そのままの私に戻るまで

そのままの私に戻るまで

摂食障害のおかげで
生きづらさに気づき

少しずつ自分と仲直りして
日々の中に極上のしあわせがあると知った

楽しむために生まれたんだ

人生2度目の胃カメラ検査


1度目は15年ほど前だろうか

ものすごく胃が痛くて立っていられないほど

という痛みが何日も続き

市販の胃薬でしのごうとしても

大した効果も感じず

あまりの痛みに

胃に穴でも空いてるんじゃないか

と不安になり

当時住んでた近所のクリニックにて

検査をしてもらい

結果、とっても綺麗ですよー

で終わったことがあります


あの頃は過食嘔吐も常習化していたし

ストレスもかなり感じていたので

それらが胃痛の原因だったのだろう

と今は思います


あの頃以来

たまに胃は痛くなることがあるが

そんなにひどくはないし


数年前からは毎年のように

バリウム検査をしてきたのだけど

今年はなんか胃カメラ検査だ!

ってなったので

健康診断で胃カメラを受けることにしました


予約したときも

検査当日も

あの頃の苦しみは薄れていて

いや、思い出そうと思えば

いくらでも鮮明に思い出せそうだが

あまり思い出すこともなく

ぺろっと検査を迎えることになりました


ただ、当日

看護師さんが口々に

胃カメラもするんですよね、とか

胃カメラですね、とか


私を案じるような

ご自身を鼓舞するような

声が漏れていたので


これはもしやけっこう覚悟しとくやつ?

と思いましたね


胃カメラ検査で呼ばれたら

前室みたいなところに促されたので

え、ここで心を落ち着けるんですか?

と思いました


紙コップを手渡され

お薬なのでゆっくり飲んでください

と言われて

果物フレーバーのようなとろみのある液体を

飲み干しました


いまだにアレはなんだったのかわかりません

胃を保護するやつとかですかね?


しばらくして検査室に呼ばれ

喉の麻酔を

のどぬーるスプレーの要領で

スプレーしてもらうのですが


すごい苦い

にがいよ

それを少しずつ飲み込むんです


すると喉がキュッと絞まるような感覚と

舌がビリビリ痺れてくる感覚になります

麻酔が効いてきてるのでしょうね

後半はむせました


施術台に左側を下にして横になり

落ち着いて呼吸をしてくださいね

と声をかけられました


ここは普段の呼吸練習の成果を

発揮するところだぞ

と気が引き締まる思いでしたが


看護師さんが、

検査長く感じるかもしれないけど

検査時間は4分くらいですからね

体感8分くらいかもしれないけど、

と親切に教えてくれて

お腹痛いときとかそうだわ

と思い出して


横になり先生を待つ時間が

なんかものすごく不安で

心細かったですね


私この検査やり遂げられるんだろうか

とか思ったりして

心細さMAXでした



口にプラスチックの口輪みたいなのを

自ら咥えるんですが

これがまた違和感があって

どうしようかと思うんだけど

それも最初だけでした


胃カメラをごっくんて

自ら飲み込んだ後の瞬間が

かなり苦しかった気がします

涙も出るし

鼻水も出そう


ごっくんしたら、

看護師さんが

上手上手!

とめっちゃ褒めてくれます


おそらくここが第一関門



オエッってなるけど

なっちゃだめみたいな


看護師さんが

肩に手を乗せてくれて

ダランてしていいですよ

と声かけしてくれてはじめて

肩にキュッと力入ってることに気づいて

意識的にダランてしてみる


この、力を抜く一瞬

かなり勇気いる感覚というか

こわかったのですよ


力抜いちゃったら

コントロールできないかも

何が起こるかわからないかも

っていう怖さが

ブワッときて

でもダランをする選択をした

って感じ


オエッてなるのは反射で

仕方ないかもしれないけれど

その抵抗を手放して

胃カメラをただ受け入れた方が楽

なんだなと思った

(思ってもできるわけじゃないのだけど)


口がずっと開いてる状態且つ

異物が喉にずっとある感覚に

フォーカスしちゃってて

鼻呼吸の仕方がわからなくなってる

と気づいて


口開いてるから口呼吸になるんだけど

口からカメラ入ってるから

呼吸するたびちょっと抵抗を感じる

というか異物感がより強くなる


だから

ここは鼻呼吸や!

鼻呼吸思い出せー!

と鼻呼吸を意識したら

鼻呼吸できた!


鼻呼吸できたら

苦しみは少し和らいだ気がします



カメラが入ると

程なくして

お薬入れますねー

とこれまたなぞの薬を

胃に流し込む

禁注射と赤字で書かれていた

ことだけ覚えています


管を通して

薬液が胃に入ってくる

少しひんやりする感じと

お腹が重くなる

張る感じがダイレクトで

面白い体験でした


胃をぐりんぐりん

ちょっと押されたりする

嫌な感覚も瞬間的にあるけど

やっぱり1番きついのは喉ですね


ほどなくして

検査は終わりました


飲み込む時は

意を決してごっくんしたのに

抜ける時は呆気なかったです


よだれが溜まったら

飲み込まずに

ガーグルベイスに流してね

と顔の下に設置していたけど

思ったほどよだれも出なかったです


初めて胃カメラしたときは

涙と鼻水とよだれとで

ぐちゃぐちゃになった記憶があるから


そこから医療は発達して、

カメラが細くなったのだろうし

私の呼吸練習も効果を発揮したのだろう

と思って自らを褒めたいと思います



要所要所で

これなんの薬ですか?

とか思ったのに

質問する余裕なんて

全くなかったのが

ちょっと悔やまれますが

無事検査を終えたので上出来です



リラックスを制するものは、

胃カメラを制する



ちょっと何言ってるかわからなくなったので

そろそろ終わります


ちなみに

喉の麻酔は30〜60分くらいできれて

飲食できるようになりますが

麻酔が効いてるうちに飲み食いすると

誤嚥して肺に入って肺炎になるとか

最悪ありそうだし、

単にむせることはありそうですので

ご自身の感覚をよくみるのが大事です


私は検査後の診察までかなり待ったので

帰宅する頃には麻酔は切れて

飲食問題なかったですが

当日の夕方になっても

少し喉に何か詰まってるような

違和感が思い出されました


胃カメラ検査の結果は

きれいです。でした



胃カメラを

こんなにあっさり受けることになるとは

私自身がびっくりですが

これもひとつの経験だよね

と思いながら

前向きに受けようとしてる自分が

面白かったです


若い頃はもっと羞恥心があって

胃カメラの最中に出ちゃったゲップとか

恥ずかしくて死にそうだったと思うけど

今日は恥ずかしいとかよりも

これゲップしたらやり直しとかない?

検査だいじょぶそ?と、

検査をつつがなく終えることを

考えていたあたり

無駄に年を重ねてないな

と思いました






健康診断て受けてます?


私は1年に一度受けているのですが

何年か前は

今年は受けなくていいやろ

とスキップしたり


去年は

バリウム飲みたくない

という気持ちが強すぎて

バリウム検査だけスキップしたり

していました


今年は

春に引っ越したこともあり

心機一転

健診先も初めて行く施設なわけで

ますます腰が重くなりそうなところですが


私が選択した検査機関は

バリウム検査がなくて

胃カメラが標準装備でして

普通は胃カメラは嫌だと避けそうなものだけど


なんでかそのときの私は

胃カメラウェルカム!

是非とも胃カメラを!

みたいなテンションで

予約したのでした


それから月日が経ち

今日が検査当日でした


数日前から

何回やっても慣れない検便をして

こっそり野菜室に保管し

(気分的にアレなので袋を何重にもして)


前日の夜9時以降は飲食禁止なので

9時には歯磨きをするという

なんという優等生ぶりなのだろう

と自分を賞賛しながら


いよいよ明日

初めて行く医療機関と胃カメラ検査

が頭をよぎり

ちょっと緊張して

なかなか寝付けず


瞑想音源かけながら

寝れなくても

とにかく目を閉じていようと

やりすごしてるうちに

眠りにつきました


健康診断くらいで

緊張したくないんですけどね


緊張しちゃうんですから

仕方ないですよね


まあ

日頃いかに刺激少なく暮らしているか

がわかりますね



そんなこんなで迎えた当日



普段は朝ごはん食べなくても

割と平気なのに

なんだかお腹が空いてる気がする


そうか

寝不足だからか

などと思いながら

病院へ向かいました


指定の時間5分前に到着したのに

すでに先客多数で

ひょっこり入っていくと

高齢者ばかりでした


この中ではいちばんの若手であろう私は

待合室のいちばん奥の

受付や診察室からいちばん遠い席で

待つことにしました


ほどなくして呼ばれて

看護師さんに軽く問診されながら

血圧を計り

採血をしてもらうのですが


最近は目が回りやすいし

めまいが起きやすくて

耳の閉塞感もたまにある

などと話していたのも影響したのか

分かりませんが


なんだか採血の途中で

貧血みたいな

背中がザーッてなにか流れるような

ちょっと変な感覚がして


ちょっと変です

って言ったら

迷走神経反射だと思うので

横になって休んでください

と促され

横になって休みました


数分した頃

なんか落ち着いてきたし

これは私から出て行くのがいいのか

声かけられるまで待つのがいいのか

迷っていたら

だんだん眠くなってきて

眠っちゃいけないと思いながら

ぼーっとしてましたね


採血で気分悪くなるって

なんかダサいなあとか

迷惑かけちゃったなあとか

そんな思考が湧いてくるのを

観察してました


あ、私そんなこと思うんだ

って思いました


このいちいちジャッジする癖が

なくなったらさぞかし楽だろうな

などと思いながら

ジャッジする声を

右から左に流していました


病院の天井を見ながら

他の人の採血が進むのを

聞こえてくる会話で感じながら

過ごしていたら

カーテンがそっと開き


向かい側の施術台に心電図検査が

準備されていて

ベッドからベッドへ2歩で移動の間

倒れないように看護師さんが見守る

病人みたいな移動をしました


そんなこんなで落ち着いたので

他の検査もさくさく行われていき

レントゲンを撮り終えて

エコー待ちをしてるときでした


院内にピアノBGMが流れていて

クラシックではないのはわかったけど

なんの曲かはわからなかったのですが

呼吸してふーっと落ち着いていった時

耳に入ってきたのは

ミセスグリーンアップルのソランジでした

ピアノ曲のミセスすごくいい

なになに院長ミセスファンなの?

こりゃ、診察の時きいてみなきゃな

などと思っていたら

次にながれてきたのは

僕のこと

でした


私は今日の健診に

聖地巡礼という意味を与えていました

各臓器という聖地を

検査という名の巡礼をする


それにふさわしい曲でしたね


ひとり静かに興奮しながら

検査の不安は薄れていき

最後に胃カメラ検査残すのみとなりました


人生2度目の

胃カメラ検査は

次の記事に続きます





突如現れた肛門部の突起が痛い


入浴して温めて血流をよくしても

大して痛みは和らぐことなく


もう早く寝よう

とベッドに横になるも

寝ていても肛門部の突起は

シクシクと痛むのだった


ぐっすり眠れず

翌朝

検索していた肛門外科に

意を決して電話をかけた



予約が必要なのか

診察時間や受付時間等

ホームページに掲載された内容と

変更があるかもしれないし

突撃して予約がいるんですよ

などということになったら

無駄足になるから念の為



診察開始時間は混み合うだろうから

1時間くらい経過してから

電話をかけたら通話中だった



なかなか人気の医院かもしれない

Googleのクチコミも良かったもの



しばらく時間を空けて

再度電話をかけて

無事繋がる

穏やかで明るい声の女性が出てくれた



初診であること

予約の必要の有無を訊く

泌尿器科はやってないが症状はどんなですか?

ときかれたので

肛門にイボのようなものができて

それが痛むと伝えた



こういう時は簡潔に伝えなくては

と妙に冷静になる


答えながら

泌尿器科だと思って受診する人が

相当数いるのだなあと思った


素人からしたら

尿道や膀胱と肛門は

同じようなエリアにある臓器だ

と思うからだろうか

結構違うけどな



電話口の女性は

私の症状を聞くと

それなら診察できます!

と元気に教えてくれ

さらに細かく受付時間まで

教えてくれたので



では、今日これから行きます

と伝えた



すると

必要なもの(お薬手帳、個人番号がわかるもの)

まで教えてくれて

なんとも親切な電話応対だった



これなら安心して迎える

と事前に予習していたように

脱ぎやすいスウェットズボン

に着替えて向かった



院内は女性患者が2、3名いた

やはり女性が多いのかしら

と思いながら待合室に腰掛ける



待合室のソファーには

ご自由にどうぞとばかりに

ドーナツクッションが

不規則に置いてあった



これはご親切に

さすが肛門外科



初めは

ドーナツクッションなしで

座っていたのだが



ふと隣のスペースにある

ドーナツクッションを引き寄せて

座ってみたら

なんとも楽ちんだった



お尻の穴付近て

座る時に意外と圧がかかっていたのだ

と知る



診察も時間をかけて行われているようで

待ち人数は少ないが

30分ほど待っただろうか



私の名が呼ばれて

診察室に入る



そこには白髪の紳士的な医師と

その後ろに4名ほどの看護師が

ずらりと並ぶ



そんなに大事ですか

と気後れしつつも

診察椅子に腰掛けて

肛門付近に突然痛みとプヨっとした突起物が

できたことと

それがいつからか

便秘の有無などをきかれて

いざご開帳の時が来た



診察椅子の横

壁につけて簡易の施術ベッドがある

医師がじゃあ診てみましょうね

などと声をかけると

マジックショーのように滑らかな動きで

看護師が衝立を移動させてベッドを隠す



さすが



医師の指示に従い

ズボンと下着を膝下まで下ろし

壁に向かって横向きになり

さらにそのまま体育座りのような

膝を抱える格好になる



この最中はしっかりとバスタオルで

下半身を覆われていて恥ずかしくはない


そして1人のベテラン看護師と思われる

私の母ほどの看護師さんが

私の肩に手を当てて

力を抜いてー

大丈夫ですよー

と声をかけてくれる



意外にもさして緊張していなかった私だが

その声かけに心穏やかになる気遣いを感じて

看護師さんの仕事の尊さを感じた



これが若い娘さんなら恥ずかしくて

ガチガチになるかもしれないし

恐怖もあるかもしれない

不安でたまらない時に

やさしく大丈夫だよと声をかけられ

肩に手を置かれる経験は

大人になると本当になくなる



こういうときに

看護師さんは女性がいい

しかも中年以上のベテランで

キモが座っててかつやさしい人



その全てを兼ね備えた

パーフェクト看護師さんのおかげで

私の診察はスムーズに進む



軽く触診され

微かにシャッター音が聞こえた



これはエッセイで読んだぞ

肛門の写真を撮っているのだ

本当にとるんだ!



そう思って興奮していると

診察は終わり

ズボンを履くよう促された



そして再び診察椅子に座り

医師と向き合いながら

診察結果を聞く



おもむろに私の肛門の写真を

レントゲン写真を見るような雰囲気で

みながら説明を受けた



己の肛門と真正面から向き合うのは

生まれて初めての経験なので

あ、初めまして

という気分だった



ずっと一緒にいたのに

顔も見たことのない古い友人

のような親近感を覚えた



私の症状は

いわゆる外の痔というやつだった



前夜に穴の中に戻そうとしても

戻らなかったのは

そもそも穴の外側に出来ていたからだ



そしてそれは

静脈瘤と同じシステムということ

自然に溶けてなくなること

私の場合昨日がピークで

すでにしぼみ始めてること



パンパンに張って

痛みが強い場合は切開する

らしいが必要ないことを

これまたどこかの誰かの肛門写真を

見ながら説明してもらい

とてもわかりやすかった



やはり専門医は

普通の人とは感覚が異なるのかも

と思った



肛門に対して

汚い、気持ち悪いという感情は

おそらくなくて

治療対象として研究対象として

向き合い続けてきた人の

誠実さを知った気がした



炎症を抑える飲み薬と軟膏を処方され

薬局で大きな声でイボヂの薬ですね!

と言われながら

他にお客さんいなくて良かったと

思うくらいには私はイボヂを恥じている

と知った



不思議なもので

医院内にいるときは

全然恥ずかしくなかったし

他の患者さんも似たような痛みや悩みを

抱えた同志のように思えて

オタクはどこのぢ?

とか聞きたいくらいにオープンハートなのに



一歩外に出て

もしかしたらその医院以外から

客が来るかもしれない薬局に入った途端

自らをイボヂ患者と名乗りたくない

知られたくないと思う心理よ



あの日から

1週間が経ち

痛みはほとんどなくなり

快適な生活が戻りつつある



今回痔を発症した

私の決定打は

長時間座りっぱなし

便秘

冷え

だと思ったので

気をつけていきたい



なのに今日も

平気で2〜3時間

座りっぱなしだった



肛門の安全のためにも

こまめに立ちあがろう