■作品情報
タイトル   幸せのちから
原題   THE PURSUIT OF HAPPYNESS
上映時間  117分
製作国  アメリカ

公開   2007年
監督   ガブリエレ・ムッチーノ
原作者  クリス・ガードナー
            クインシー トゥループ




 STORY



骨密度を測る新型医療機器のセールスマンとして生計を立てるクリス・ガードナー(ウィル・スミス)は、大儲けを見込んで買い取った機器を思うように売ることができず、家賃や税金を払えないどん底の生活を送っていた。妻のリンダ(タンディ・ニュートン)にも去られた彼は、やがて家賃滞納で自宅からも立ち退きを命じられてしまう。彼は幼い息子と自身のために一念発起。
自分の才能を信じて、証券会社の正社員を目指して養成コースを受講しようとする。
しかし6ヶ月の無給のインターンを経て、正式採用されるのはただ一人。
愛する息子のため、奇跡を信じてクリスの過酷な戦いの日々が始まった。


この映画に登場する主人公の「クリス・ガードナー」は実在する人物であり、彼の実話に基づいてこちらの映画は作成されました。


クリスだけならホームレス生活も仕方ないかって思えたかもしれませんが、幼いクリストファーにその生活をさせるのはとても心苦しかったと思います。
駅のトイレで一夜を過ごしたり、教会に並んでも部屋がいっぱいになって寝る場所を確保出来ない日もあったり。


ある夜、クリスの顔にそっと手をあててクリストファーが言うんです。

良いパパだねって。


今日寝る場所にも困る生活でも、パパがどれだけ頑張ってるかを知ってるから出てくる言葉です。
ホームレス生活を耐えられるのもパパが大好きだからなんだなって伝わってきました。



クリスは保育園のお迎えや教会に並ぶ必要がある為、皆が9時間でやる仕事を6時間でこなさなければなりませんでした。
受話器をおかずに電話をかけ続けることで1日8分の時間の短縮に成功し、水を飲まないことでトイレの時間をも削り、仕事をしていました。


 名シーン♡

観た人の多くが名シーンだって言うであろうシーンをご紹介(ت)


駐車違反の罰金を払わなかった為に逮捕されてしまい、作業着のような格好でインターンの面接に行かなければならなくなったクリス。

面接では予想通り面接官が険しい顔をし、就職の面接にシャツも着ずに現れた男を私が雇ったら果たして君はどう思うかね?と聞かれ、クリスは余程いいズボンを履いてたんだなと思いますと素晴らしい回答をします。


面接官たちは大爆笑ꉂ🤣𐤔
私も笑ったし、その機転に脱帽でした。

これがなければ多分面接は通らなかったと思うので、クリスの素晴らしい機転にスッキリするシーンです。


そして人一倍の努力が報われ、クリスは見事最後の一人に選ばれます。
それを告げられたクリスの目に段々と涙が溜まっていくのを見て、私も号泣。
本当に本当に良かったびっくりマーク
頭が良くて機転が利くだけじゃなく、選ばれたのは彼の人柄の良さも大きかったと思います。
5ドルは今の彼にとっては大事な生活資金。
それでも困っている人に貸してあげるその優しい人柄を上の人達はきちんと見ていたのだと思いました。


終始走りまくりで周りから浮いていたクリスが街を歩く群衆と歩調が合うようになり、正社員になれた嬉しさを噛みしめながら歩く姿に感動✧︎

ラストにはクリス・ガードナー氏、ご本人も出演されてます·͜·


ところで、その後のクリスが気になりませんか? 
映画では、成功して自分の会社を設立し、その会社を億単位で売ったとなっていました。
その後は、更に大きな会社を設立し、シカゴ、サンフランシスコ、ニューヨークに事務所を構えているそうです。
そして、念願のフェラーリも手に入れ、しかもただのフェラーリではなく、NBAのスーパースター・マイケル・ジョーダンがかつて所有していたフェラーリを購入したのだとかラブラブ
また、自分と同じような境遇の人々を救うために、一人親の子供たちが大学へ通うための奨学金を設立したそうです。


クリストファーを演じたジェイデン・スミスはウィル・スミスの実の息子。
可愛いかったですよね、クリストファー。
今はこんなにかっこよくなっちゃったハート


たくさん泣けます。
でも観たあとすごく前向きになれます。
元気なかったんだけど、めちゃめちゃ元気出たし、仕事頑張ろう!って思えました。
こんな風に機転が利く人になりたいな。




今日もお読み頂きありがとうございます。
では股♡