2023年、守護霊が零戦設計者の堀越二郎だと分かってから15年経っていた。
もうそんなことなどすっかり忘れていた頃だった。
長期に渡る体調不良、入退院を繰り返しながら子育てもあり苦難な10年だった。
それがゆっくりと回復してきたところだった。
そんな時にシンクロニシティ現象(意味のある偶然)が起きだした。
最初はもちろん気付くはずもなく、いつもの日常の一部だった。
始まりは確か配信映画で「インターステラー」を観ていた時から。
2014年作、近未来の地球。作物が育たない環境で食料難となり、滅亡が目の前に迫った人類が居住可能な惑星を探しに宇宙へと調査隊を送る。
その主人公クーパーの子供マ―フィの校長がクーパーに「零戦を買ってきて遅れたのかと思ったよ」と皮肉を言うシーンがあった。
「零戦?」
この映画を観るのはこの時が二回目で、以前観た時は大して気にも留めなかった。
海外制作で、しかも古い映画でもないのに零戦の名が出てくるなんて。
そこに使われていることに引っかかった。
次にインターネット上で紹介されていた本が目に留まった。
「アウト・オン・ア・リム」1986年刊行。
この本の表紙は昔見たことがあり内容は知らなかったが、夕日色の表紙が印象的だったので覚えていた。
そういえばどんな本だったのだろうとこの時は気になった。
シャーリー・マクレーンというアメリカの俳優が神秘体験をしていく実話だという。
図書館で借りて読み始めた。
その本は彼女の心と体と魂の結びつきについて書いたものだという。
最初は彼女の不倫体験の話で、どう神秘体験となっていくのかと読み進めていった。
今では多くあるスピリチャル系の本の基本の多くを含んだ内容で、彼女が霊媒を通して精霊と対話するなどの経験から自分自身を学んでいく。
カルマ、輪廻転生、幽体離脱や霊性など、最後の方には宇宙人まで出てきてしまう。
世の中にはこういう不思議な体験をする人もいるのだなと、興味深く読んだ。