山岸凉子著 日出処の天子 再読 感想③ | あずきのブログ

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『”山岸凉子著 日出処の天子 再読 感想 ②』☝️続き現世では結ばれない可能性もあるツインレイが結ばれるてのに適したタイミングがあると上述しましたが、適したタイミングが現世ではやってこないという場合もおお…リンクameblo.jp


②の続き



転生後の何処かで

結ばれる という 概念があったから

4度目の 再読にて

少し 結末が 悲劇的でも 

仕方ないかな?と初めて思えました。

私は 小説を書く 漫画を書くのが 苦手なんで

どなたか

pixivなどで 転生後の二人がハピエンする物語を

書いてくれる 貴徳なお方は いないかしら?

と思うのだった。


とまあ

この

輪廻転生後に結ばれる 

って

実はさ

魔道祖師 とか ニ哈 とさ 人渣 とか

の中国BL と 通ずる事になるというのを

感じました。

 輪廻転生とは、少し違うけど

日出処の天子 の 外伝に位置する

『馬屋古女王』

にて 毛人と実の妹の刀自古との間に生まれた不義であり罪の子供 


厩戸王子と知的障害の子との間に生まれた

(目も見えず 耳も聞こえたず 立つ事もできない姫)

馬屋古女王


と 上宮王家(厩戸王子の子孫たち)

の物語なんだけども

魂とは違う

血かな? 血がひきつけ合う という業

のお話だ。

どちらも蘇我家の血で 100%蘇我の血 

そして

重い障害持つが 父 厩戸の血が色濃く出た

馬屋古女王


馬屋古女王は、

いわゆる 魔性の女 なのだ。

目も耳も障害があり、牢屋に閉じ込められていたため

社会通念とか倫理観が抜け落ちていて

父に似た妖しい容貌で 周りの男をひきつけ

堕落させていくのだ。


そんななか、

血のひきつけ合う業ゆえか

山背だけが 何故か 彼女の思っている事が

判るのだ。

まさに、

厩戸と毛人のごとく 

そして、

ファムファタールのごとくの

馬屋古女王によって

均衡は崩れていくのだった。

そして、

歴史的事実として

上宮王家の全ての人は

蘇我入鹿によって 追い詰められ

最後は 一族皆 自害し 火を放ち 

滅亡となる。

罪ゆえの 結末なんだと思う。

細木数子さんじゃないが

罪を犯すと、子孫たちが災難に見舞われる

という 話も

あながち 嘘じゃないんだろうなぁと思う。

私には、この先

血を継いだ子は成せないだろうが

来世においての 平安のためにも

改めて

なり振り構わない罪を犯すべからず

なるべく

つとめて

品行方正で 生きていこうと思いました。

長々とした文章

最後まで 読んで頂きありがとうございました

改めて

2021 年10 月 に 電子書籍化

されるそうです。

興味ある方は 是非一読ください!!

では

( ^_^)/~~~





Ps


厩戸王子が

毛人と刀自古の間に生まれた

山背を 可愛いがるのは


いわゆる


好きな人の血を継いだ子だから

だよね。


と思ったという話でした