50年代、ジャズはビバップからモードへ究極の形に向かって変化した時期。
「やっぱジャズは50年代~60年代中頃までが最高だね!」
という意見は多い。
「そんなん言うのはおっさんだけや!」
と20代の頃は思っていたけど、この時期生まれた名盤はいつまでも色あせない。
ヘビーローテーションで聴いても飽きない。
歳をとったのか、耳が肥えてきたのか。
そんな中でも『カインド・オブ・ブルー/マイルス・デイビス』は
無人島へ持っていきたいアルバムの筆頭。
「何でこんなに何度も聴いてても飽きないんだろう??」
たぶんそんなに好きじゃないのが理由なのかなって思う。
そういうと語弊があるけど、思い入れが少ない分
客観的に、ニュートラルな状態で曲の良し悪しを判断しているんだろう。
思い入れが強いとどうしても主観的になりすぎて
痘痕もえくぼになってしまう。
さて、こんな風に昔聴いてよくわからなかった曲が今聴くと良い、
こんな瞬間が音楽を聴いていてうれしい瞬間だ。
ジャズって耳を鍛える音楽だから、こういう瞬間が多い。
だからジャズってやめらんないんだよねん。