在宅酸素療法の費用、23,040円/月。(3割負担なので。)

たっか!

毎月2万3千円の固定費増は痛い、重い。

私パート続けるの厳しくて辞めちゃったし。

収入減プラス支出増で家計に大ダメージ!

フローの改善を図らねば、ということで障害年金を貰えるか調べてみました。

 

***

 

在宅酸素療法をしていると3級らしい…?

というのはぬか喜びで。

 

 

障害年金には障害基礎年金と障害厚生年金がある。

障害基礎年金は1級と2級、障害厚生年金は1〜3級がある。

どちらに該当するかは、初診日の時点で国民年金と厚生年金のどちらに加入していたかで決まる。

というのが基本的な情報で。

 

私の場合

 

初診日は18歳の時なので「20歳前傷病」に該当

20歳前傷病は強制的に障害基礎年金(年金を納めていたかは問われない)

なので障害厚生年金は貰えないし、障害の程度が3級の場合は障害年金自体貰えない

 

ということがわかりました。

 

 

………………。

 

病気でつらいけどがんばって働いて、厚生年金も納めていたのに!

 

初診日が会社員時代じゃないからという理由で障害厚生年金は貰えず、

もし傷病の状態が3級と認定された場合、障害基礎年金は2級までで3級はないので、

障害年金自体が貰えない。

 

私が納めた厚生年金保険料、累計142万円はどうなるの!?(ねんきん定期便より。)

 

数年しか働けなかったので、勤続何十年の方とかと比べたら少ないものなのだろうが…。

 

 

初診日については、これまで多くの方が涙をのんでいるらしいが、

私も同じ不満を述べよう。

 

障害年金は何で初診日にこだわるの⁉︎

 

症状がじわじわと進む内部障害には不利な制度です。

 

ちなみに初診日から1年6ヵ月後の障害認定日時点(私の場合、20歳を超すので。)で、

私は全然軽症でとても障害状態とは言えなかったので、

遡及請求もできません

 

 

障害年金が何で初診日にこだわるかは、

今まで年金を納めてなかった人が、障害年金を貰うために納め始めるのを無効とするため、というネットで見かけた説(うろ覚え)が一番しっくり来るわ…。

だとしたら、そんな懲罰的な理由のために私を始め多くの人が不利益を被るのか。

 

私はちゃんと学生納付特例とか申請してたし、無職時代もちゃんと国民年金納めてたのになぁ…。

未納期間ゼロですよ? 

てゆうか20歳前傷病だから関係ないんだが…。

 

 

吉野千賀『スッキリ解決! みんなの障害年金』という本では、

初診日を重要視する理由として2つ挙げられています。

 

1 初診日を確定して、「資格や納付要件を確認する」こと

2 初診日を起点として1年6ヵ月後の「障害認定日」が決まること

 

まあ事務処理をするのに必要なんだよ、ってことなんでしょうが。

 

別に初診日から1年6ヵ月以内じゃなくても、在宅酸素療法を始めた日とかを障害認定日にできるようにすればいんじゃんねぇ(有利なほうを選べるようにする)、とか、

過去に厚生年金納めてた人はみんな障害厚生年金を請求できるようにすればいいじゃんねぇ、とか、

てゆうか障害基礎年金にも3級を作れ! とか思いますが、

制度に不満があるなら国を相手に行動を起こすしかないのかもね…。

そんな気概もないし、財政難だから出費が増えるような訴えは認めないんだろうし。

諦めはいいほうなので、障害厚生年金も遡及請求もしゃらっと諦めます。

 

 

私は20歳前傷病で選択肢がなかったからまだいいけど、

会社で働いてて体壊して辞めた人なんか、会社員のうちに受診してればいいけど、

辞めて国民年金になってから受診するともう障害基礎年金しか貰えなくなるから、

ちょっとの差ですごく悔しいだろうなと思う。

 

今厚生年金に入ってる方は、辞める前に受診することをお勧めしますよ。

初診日に注意!

診療の記録とか領収証は取っておこう!

…て、大抵の場合まさか自分がやがて障害年金を貰うことになると思って生きてないよね。

 

***

 

ということで、私に残された道は

2級に引っかかることを期待して障害基礎年金の事後重症請求をすることですかね…。

事後重症請求は、もし認められたら支給が申請月の翌月からになるから、早く手続きしなくてだわ…。

 

あとは、家計の節約のために、障害者手帳を私は取る!

障害者控除を受けるのだ(夫が)。

年末調整に間に合うよう、早めに手続きせねば。

 

 

ちなみに「私が納めた厚生年金はどうなるの!?」問題について。

さらに調べてわかったことですが、

もし65歳まで生き延びれば老齢厚生年金が貰えるみたいですね。

障害基礎年金+老齢厚生年金の受給が可能。

まぁ、私たちが貰う頃には支給年齢がさらに70歳とか75歳に引き上げられているんだろうが…。

年額9万4千円(少な)を貰うためにがんばって長生きしますかねぇ…。

(↑これもねんきん定期便より(笑)。)