音を断捨離するって? | 新世代ジャズ・ウェブマガジン「The Ensemble Magazine」

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一時流行った断捨離。

このブームの火付け役となった、やましたひでこさんの本を読んで

音楽での断捨離って何だろう?を、ポヤ~っと考えてみました。

いきなり考えるよりも、まずは断捨離するって何だろう

というところから考えてみましょう。

断は入ってくるものを断つこと。

不必要なものは買わないってことですね。

それから捨は不用なものを捨てること。

いつか使うだろう、というものが身の回りにありませんか?

最後の離は何かに執着している状態の自分から離れること。

自分らしさという言葉で飾って、価値のないこだわりに執着していませんか?

やましたさんはわかりやすく掃除に例えて解説しています。

つまり断捨離とは要不要を判断する力と

自らに囚われない状態へと変化できる決断力のことです。

さて、音楽に話を戻しましょう。

判断力と決断力がある音楽家とはどういう人のことをいうのでしょうか?

まだわかりにくいかな?

逆にそうではない音楽家とは?を考えてみましょう。

まず、断ができない、つまり頭に浮かんでくるアイデアは

何でも弾いちゃえ!という人。

テクニックがあるんでしょうね。

何でも弾けるから弾いちゃうんです。

こんな人。



次に捨ができない人。

音がないのや、音を伸ばすことが不安&苦手で、常に音を詰め込んでいる人。

こんな人。



最後に離ができない人。

これは自分のこだわりに執着して、結果、いつもの手グセのフレーズに酔っている人。

こんな人。



何となくわかってきましたね。

この人は自分にできることしかやらないことを美徳として、

本当にこの音を弾くべきかどうかを考え判断することを放棄しているんです。

さて、いよいよこの対極に位置するひとを見ていきましょう。

常にこの音は必要なのかどうかを判断し、

弾くと決めたら、未経験のフレーズでも弾くと決断できる人。

なかなかいませんよ。

特にジャズであれば即興ですから、瞬時に判断と決断を行わなくてはいけません。

いまこれができる人はこの人たちぐらいかな?







ベーシスト限定で申し訳ないです。

アイデアは豊富にあるし、早弾きで空間を音で埋めることができるけど、

ギリギリまで必要な音だけに絞り決断できる人です。

即興なのに、まるでよく練られたメロディに聴こえませんか?

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