先日、1月の受診をして来ました。
空いていて採血、レントゲンとも待ち時間ゼロでした
診察まではいつも通り待ちましたが…。
診察。
サチュレーション(酸素飽和度)は92、脈拍は102で先月とほぼ同じ。
(酸素は3リットル)
血液検査の結果は白血球1万、CRP(炎症反応)が1.5くらいで
私の基準としてはとても落ち着いている
レントゲンは右肺が先月よりも広がっていて、
左肺は新しい影があるけど様子見。
ということで体調は悪くない。
体調は悪くない、のだが…。
最近気になっている、
・ずーっと安静にしていればサチュレーションが94まで上がっていたのがここ2週間くらい92までしか上がらない
・咳き込んだあと苦しい
ということを主治医の先生に訴える。
先生は
・外出頻度や歩く距離は変わらない
・1日に出す痰の回数も50〜60回で変わらない(去年辺りからこれくらいで、以前よりちょっと減りました☆)
と聞き取りをした後、
「手が冷えているとパルスオキシメーターで酸素の値が低く出るからそのせいかもしれません。
苦しくなるのは、咳き込むと酸素が吸えなくなってしまうからですね。
咳き込んだ後は一時的に流量を7リットルまで上げてもいいですよ。」
と答える。
えっ手が冷たいせいなの?
咳き込んで酸素が足りなくなるのは、腹筋を使うのもあるんじゃないかと思う…。
(流量を上げられるのは、酸素濃縮器の近くにいる時だけだな…(笑)と家に帰ってから。)
言うのがちょっとためらわれたけど、更に
「前は安静時の流量のままで少し動いても
サチュレーションは80台までしか落ちなかったのに
最近は70台まで落ちるので嫌だなぁと思うんです」
と言ってみる。
先生は
「動く時は流量を上げてください」
と、
当然・あるべき突っ込みを的確に入れたあと
そういう病状だから肺移植するんでしょっと優しく諭してくださいました。
改めて言われるとちょっとうるっとしてしまう。
ずっと少しずつ悪くなっているのですっかり麻痺です。
「何もなくても(細菌感染で?だったか)炎症を起こして肺が少しずつこわれていってしまうんですね。痰も出しきれませんし。悪くなるのを遅くすることしかできないんです」
…という先生の話を聞いて、変な反応かもしれませんが…。
私は、排痰とかの体調管理を完璧にすれば肺は悪くならないんじゃないかと思っていて、
悪くなってしまう度に自分の体調管理が至らなかったせいだと思っていたので
何もなくても悪くなってしまうと聞いて救われた気持ちでした。
(まあ自分が失敗した部分もやっぱりあるんでしょうが。)
痰も「出しきれないもの」という認識なんだなぁと…。
先生は理解してくれている!&出しきれなくても(ある程度は)仕方ないんだよなぁ…と、なんだかほっとしました。
その後
「7リットルまでは上げられるので、休み休み」
と言われ、
7リットルまでしか上げられないのかな? と思ったけど深く追求せず…。
移植まで頑張りましょう〜といった感じで話は終わった気がする。
不安だったことを話せて、ちゃんと受け止めていただいたので
晴れ晴れとした気持ちで帰路につきました
いい先生だよなぁ〜。
最後までお読みいただきありがとうございました。