赤ちゃん連れフォトグラファーのAzusaです。
ご覧いただきありがとうございます。
投稿八十七回目は
「理想とする教育の場で、
こどもたちの可能性を広げたい！
「虹の学校」片岡朋子校長先生！」
について書きたいと思います。
（初めてお越しの方は
こちらの自己紹介をご覧いただけたら
嬉しいです！）
いよいよ残すところあと4日となった
絶賛開催中
「虹の学校」を支援するための
チャリティ写真展。
「虹の学校」とは
タイ国民身分証を持たない
孤児のための
養護施設と教育施設の目的を
兼ね備えた学校で
現在33名の少数民族のこどもたちを
受け入れています。
その学校で校長先生を務め
こどもたちと一緒に生活しているのが
片岡朋子さん、通称とこ先生。
とこ先生は
夢であった日本語教師となるために
12年前にバンコクにいらっしゃいました。
しかし
実際にタイのこどもたちに
日本語を教えるようになっても
たった週に2，3回の短時間の関わりでは
自分ができることは限られると
どこか物足りなさを感じていたそうです。
そんな折に
元々知り合いであった
「虹の学校」を運営している
NPO法人「虹の種」の代表から
学校の校長先生を探しているという話を聞き
手を挙げられたそうです。
こうして8年前から
とこ先生が校長先生として携わってきた
「虹の学校」が
今、存続の危機にあります。
これまで学校があった場所から
突如として
立ち退きを余儀なくされてしまったのです。
現在はご近所さんのご厚意で
仮住まいを提供してもらっていますが
そちらにずっとお世話になる訳にはいかず
またそちらでは
これまで通りの学習を行うことができません。
「こどもたちを公立の学校に通わせて
ここをただの居住施設とすれば
お金だってかからないし、
運営だって楽なはずです。」
そうおっしゃいながらも
敢えて「虹の学校」を続ける理由。
それは
「虹の学校」には
とこ先生が教育において
大切にしていること
を実現するための
他では得ることのできない
学びの機会があるからです。
とこ先生が大切にしていること
それは
●心身共に鍛えること
●自然の中で生きる力、技術を身に付けること
●伝統的な文化を継承すること
●自分の本当に好きなことや得意なことを
見付けること
●持続可能な世界を作るために
できることを考えること
だそうです。
そのために
タイで定められている
通常のカリキュラムの他に
ヨコミネ式を取り入れたり
稲作や森での生活、伝統工芸・文化を学んだり
学校を訪れた人たちから
様々な知識を学ぶ機会を設けるなどして
地域の人たちやボランティアと協力しながら
独自の教育を築き上げてきました。
こうした教育を通して
未来を担う自立した個人を育て
みんなが助け合いながら
暮らせる社会をつくりたい。
そのために選択した現在の生き方を
「大変だけれど大変ではない」
と笑っておっしゃる、とこ先生。
そんなとこ先生の理想とする教育が
実現する場が存続し
一人でも多くのこどもたちが
そこから社会に自由に羽ばたいていけることを
切に願います。
トンローソイ19の
Brainwake Organics Thonglor
で開催している
虹の学校を支援するチャリティ写真展。
土曜日までは毎日お昼前後
最終日の日曜は
パーティが開催される午後3時から6時の前後
は会場でお待ちしています。
最終日24日には
とこ先生もいらっしゃいますので
ぜひとも「虹の学校」について
写真を見ながら
お話を聞いてみていただけたらと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました！