1月に職が変わり、今までになかった出会い方やタイプの方から

お話を聞くことが増えたのですが

タイトルのように

「勉強してもできるようにはならない」

といった発言を耳にすることが複数人からありまして。

 

例1、料理人の女性。

経歴としては調理師学校→某会員制レストランに就職→別のレストランに転職

で、現在は「おまかせでお願い!」と頼むと

機転のきいた料理を作ってくれるスーパー料理人なのですが

昔学生(調理師学校在学中)の時、当時の彼氏に

料理できるよ、と嘯いて作ったご飯が大失敗したそうです。

しかもメニューはご飯と肉じゃがと味噌汁という定番どころ。

「調理師学校通っててそんなことってあるの?」と聞いたところ

正直調理師学校通っても料理できるようにならないですよ。

とのご回答。

調理師学校出た人はみんなあんな風に料理できるんだと思い込んでいたので

目から鱗というか、ただただ驚きでした。

 

例2、コンサルタント。

経営戦略や新規事業開発をするコンサルタントで

月に数回、かなりハイレベルな事業をする方とお会いするらしく

お会いする相手の方が書いたビジネス本、というのを見せてもらいました。

「へー勉強になりますね…」と呟くと

でもあんまり本読むと実際に仕事できなくなったりするよ。

…ほう?

知識をぶら下げ過ぎると結局何もできない奴になっていく、

というのがその方の持論らしいのですが、

凡夫たる筆者は首をかしげるばかりでした。

 

例3、某地方での起業家

なかなか変わったお方で、都会で広告やIT系の企業にて人事を勤めた後

実家のある地方にUターンし、そこで起業をしたという経歴。

驚くべきは「これがしたい!」というのがないまま

勤め人の自分に疑問を感じで起業を決意し実行したということ。

「よくそれで起業されましたね?」と話しかけると

「めちゃめちゃできるビジネスマンって、知識と経験が両方共あると思うんだけど

 普通の人間が知識を入れようって方向でスタートすると

 そのまましぼんじゃうのを結構な数見てきた。

 結局、アクションしないとどうにもならない。

これ、図解していらっしゃったのですが

実際に見てやった人の言葉の説得力は相当なものでした。

 

 

ここらの例で、大体皆さん共通するのが

「勉強とか計画ってそれほど何かやるのに当てにならない

 やってこそできるようになる」

という考えなのですが、最終は思い切りで、やったらどうにかなるのでしょう。

 

しかし、

この「やろう」という思い切りはどうやったら生まれるのだろうか…

それを考えているから筆者は凡人のままなのか…

仕事終わりにつらつら考えては身近な偉人たちに憧れる日々はまだ続きそうです。