのは、0時前。


なかなか有効的な時間の使い方を・・・

したような、しないような。


まぁ、いいか。

滞在時間30分の旅・その2

自分の計画としては、

18時に退社する。

走って駅まで行く。

走ってホームに到着。

なんとか18時30分発の特急に乗る。


これが目標だったのですが、ちょっとしたハプニングがあり、社を出たのが18時30分。

特急かいじ&あずさはは30分に1本という運行状況なので、

19時発車の特急に予定を変更することにしました。


知ってる人は知っていると思うのですが、

この特急、新宿駅の果ての果てから発車するんだな。

乗ろうと思ったら、どのホームからもムチャムチャ遠いんです。

新宿駅到着が18時45分だったので、

ひょっとしたらマズいかも??

と思いつつ、走ってなんとかホームにすべりこみ!!


イイトシして、階段でコケて、爪を一本折ってしまいました。

爪よりも、まわりの人の視線のほうがイタかったですよ、ホント。


食料もないと困るので、

都会で生きる田舎娘のアメブロ


コンビニでサラスパ購入。

あーんど、新宿名物「とりめし」(駅弁にしては超安い500円)、そして生茶をお供に、まずはしゅっぱーつ!!

1時間半の特急の旅です。

滞在時間30分の旅。

7月3日、月曜日。

この日は朝からイヤな予感がしていた。

いや、正確には週末からイヤな予感はあったのだ・・・

もしかして・・・もしかして・・・



そのイヤな予感を抱えつつ出社、机の中に忘れてしまった手帳を開く。


やぱーりだよ・・・

都会で生きる田舎娘のアメブロ



特急あずさ回数券、7月4日まで有効。しかも3枚。

やっちまった。

ワールドカップによる休止期間を考えてなかったので、

いつものように、

「このくらい買えばいいかー」と、買ってしまったのが運の尽き。

あまっちゃった。

どうしよ、テヘ。

なんて悩むヒマも惜しい、今日は頑張れば定時18時には帰宅できそうだ。よーし、こうなりゃいっちょやりますか。


転んタダで起きるのもなんなので、行き先でアポを入れました。

昼休みに、相手先に電話をして、

「こないだ頼んでいた、○○をもらいにいきますー。

駅まで持ってきていただけませんか?」

と、お願いしたところ、OKが出ました。


こうして、無謀な旅が始まったのです。

生きることを考える


いきなりしょっぱなから、こんなに重いエントリーをすることになるとは思いませんでした。

正直、今もかなり動揺していて、うまく文章がまとまらないかもしれません。

そのくらい、ガツンときました。



サッカーを通じて仲良くなったお友達がいます。

(いつもならここで、○○さん<仮名>、と名づけるところですが、ご本人が

特定できてしまうかもしれないので、今回は人物紹介にも載せません・・・>

明るくて、ほがらかで、そしてとてもサッカーを愛している人で。


彼女は私よりも4歳年上。

出会った頃、私は20代後半で、年齢を重ねることに、

少しだけ恐怖を感じていた頃でした。


20代後半って、女性にとって非常に微妙な時期だと思います。

体力の衰えを感じ始めたり、

若くはないことを実感したりするけれど、

かといってまだまだベテランとも言い難い。


バリバリ仕事をしている女性ならなおさら、

「結婚はどうしよう」「出産はどうしよう」「このまま仕事を続けられるのかな」

自分の人生モデルを考えるとき、一番ターニングポイントになる時期です。


(社会心理学者、ダニエルロビンソンはその著書、「ライフサイクルの心理学」で、

30代前半が一番のキャリアクライシスであると述べていますが、

私が思うに、女性の場合は20代後半にクライシスがやってくるのではないかと思います。)



なんとなく、不安を抱えながら、でも、のんびりとごまかしごまかし生きていたその頃、

彼女と出会いました。



彼女は30代を迎え、生き生きと輝いて生きていました。


いいよ、楽しいよ、やってくるものを迎え入れよう。


自然体、という言葉があります。

私はこの言葉、凄く不自然でおかしいよな、と常々思っていますが、

彼女は嫌味なく”素”を楽しめる自然体で生きているひとでした。



あぁそうか、年をとるって、怖くないんだ。


サッカーに出会い始めて間もないころだったので、

彼女の語るサッカーの世界も面白く。

私もどんどんのめっていきました。



そんな彼女から、衝撃の告白がありました。

「私は、急性骨髄白血病なんだって。

7月から、入院するよ」

と。



(急性骨髄白血病に関する情報はこちら、Wikiペディアでご確認下さい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%80%A5%E6%80%A7%E9%AA%A8%E9%AB%84%E6%80%A7%E7%99%BD%E8%A1%80%E7%97%85

最近では歌手の本田美奈子さんが亡くなられましたが、歌舞伎役者の市川さんは闘病し克服なさっています)



ショックでした。


あまり年齢も違わないし、まだまだこれから。

身近な人が、重い病気と闘うことになりました。


数日前から、

「調子が悪いんだけどね、検査なんだけどね、病名をね、聞きたくないんだけどね・・・」

ということで、気にしていたのですが。

今日、はっきりと知りました。





私の目標は

「死ぬまでに100万回、心の底から笑う」

ことですが、この目標にはカラクリがあります。

カウントしてないんです。

そ、だからいつまでたっても達成はされないの。

カウントなんか始めちゃいけない。

それは終わりに向かってのスタートだから、ずるずるといつまでもスタートを切らない。



ズルいでしょうか。

ズルいでしょうね。



こうやってズルっこしているのは、自分自身に、まだまだ続く未来があるからなのです。

限りある、限りない未来。

終わりが見えないから退屈で、あと60年以上何をして生きようか、なんて、

のんびりのんびりしてしまいましたが、自分におしまいが見えてきたらどうなるのでしょう。


きっと、あがいてあがいて、執着するのでしょう。


手塚治虫はその名作、「火の鳥」で、時代を超えて不老不死に執着する人間の姿をあますことなく描きました。

その根底に流れるのは、人間の本能、死への恐怖です。

死ぬのは怖い。

いつ終わりがくるのかわからない。

でも、生きるのも、果てしなく長い。

年老いていくのは、イヤだ・・・


無意味に長くなってしまいました。
けれど、感じたことは感じたままに、書き記しておきます。
無限に続く毎日、だと思っていた人生は
有限の私の資産なんだよ。


そんなことを思いました。


あのね、絶対良くなってね。
そして、スタジアムに行こうね。


ご本人がよくなるまで、このURLは通知しません。
こっそり、こっそり、ここで吐かせてください。

本人を前にしたら、私、泣いちゃいそうなんだもん。
ヤバイ、今、既に辛くなってしまった。



生きることってなんだろう。

自己紹介&登場人物の簡単な紹介

■□■自己紹介■□■

東京という大都会で毎日楽しく生きるごく平凡なオタク女。

20歳頃まではオタクであることを隠そうと、それなりに取り繕った人生を歩んできましたが、人の本性なんてそうそう隠せるものでもないな、ということを悟り、現在はオタク人生を満喫中。

某雑誌の「艶女(アデージョ)」に対抗して、「ヲタージョ」が流行語になったらいいのに、と、妄想しています。流行らせようかな。ムリだよな。

モテ系に憧れますが、その努力ができないので指をくわえて「モテ系いいなー」とよだれを垂らしています。

密かに彼女たちに萌えの妄想を抱くことがあるのは公然の秘密です。

文章表現がまわりくどいのは、ヲタのせいです。

気にしないで下さい。


人生の目標として、

「死ぬまでに100万回、心の底から大笑いする」

を掲げています。



■□■登場人物■□■(随時更新)

この日記には私の友人が沢山登場する予定です。

あれ?この人誰だっけ?ということが起こった際に参考になさってください。

なお、登場人物は仮名でお送りしています。

似たような人が知人に居るんだけど、と、思った方。

その人はタブン

アカの他人

です。

本人たちの名誉のために言っておきますが、

決してネタにされるような妙な人であるわけがありません。



☆先生(56歳、身長160センチ)

私の学生時代の恩師。あるテーマを一緒に追求してそろそろ13年が経ちます。

在学中も卒業後もお世話になりっぱなしで、私は心からこの先生を尊敬しています。

白亜の塔に住んでいるので、世間をまったく知りません。

変人ですが、一応大学教授です。



☆キシタニ(29歳、身長178センチ)

学部時代の後輩。

なんだかんだ言って10年以上もああでもないこうでもないと仲良くしている。

急激に相談の電話がきまくったり、逆に年単位で消息を知らなかったりする。

最近頻繁に連絡をしてくるのは、ほんにんが悩んでいるためと思われる。

勤めもエエトコ、本人もエエトコのボン、容姿もジョウボンとまでいかないまでも悪いわけではないのに、女運にまったく恵まれない人生を送っている。