赤ちゃん連れフォトグラファーのAzusaです。

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

投稿百三十七回目は

「私にとっての本とは。

人生のピンチでいつも助けてくれる救世主。」

について書きたいと思います。

 

 

 

(初めてお越しの方は

こちらの自己紹介をご覧いただけた

嬉しいです!)

 

 

 

 

 

私は本が大好きです。

 

 

 

小学生の頃は

それこそ本の虫という言葉が

ぴったりなほどに

 

図書館中の本を読み尽くしていました

 

 

 

 

私が本を好きになった

きっかけをつくってくれたのは

 

です。

 

 

 

 

 

それは

私が小学校に上がる少し前のことでした。

 

 

 

いくつかの偉人の伝記

名作と呼ばれる作品

 

母がある日突然買ってきてくれたのです。

 

 

 

 

上記自己紹介にも書いているのですが

 

 

 

我が家は母子家庭だったため貧しく

 

幼い頃に欲しいものを買ってもらった記憶は

ほぼ無かったので

 

 

 

それは衝撃的な出来事でした。

 

 

 

 

 

まだ小学校に上がる前で

文字がそれほどスムーズに読めなかったので

 

 

最初は

本の内容に興味を惹かれるというよりは

 

新しいものに触れられる嬉しさから

手に取った本たちでしたが

 

 

 

それでもその時に

 

本の中には

自分のまだ見たことが無い

世界が広がっていることを

 

 

おぼろげに知ったことが

 

 

 

その後私が

本にのめり込んでいくことに繋がったのは

間違いありません。

 

 

 

 

 

また

 

本を読み進める毎に

 

 

母が褒めてくれることが嬉しく

 

 

 

気付けば読むことが

習慣になっていました。

 

 

 

 

 

物心付いた時には

既にかなりのマイペースだった私は

 

 

みんなで同じことをすることに

疑問を感じ

 

 

"人付き合いが難しい"

と思うことも多く

 

 

 

学生時代は一人で過ごすことも

少なからずあったのですが

 

 

 

 

そんな時も本があれば

本を読んでいる時だけは

 

 

本の中の世界に没頭して

何もかも忘れることができたし

 

 

 

周りのことを気にせずに

自分を保つことができたのです。

 

 

 

 

 

 

そんな私にとってかけがえのない

本との時間だったのですが

 

 

子どもを産んでからは

めっきり読書の時間は減り

 

 

 

 

読むとしても

語学の本や起業関連の本など

 

 

娯楽や趣味というよりは

専ら生活のためという時期が続いていました。

 

 

 

 

 

 

1ヶ月前にバンコクから香港に来てから 

 

 

あれこれ考えて

どうにもこうにも立ち行かない状況に

しばらく落ち込んでしまったこともあったのですが

 

 

そんな私を救ってくれたものの1つが

でした。

 

 

 

 

私が出産後に本を読まなくなった

主な理由

 

 

一度読み始めると

止まらなくなってしまうからでした。

 

 

 

続きがどうしても気になってしまって

他のことはそっちのけになってしまうので

 

 

 

自分にとって本を読むことが

心を潤すことになることが分かっていながらも

 

 

敢えて本を遠ざけていたのです。

 

 

 

 

 

今思えば

 

 

何もかもやりたい

しかも完璧にやりたいと

目の前のことに必死過ぎて

 

 

 

自分の気持ちに耳を傾けるという

大切なことを怠っていたのだと思います。

 

 

 

 

 

 

そうしてここしばらく

本の無い生活を送っていた私でしたが

 

 

 

些細なことにイライラしてしまい

そんな自分に自己嫌悪になり

 

気付けば涙がぼろぼろ

目からこぼれてしまうような

 

 

 

ほとんど限界を迎えていた私の心が

 

 

 

 

その時に要求したものは

やはり本だったのでした。

 

 

 

 

 

 

そこでこの2週間程は

 

こどもが寝静まった後

夜な夜な

 

 

 

古本屋で気になって買ったまま

本棚にしまわれていた

数冊の単行本のページを無心で捲り

 

 

 

 

そうするうちに少しずつ

頭の中の淀みが薄れていくのを感じながら

 

 

 

眠さの限界まで

活字で脳の中にイメージをつくっていくことを

続けていました。

 

 

 

 

 

 

そして昨晩

 

 

溜め込んでいた本のうちの一番最後の

あるフィクションを読み終えました。

 

 

 

 

 

読了し

 

 

登場人物の思いに移入しながら

 

 

腕でしきりに涙を拭っているうちに

 

 

 

 

 

自分には大切な家族がいて

 

大きな不自由も無く

命の心配もせず暮らすことができていて

 

 

 

 

そんな幸せに感謝して生きねば

 

 

 

 

という思いに至ったと同時に

 

 

 

 

 

これまでうじうじと悩み

なかなか切り替えることができなかった

自分の気持ちを

 

 

 

いとも簡単に前に向かせてくれた

本の力の素晴らしさ

 

 

改めて実感したのでした。

 

 

 

 

 

 

私にとっての本とは

 

 

学びを与えてくれるもの

でもあるのはもちろん

 

 

 

このように

 

 

 

人生の困難な局面すらも

乗り越えさせてくれるものなのです。

 

 

 

 

 

 

これからも素敵な本との出会いを楽しみに

 

 

 

つまずいた時には

一度立ち止まって

 

 

 

本の力を借りてまた前に進んでいきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!