監督/ラッセ・ハルストレム
原題/What's Eating Gilbert Grape
1993年/アメリカ/117分




  STORY




アイオワ州エンドーラ。
この小さな田舎町をギルバート(ジョニー・デップ)は生まれてから24年間、一度も出たことがない。
彼には守ってあげなければならないハンディを負った弟アーニー(レオナルド・ディカプリオ)がいるし、夫が死んで以来、過食症になり“浜辺に打ち上げられた鯨”のような巨体になってしまった母親ポニーがいる。
町の食料品店で働き、姉や妹の文句に耐えるギルバートには、自分が本当に欲しいものなど考える余裕がなかった。

ある日、ギルバートはトレーラーで旅をしながら暮らしている少女ベッキーと出会う。
車の故障でしばらく町にとどまることになったベッキーとの交流を通して、ギルバートは自分の人生を見つめ直していく…




こちらは仲良くして下さっているブロガー、Cassis**.°さんのおすすめです。
ありがとうございます(。ᵕᴗᵕ。)ラブラブ


  感想です




ジョニー・デップもレオナルド・ディカプリオも若い(っ ͡° ͜ʖ ͡°c)

この時ジョニー・デップは30歳、レオナルド・ディカプリオは19歳だそうです。





レオ様は、知的障害を持つ弟・アーニーを演じているのですが、これがもう只者じゃないのです。
底抜けの無邪気さは天使のようでもあり、悪魔のようでもあり◥(׺₩º×)◤ケケケ
でも憎めなくてめんこい。
そして演技であることを忘れてしまうほどに自然に演じているのです。
彼はこの作品でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたそうですが、マジで納得ですラブラブ



この手がすごい!あるあるをよく捉えてます✧*


ベッキーがスイカ食べるシーン好き🍉
外国でもスイカ食べるって知らなかった(  °³° )




”外見の美しさなんてどうでもいいの
長続きしないもの
いずれ顔にしわが出来て白髪も出てくる
おっぱいも垂れる
そうでしょ?
何をするかが大事なのよ”




ギルバートの母親と会った時に
昔はこんなでは…と言うギルバートの母親に
私も昔はこんなでは…と彼女は返します。
めちゃめちゃ良い子です。
外見の美しさなんてどうでもいいのだと考える彼女らしい発言ですよね。
そしてベッキー、ベリーショートがキュートで可愛い。




この町を出たいけど、出られない。
そこにはやっぱり家族への愛があるから。
その葛藤をジョニー・デップは見事に演じていました。




でもこんな状況じゃなくても、今の状況を打破するって難しいよね⋯って思ったり。
どこかに行ってしまいたいって思うことあるけど、仕事もあるし家族もいるし守らなきゃならないものも沢山あるなって思うと、結局ここに留まるしかない…みたいなそんな感じ。




ギルバートがある日、アーニーを本気で殴っちゃうシーンがあるんです。
色々な事が上手く行かなくてイライラしてたのもあると思うんですけど、その後の仲直りしてハグするシーンで泣いた(;;)




アーニーを殴った後に、いたたまれなくなって家を飛び出したギルバートが次の日帰ってきたのを見て、アーニーはいつも通り木に登って「アーニーを探して~」って言うんですね。
そこで、あぁ何があっても家族は家族なんだなって思ってジーンときた。




そして、ギルバートのお母さんへの愛情にも感動した。

「もうママを皆の笑い者にはさせない」と取った大胆な行動に胸が熱くなりました。





ラストはもちろんハッピーエンドなんだけど、
「良かった~マジで良かった。幸せになってね。やっと自由だね。」って思ったらまた号泣してしまった( ߹꒳​߹ )


” 僕らはどこへ? ”
” どこへでも ”




感動出来る素敵なお話です。
と、同時に家族っていいなって思える作品でもあります。
観たことない方はぜひご覧ください。




今日もお読みいただきありがとうございます。
では股(o'∀'o)ノ))マタネ-ラブラブ