監督/ピーター・ファレリー
製作/ジム・バーク 
チャールズ・B・ウェスラー
原題/Green Book 
2018年/アメリカ/130分 




人種差別が色濃く残る1960年代のアメリカ南部を舞台に、黒人ジャズピアニストとイタリア系白人運転手の2人が旅を続けるなかで友情を深めていく姿を実話をもとに描き、第91回アカデミー作品賞、脚本賞、を受賞したドラマ。






時は1962年、ニューヨークの一流ナイトクラブ、コパカバーナで用心棒を務めるトニー・リップは、ガサツで無学だが、腕っぷしとハッタリで家族や周囲に頼りにされていた。


ある日、トニーは、黒人ピアニストの運転手としてスカウトされる。

彼の名前はドクター・シャーリー、カーネギーホールを住処とし、ホワイトハウスでも演奏したほどの天才は、なぜか差別の色濃い南部での演奏ツアーを目論んでいた。


二人は〈黒人用旅行ガイド=グリーンブック〉を頼りに、出発するのだが─。





ヴィゴ・モーテンセンかっこいいラブラブ
ロード・オブ・ザ・リングのアラゴルンめちゃくちゃ好きだった。




歳取って太ったのかな?なんて思ってたら、この映画の為に20キロ体重増やしたのだそうです。
さすがプロフェッショナルです(,,>艸<,,)
やっぱりかっこいいラブラブ




トニーはガサツでちょっと乱暴なところがあるけど、めちゃめちゃ家族思いで素敵な人なんです‪ ·͜·






賞金を稼ぐためにホットドッグの早食い競争をしたりとか🌭🌭🌭




その後、トニーはドクのお家に運転手の面接に行くことになるのですが、面接した時のドクの格好が笑える(*ノ∀`)ノ゙))アヒャヒャ

はてなマーク何この人、変なのはてなマークファッションセンスおかしいでしょって思いましたもん。





何故ドクはわざわざ黒人差別の色濃い地方に演奏ツアーに行くのか気になりませんか?
どうしてアウェーな場所に自ら飛び込むのか。




行く先々でドクは数々の差別を受けます。
バーで袋叩きにされたり、トイレを使えなかったり、スーツ屋さんで試着を拒否されたり、レストランで食事が出来なかったり…




観ててすごく胸が痛くなりました。
そもそも『グリーンブック』なんて物がある事自体が問題だよなって思うんです。




トニーも最初、黒人を差別するような人でした。
家に来た黒人の作業員たちが使ったグラスをゴミ箱に捨てたりとか。




でもドクのピアノを聴き、共に時間を過ごし、彼の抱えている孤独や葛藤に触れるうち、ドクの受けている差別がいかに理不尽なものかをトニーは知っていくのです。




" 才能だけでは人の心は動かせない
勇気が人の心を変える "


黒人である自分を受け入れてくれる地域にだけ行って演奏すれば、楽だと思います。
でもそれでは何も変わらない。
差別はなくならない。
だからドクは敢えて黒人差別の濃い地域に自ら飛び込んで行くのです。




このお話の素敵なところは、やっぱりドクとトニーの友情です。

トニーはドクにケンタッキーフライドチキンが美味しいこと、そして手で食べるのが美味しいんだということを教え、ドクは筆無精のトニーの為に奥さんへのロマンティックな手紙の書き方を教え、添削してくれます。






そして、その手紙を読んでウットリして涙ぐむ奥さんが可愛い。




正反対の者同士は惹かれ合うんだなってことを改めて感じました。

ドクの為に怒って、トニーが中指立てるシーン大好きです。



" ベートーヴェンやショパンは大勢が弾く
あんたが弾くようなピアノはあんただけだ "



あんたが弾くピアノは唯一無二なんだ、あんたは凄いんだってことをトニーはドクに伝えるんですね。
とても素敵ラブラブ




そしてラスト間近、ドクがトニー宅を訪ねて来るシーンに号泣。

『寂しい時は、自分から手を打つんだ』っていうトニーの言葉を思い出して、勇気を出して来たんだろうなって思うと涙出てきた。




そして、こちらの映画、ラストのオチが完璧で120点満点なんです💮


トニーの奥さんが全てお見通しだったって事なんですが、途中手紙を読んで嬉しそうな顔が映るから多分気付かないよな~って、私は思ってたんです。

でもよく考えると彼女は黒人を差別しない人格者で、トニーの事をとても愛しているんです。
そんな人が気付かない訳ない。
ドクとトニーの奥さんがハグするシーンでまた泣いちゃいます( ߹𖥦߹ )




私はこちらをテレビで観て、感動してDVD買ったクチです。
観た方たくさんいらっしゃると思いますが、観たことない方はぜひご覧ください。
すごーく良い映画です。
今日もお読み頂きありがとうございます。
では股((ヾ( ◍´꒳`◍  )マタネーラブラブ