どうも柊です

 
ある日のこと、フォロワーさんから「のと鉄の廃車体って興味ありますか?」とLINEがきました。
 
興味が無いわけではないですが、他の撮影にいっぱいいっぱいで保存車や廃車体巡りとかする時間って今までほとんど無かったんですよね💧
 
のと鉄の廃車体といえば何もない所に突然ポツンと現れるボロボロのものと、木々に侵食され自然に還りつつある2両がいますが、どちらかといえば後者の方がネットではよく見かけますね。
 
せっかくお誘いいただいたのでフォロワーさんと一緒に北陸へお出かけしてきました
 
名古屋から特急しらさぎ1号に乗車
 
実はしらさぎに乗るの初めてなんですよね〜
いや、ひょっとしたら子供の頃に乗ってるかも?
落ちついた車内の内装と座席
 
列車はどんどん進み大垣から先の南荒尾信号所で旧垂井線に入りました。この区間は初乗車ですが車両の形状、前面展望は楽しめないので横の景色を楽しみます。とは言っても思い切り山の中なので、めぼしいものがあるとしたら新垂井駅跡くらいですが💧
 
今はこの区間で前面展望を楽しめるのも特急ひだのみなので、もし乗れる機会あれば乗っておきたいですね。米原で方向転換して北陸線へ突入
 
最終的には敦賀・大阪へと北陸新幹線が延びる予定ですし、しらさぎ・サンダーバードに乗れるのもそう長くはないんですかね。新幹線が開通したら北陸へ行くのは高山線か高速バスになってしまいますが、そんなに新幹線は必要なものなんだろうかと、時々考えてしまいます
 
[10時48分]
定刻通り金沢に到着〜ここからレンタカーを借ります。自分の希望を入れてもらってちょっと金沢市内の観光へ
まずはお昼ご飯も兼ねて近江町市場へやって来ました

北陸といったら海の幸!ということでちょっと奮発して海鮮丼✨
ものすごく美味しかったです(≧▽≦)

ごちそうさまでした〜次は富山の鰤を食べたいですね
さて主計町茶屋街へやってきました
 
最初何て読むのか全然分からなかったですが主計(かずえ)と読むんですね。金沢の有名観光地と言えば兼六園やひがし茶屋街ですが、この主計町茶屋街はひがし茶屋街の近くにも関わらず、人通りは少なくてのんびりとした時間が流れていました。
 
ちなみに写真の場所は大正時代、お茶屋だったものを現在は宿にした一棟貸切のゲストハウスらしく、この主計町茶屋街にはこうした一棟貸切のゲストハウスは他にも色々あります。
暗がり坂
 
有名観光地からちょっと外れた所にある隠れ家的なこの路地裏
 
日中でも一部の場所は陽が当たらず暗いため暗がり坂と呼ばれているこの場所、坂は短いものだが上と下で雰囲気が異なっていて、上から下へ下りていくと秘密の場所へ繋がっているかのような感じがあり、かつては地元の旦那衆が芸妓さんに会いに行く際、他人に見られないようにお茶屋へ辿り着くための裏道だったらしいです。これは下から撮影したものですが何となく隠れ家的な雰囲気がしますね。
6月なのでちょうど紫陽花が見頃な季節

紫陽花の全般な花言葉は「移り気」「浮気」といったネガティブなもので、紫陽花は咲く時期の中で変化をする花なのでその性質に由来してると言われてます。また、種類によってそれぞれ花言葉を持っており例えばこの青色の紫陽花、青色は神秘的で凛としているが、それとは別にどこか冷たい印象を喚起させることから「清澄」といった神秘的なものと「冷淡」「無情」「あなたは美しいが冷淡だ。高慢」といった冷たいイメージの両方を持っています。
目の前を浅野川が流れており、今にも雨が降りそうな空の下のんびりとした時間が流れている
あかり坂
 
こちらも暗がり坂と同じで日中でも陽があまり当たらず、名前とは対照的に寧ろどこか知らない世界へ吸い込まれそうでジブリの世界にありそうな光景。

暗がり坂とは違い、こちらは2008年と最近まで名前のない坂道だったが、地元民から依頼を受けた五木寛之氏が「金沢ものがたり主計町あかり坂」の中で命名したらしいです。夜遊びに行く人達は暗がり坂を使うのが一般的であかり坂を使う人は少なかったそうな
 下から見ると階段に日が差していて、茶屋街の夢の世界から現実へ戻っていくのを感じさせます。「八巻」と書かれた提灯がいい味を出していますが、ここは町屋バーで一見さんお断りの場所らしいです。
 
まだまだのんびりしていたいですが、時間もあるのでぼちぼち移動してひがし茶屋街へと向かいます
ひがし茶屋街は浅野川大橋を渡ってすぐの場所にあり、こちらは金沢の観光地として有名な場所なので観光客もかなり多かったです。

人が多かったので簡単に眺めて一度離脱し次の場所へ移動します。主計町茶屋街とひがし茶屋街は夜にもう一度行くのでその際に再び細かく触れようと思います。

長くなるので何回かに記事を分けますが最後までお付き合い頂けたら幸いです

閲覧ありがとうございました