興味のある方は少ないかと思いますが肺移植前の薬の話です
書いたことなかったので記録しておこうと思いまして。
↓移植前の3年半くらいはこれで固定でした。
*内服薬*
抗生剤
クラリスロマイシン錠200mg 朝夕食後
去痰剤
カルボシステイン錠500mg 毎食後
アンブロキソール塩酸塩徐放錠45mg 夕食後
気管支拡張剤
テオフィリン徐放錠(24時間持続)200mg 夕食後
クレンブテロール塩酸塩錠(スピロペント)10μg 朝夕食後
おまけの
胃薬
ファモチジン口腔内崩壊錠20mg 朝夕食後
*吸入薬*
スピオルトレスピマット 1日1回2吸入
以上
内服薬はみんな1回1錠で、まとめると
朝4錠
昼1錠
夕6錠
で今と比べると少ないです!
そんなに数が多くなかったので、薬のシートそのままからぴぴぴぴっと取り出して飲んでいました。
それで困るのが薬を飲んだか飲んでないかたまにわからなくなっちゃう時でした…キオクガナイ
殻が残らないので。
あと移植直前は利尿剤フロセミドも飲んでいました。(20mg半錠→1錠)
内服薬、昔は上記的なものに加え
ダーゼンとかレフトーゼとかも飲んでいましたね…。
調べてみたら2つとも販売中止していたぁぁぁ。
あと抗生剤もプラス1種類でレボフロキサシン(クラビット)とかをずっと飲んでいました。耐性菌大丈夫だったのかな…。
クラリスロマイシンを飲んでいたのは、マクロライド少量長期療法ですね。(エリスロマイシンやクラリスロマイシンのマクロライド系の抗生物質を少量長期間内服する)
言われたことはないけど多分。
びまん性汎細気管支炎は、以前は5年後生存率6割の予後不良の病気だったけど
マクロライド療法が導入されてからは5年生存率は9割以上に改善したらしい。
↑という情報が10年くらい前には難病情報センターのサイトに載っていたのに、今はもう項目自体ありませんね。特定疾患じゃないからかな。
確かに私も5年では全然死なない感じだったけど、年月やら無理を重ねて少しずつ悪くなって行った感じですね。18歳で通院を始めてから、移植した去年で丁度18年でした!
まぁ経過は人によって様々だと思いますが。
初期に治療を始められれば治る…らしい。
次回は吸入薬の変遷について書きたいと思います。