千葉房総 戦争遺跡巡り ④ 第55震洋隊鵜原基地跡 | 24colors

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右手にヒヨコ、左手にバクダン。

日本海軍が太平洋戦争中盤以降に開発・実戦投入した水上特攻兵器、震洋の、第55震洋隊鵜原基地跡。
幸い、鵜原の部隊は出撃せずに終戦を迎えたとのこと。

理想郷ハイキングコースへ向かう道中には当時の軍事利用トンネルがいくつかあり、漁港周辺には震洋格納壕や司令室跡らしき壕がある。



茂みの奥に黒い口が…


内部はゴミだらけ。


こちらは、入り口に土が盛ってあって高さがなくなっているように見えるが、


狭いのは入口だけで内部はそのまま。
水が溜まってしまっている。




こんな風に、黒い口が複数山肌に伺えた。

現在も漁師が使用している?


こちらは完全に入口を塞いである。


しっかりした造りの格納壕。
漁師の資材置き場になっている。


司令室跡らしき壕。


この様に、多くは漁師の資材置き場として利用されているもの、入口を塞がれているもの、ゴミだらけになっているもの、浸水しているものなど、数多くの壕が残る。