異業種交流会、という言葉は知っていたのです。
ただ、それって結局何なの?というところはつかめずにいたある日。

高校時代の友人から
「私が時々行ってる異業種交流会みたいなのがあるんだけど
 若い人入れてって言われてるしよかったら来て!」
とのお誘いが突然LINEで。
千載一遇のチャンス、到来いたしました。

友人(某IT系企業の営業)と一緒に会場(ちょっと広めの居酒屋)へ向かうと
いるわいるわ老若男女。
そして主催者の方とご挨拶。
友人と同じ業界の方らしく、年は筆者たちの10ほど上。
広く友達付き合いや仕事に繋がるような方が見つかれば、ということで
月々開いているそうでした。

異業種…というものの、主催者の特性からかやはりIT系が多いようで
参加者はおよそ30人程度といったところでしょうか。
半数程度が初参加のようで、たどたどしく周りの方とお話などしておりましたが
思ったことが1つ。

おっちゃんの相手…割りと疲れる。

いやおっちゃんが全面的に嫌いなわけではないんです。
筆者一応ファザコンですし。

しかしその時参加していたおっちゃん達は割りと上から目線が多いというか…
そして内輪受けで笑ってる感じというか…
悪い人たちではないんでしょうけど、やや疲れました。

結果若者と話してることの方が多くなり
ぴっかぴかの社会人1年目の子とお話したり、起業したばかりの青年に話聞いてみたり
それはそれで面白くなりましたが。

異業種交流会というものの、業種が比較的偏っていたためか
仕事の話は時々輪に入れないところがあり
難しいもんです。


そしてこれが異業種交流会か…!と恐れおののいた点が1つ。
自己紹介とともに名刺交換が入る。
たまたま名刺入れ持っといてよかった…
あまりに見境なく交換したため、交換した後も誰が誰かさっぱり覚えておりませんでした。
名刺を元にしてか、翌日会社のメールを見ると数人から連絡を頂いておりましたが
丁重にお返事をいたしましたものの、もう次に繋がる機会はないかな、という思いに。

結果として、体験できてよかったかな、とは思ったものの
次に行くかどうかと聞かれると…ちょっとないかなというところでした。
誘ってくれた友人ごめん、君は悪くないよ本当に。

「異業種交流会」というと聞こえはいいけれど
決まったテーマがあるわけでもなし、名刺交換までするので仕事の殻が脱げるわけでもなし
相当コミュニケーション能力のある人でもないとなかなか楽しみづらいかもしれません。

何となく居心地の悪かった筆者はワインがぶ飲みして相当酔っ払って終了しましたとさ。