どうも柊です

先に書いておくと今回Angel Beats!のアニメ内容についてがほとんどでかなり長文です。聖地について細かな事はあまり触れていませんのであしからず…

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前回の続きとなりますがひがし茶屋街を一旦離脱して次の目的地へ向かいます。

ここ金沢はAngle Beats!の聖地があるらしく、せっかく来たのだからという事で聖地巡礼することに

聖地の場所は金沢大学角間キャンパス

死後の世界を描いてるアニメでまさか聖地が存在するとは思いませんでした。とは言ってもアニメとの一致度はそんなに高くないですけどね。
第6話「Family Affair」で最初に登場するシーンの場所

現実では「アカンサスインターフェイス」というらしいですが、アニメの倍くらいボルトが締められてますね。言われてみれば一致度は確かに低いですが、スマホで撮影したのでせめて望遠レンズで圧縮すれば少しはそれらしくなったかな?


「第6話」

ゆり達の工作により天使(立華かなで)が生徒会長を解任し副会長の直井文人が生徒会長代理として就任した。今までも時々登場していたもののこれといった動きがなかった彼、これまでの模範的な行動を見ている限りもし人間ならば消えている。そうなるとNPCだと思うのが妥当だろう。だが直井文人はNPCではなく人間であり、表では生徒会長代理を務めている裏で取り巻きに暴力を振るって消えないようにバランスを取っていた。

さて、そんな事知らず「超激辛で誰も手をつけないと噂の麻婆豆腐を奢るから食べに行かないか?」と、かなでに声をかける音無。かなでと食堂で食べているところを直井に見つかり、休憩時間外の食事は校則違反だと独房に閉じ込められてしまう(やり過ぎでは?)

音無は独房の中で、最初にゆりっぺからもらった無線機で直井文人はNPCではなく人間であること、外では激しい戦闘が起きている事を知らされる。かなでに助けを求め、ハンドソニックをバージョン2→3→4と変化させ扉を破壊し外に向かうが目の前に広がるのは血の海だった…

真っ先に日向の元へ向かい、状況を聞き出そうとしたところに直井文人が言った

                          

                       「僕が神だ」



彼が言うにここは神を選ぶ世界

現世で酷い人生を歩み、生きる苦しみを知っている者こそが神になる権利であり直井はそこにたどり着いたという。神になり生前の記憶にもがき続ける者へ催眠術を使って安らぎを与え成仏させる
ゆりっぺに近寄り催眠術をかけて成仏させようとする直井。

たった30分で大切なものが全て奪われた

ゆり自身が死んだ理由は不明(少なくとも自殺ではない) だが自分自身の思いを貫き通し、理不尽に立ち向かい、神に抗うことが目的のはずなのに…こんな所でそんなの受け入れたくない。正直あの時のゆりっぺの頭の中は色々なものが混ざってめちゃめちゃになっていたと思います。

そんな時に音無が叫びながら直井を突き飛ばした
「そんなまがいもんの記憶で消すなー!!!」


「俺たちの生きてきた人生は本物だ。何一つ嘘のない人生なんだよ、みんな懸命に生きてきたんだよ。そうして刻まれてきた記憶なんだ。必死に生きてきた記憶なんだ。それがどんなものであろうが俺たちの生きてきた人生なんだよ!それを結果だけ上取りしようだなんて…お前の人生だって本物だったはずだろ!!!」


正直このタイミングで「Theme Of SSS」は反則です(褒め言葉) Angel Beats!で有名なのは10話や13話だと思いますが、自分は音無のこのセリフが一番好きです。

この世界にいるということは直井も生前酷い人生だったということ。直井がなぜ催眠術が使えるのか疑問でしたが個人的な推測です⤵︎ ︎

直江(現世の苗字)の家は陶芸家であり、親は兄にばかり期待して弟には全く期待していなかった。ある日、事故死で兄を失ったものの死んだのは兄ではなく弟の文人の方になった。今まで全く親から期待されてなかった弟が兄の代わり…親がそんなの承諾したとはちょっと考えにくい所があるんですよね。ありえる話だとも思いますが

      「死んだのは僕ということになった」

親から全く期待されずゲームばかりの毎日にうんざりしていた文人、兄が死んだのを利用して親から期待されようと催眠術を利用し、周りを上手い具合に騙して直江文人という自分の存在を殺した…と考えたら直井文人が催眠術を使えるようになったのは親から期待されたかったところにあると思いますがどうなんでしょうね。
OPの「My Soul,Your Beats!」に映る構図

写っている橋はアニメの方だと恐らく右側にチラッと見えるものだと思いますがアニメ通りに写そうとするとこうなります。「My Soul,Your Beats!」いい曲ですよね〜他に有名なものは「一番の宝物」や「Crow Song」「Alchemy」ですが個人的には

 〇My Song
〇Answer Song
〇Million Star

が好きです
第13話のラストシーン

音無はみんなが成仏したあと「2人でここに残らないか?」と提案します。「このタイミングでそんなこと言う?」と見ていて思いましたが音無曰く、またゆりっぺみたいな人達が来た時のために俺たちのような存在が必要なんじゃないかと。そのままの流れで音無はかなでへ「だってさ、俺はかなでの事がこんなにも好きだから…好きだ」と告白します。「ここに残らないか?」という部分がなければもう少しいい展開だったのではないか思いますが、そこは作者の考えあってのことなんでしょうね。だが、かなでは何も言わず…


何となく察してはいましたが、かなでは「私は、あなたの心臓で生き長らえることができた女の子なの」 このセリフで涙目でした

列車事故に巻き込まれてしまい、あと少しで助けが来るとこで死んでしまった音無だが、彼が最後に書き残したドナーカードは誰かの命を救った。かなでは「私に青春をくれた人に恩人にありがとうが言えなかったこと」それが心の残りでこの世界に彷徨っていました。


[第一話]   最初の一刺しで気づいた


                
             あなたには心臓がなかった



音無はこの世界へやってきた当時、記憶がなかったが後々の話で音無の記憶が戻ったのはかなでの心臓の鼓動(自分の心臓の鼓動)を聞き続けていたかららしく、記憶がなかったのは自分の心臓が無かったからと考えられています。

かなでは音無にもう一度さっきの言葉(告白)を言ってほしいとお願いする。それを言ってしまうとかなでが消えてしまうことが分かっているので音無は拒みますが

「あなたが信じてきたことを私にも信じさせて。生きることは素晴らしいんだって…」

最終的に音無は泣きながらかなでにもう一度告白をしてかなでは最後に…


「命をくれて、本当にありがとう…」


最後に音無へありがとうを伝えて去っていきました

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Angel Beats!個人的に好きな作品ですが色々と謎が多いんですよね。例えば


〇ゆりの死因→バス停で暴走したバスに轢かれ友人は助かったが本人は助からず

〇直井の催眠術・死因→不明

〇第6話でなぜ直井は消えなかったのか→不明

〇TKの過去→不明(サヴァン症候群?)

〇TKの由来→Angel Beats! Heaven's Doorで野田に「とにかくキてる奴だし適当に略してTKでよくね?」の一言から

〇かなでの死因→元々心臓が弱く、音無の心臓で生き長らえたが卒業式を前に他界

〇大山の乳首がずっと立ちっぱなしの理由→不明(痛そう)

など色々あるんですよね。→の後に書いてることはネットで調べてゲームだとこうなっていた、などのものなので違っていたらすみません。ちなみにTKの由来については漫画を読んだことあり実際に野田がそんな発言をしています。
これですねw


他にも気になっている事がありそれが「音無は最後どうなったのか」
かなでが消えたあと泣き叫ぶ音無。Brave Songが流れ始めた頃、右側の階段に何か写っているのが確認出来ますが、これ恐らく音無な気がするんですよね〜

その音無について絡んでくるのが恐らく12話Bパートの会話だと思うんですが、一度見ただけでは話の内容が全然理解できませんでした・・・。何回か見直したりネットで調べたものを自分なりにまとめてみます。他のサイトと同じようなものかもしれないですが💧


話に出てきた男性の新キャラはプログラミングで動いており、プログラミングをしたのはずっと前の人(恐らくゆり達とは無関係?) この人は「Angel player」という世界のマテリアル・改変できるソフトを作成し、新キャラはそのAngel playerのプログラミングで動いている。Angel playerを作成したプログラマーは、愛を知りこの世界から消えてしまった彼女が、もう一度この世界に迷い込んでくることを信じて留まり続けるが、永遠とも言える時間を待つのはあまりにも長すぎて、とても正気ではいられず自分をNPC化させた。プログラミングの目的はここにあり、プログラマーはこの世界は「留まり続ける場所」ではなく「卒業していく場所」だと考えた。

ゆりっぺとの会話で新キャラはこう言った「世界に愛が芽生えました」この世界は永遠に居座ることだってできる。そうなるとこの世界で誰かが恋をしたらそれこそ、この世界に終わりはないのだから「永遠の楽園」になってしまう。ここは「卒業していく場所」なのだから愛が芽生えてしまうと卒業なんてできない。そうならないようプログラマーはそういったバグが発生した時は、影を使って世界をリセットするようプログラミングした。ちなみにそのプログラマーがもう一度彼女に会えたかは明らかになっていない


で、このプログラマーが音無じゃないかというのが結構有力なんですが、雑誌で作者が音無はAngel playerではないと否定しているんですよね。新キャラの言葉には続きがあり「誰かの為に生き、報われた人生を送ったものが記憶喪失で稀に迷い込んでくることがある」そういった時に愛が芽生えるバグが発生するという。それが影を使ってリセットのNPC化

この「誰かの為に生き、報われた人生を送ったものが記憶喪失で稀に迷い込んでくることがある」これがプログラマーなんですが、これ音無な気がするんですよね。誰かの為に生きたというのは過去回から察して妹であり、その妹にもう一度会うためにこの世界に留まり続けるが、精神が耐えられず自らのNPC化…ただそうなると何故NPCなのに1話であんな風に出てこられたのか謎ですし、何故「彼女」は愛を知って消えたのか。それにもし本当にそれが妹だとしたら、少なからず消える前に一度はプログラマー(音無)に会えてるはず。なのになぜプログラマーは彼女が消えた後も永遠の時を待ち続けるのか。その彼女をもし、かなでだと考えるとこれもこれで話がかなりややこしいんですよね・・・

そもそも音無が死んだ後に心臓移植されてるのだから、少なからず音無よりかなでの方が死んだのは後のはずなんですが、なぜ音無より先にあの世界にいるのか。考えられるとしたら音無の心臓はかなでの所にある為ひたすら音無の魂はどこか彷徨い続けていたが、かなでが死んでこの世界にやってきた事により、音無は自分の心臓に気づきこの世界にやってこれたがそれと引き換えに記憶喪失になってしまった。それにもし最後あのまま残っているとしたら結局「彼女」に会えるまでまたひたすらNPCの状態で永遠の時間を待ち続ける事になるのか?と思いますが、13話でゆりっぺがPCを全て破壊した事により新キャラと影の消滅。それと同時に音無のNPC化も溶けて最後のEDは全員消えて、転生したあと再びかなでと出会えた(ラストシーン)と思っていますがAngel playerの作者はプログラマーなのだから、そこを否定されてしまうと結局プログラマーは誰よって話になってしまうんですよね。真実は作者のみぞ知る…

Angel Beats!以外の作品もそうなんですが、話が途中から急展開すぎて中々ついていくのに苦労します。所詮アニメなんだから気にしたら負けと思われるかもしれないですが、ここまで複雑にした事によりその先はそれぞれ各々の考えで物語を考え色々なエンディングを作ってほしいということでしょうか。

一個人としては話数多くてもいいから内容もう少し分かりやすくしてもらえると有難いですね💦

神様になった日で作者が失踪していますがこの先大丈夫なんでしょうか・・・





かなり長くなりましたが話を聖地巡礼に戻します。ここ金沢は「Angel Beats!」の他に「花咲くいろは」の聖地でもあり、同行しているフォロワーさんが興味あるみたいなのでまずは湯桶温泉の観光協会へ
すごい瓶サイダーの数
ここ湯涌温泉では秋に「湯涌ぼんぼり祭り」が行われているらしく、この祭りは花咲くいろはの劇中で登場する「ぼんぼり祭り」を街が「きれいな祭りだ」として、アニメ協会から許可を得て開催を始めたらしい。今年でちょうど10年ですが新コロのせいで開催は…厳しいでしょうね。ここにある「湯涌ぼんぼり祭り」のHMですが、聖地は湯涌温泉に限らず能登の方にも存在し、そこの沿線を走るのと鉄道が花咲くいろはとコラボしてラッピング列車を走らせたりしています。で、察しがつくと思いますがこのHMは実際使用されたもので、湯涌ぼんぼり祭りの開催に合わせ取り付けたものです
後々の記事で載せますが「急行湯乃鷺」のHMも見ることができました
劇場版「花咲くいろはHOME SWEET HOME」で緒花の父が使用してたカメラのモチーフとなったNikon F4です。渋いカメラですね〜今の重い機材ではなくこんなカメラを持って旅をしたいものです
アニメに出てきたシーンで、下は湯涌稲荷神社ですが上の撮影地はどこか分からないです。下のシーン「君の名は」で似たようなシーンありませんでしたっけ笑
さて、次は緒花が働く「吉翆荘」のモデルとなった建物の跡地へ
吉翆荘のモデルとなった建物は「白雲楼」という名前のホテルでかつては実在しており、当時は東洋一のホテルといわれていましたが経営難で1999年に倒産しました。

倒産後は建物を保存することも考えられていましたが、暴走族に荒らされたり雪国なので普通の建物より傷みも激しいため手をつける事も出来ずかなり悲惨な状態に。結局2006年には1億円かけて全て解体されてしまいましたが、今でも↑プールの跡地など僅かながら面影が残っています。ネットで調べたら廃墟探索や解体の画像がたくさん見つかりました。放火騒ぎなどもあったそうで、似たような場所だと定光寺にも「千歳楼」という、川沿いの斜面に張り付いてるような場所がありますがあそこもどうなることやら…倒壊すれば川や最悪反対の道路にもダメージいきそうですし、場所が場所なだけあって工事も手をつけられないのでしょうか。

跡地といってもほとんど残っていないのでサクッと見回したあとは温泉へ…の前にもう1箇所寄り道
ここの下には温泉がありますがその前に湯涌稲荷神社へ。花咲くいろはの中でも何回か登場する場所で、この階段を上がったところに真っ赤な鳥居とお社があるんですが、中の人は花咲くいろはを見たことがなく(3話までは見た) 話の内容をほとんどなかったので「こんな感じなんだ〜」くらいの気持ちで景色を見ていた為お社は見に行かずこの1枚のみ…(すみません) 

今こうしてブログを書いてる時とあの頃とではちょっと気持ちも変わり、色々調べてると見てみたさもありますけどね(話が長くて見る気力が…)

神主さんも社務所もなくお社だけが存在するこの神社、正式に観請されたものではなく御祭神不在ということになっています。どうやらこの神社も旅館関係者の方が建てたとかなんとか・・・この神社には稲荷神が祀られ、赤い鳥居が多く奉納されています。山の中へ続く僅かな階段と奥から差す日がいい雰囲気ですね〜
先程の写真とほぼ同じ位置から後ろを振り向くとこんな感じ。白鷺の湯の足湯が見えます
この部分は花咲くいろはでも描かれていたものらしいので撮影してみました。背景の建物といい、よく描かれていますね〜
稲荷神社の階段を降りてきた所にあるのが日帰り入浴施設の白鷺の湯。「特急しらさぎ」で行く「白鷺(しらさぎ)の湯」…別に狙ったわけではないですけどね笑

湯涌温泉で日帰り入浴できるのはここだけです
ここも花咲くいろはの中で描かれています。下の写真は吉翆荘(白雲楼)かな?
風呂上がりには柚子サイダー

花咲くいろはが描かれていますね。飲んでいて不思議な感覚でしたが美味しかったです〜記念に瓶はお持ち帰り
休憩室でのんびりと過ごす時間
自販機も花咲くいろはとは凝ってる
温泉を後にし、近くの売店に寄ってみると何故か超電磁砲×禁書目録の缶が置いてありました。とあるコラボ?
お店の中は花咲くいろはのグッズでいっぱい
花咲くいろはのBトレも見つけました。従来塗装もいますね笑
この辺りで湯桶温泉街は離脱し金沢市内へと引き返します

Angel Beats!と花咲くいろはの部分について色々な記事を参考にして考え書いてみましたが、実際矛盾していたりおかしな部分が結構あると思うのでコメントで指摘してもらえると有難いです。

今回は書くのにかなり疲れました…長文になりましたが閲覧ありがとうございました