自分の耳を考える | 新世代ジャズ・ウェブマガジン「The Ensemble Magazine」

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新世代ジャズを発信するレーベル「akashic ensemble」がお送るウェブマガジン。国内外イベント情報・インタビュー・アルバムレビュー・ジャズを学べる動画などのコンテンツを配信していきます。

50年代、ジャズはビバップからモードへ究極の形に向かって変化した時期。

「やっぱジャズは50年代~60年代中頃までが最高だね!」

という意見は多い。

「そんなん言うのはおっさんだけや!」

と20代の頃は思っていたけど、この時期生まれた名盤はいつまでも色あせない。

ヘビーローテーションで聴いても飽きない。

歳をとったのか、耳が肥えてきたのか。

そんな中でも『カインド・オブ・ブルー/マイルス・デイビス』は

無人島へ持っていきたいアルバムの筆頭。

「何でこんなに何度も聴いてても飽きないんだろう??」

たぶんそんなに好きじゃないのが理由なのかなって思う。

そういうと語弊があるけど、思い入れが少ない分

客観的に、ニュートラルな状態で曲の良し悪しを判断しているんだろう。

思い入れが強いとどうしても主観的になりすぎて

痘痕もえくぼになってしまう。

さて、こんな風に昔聴いてよくわからなかった曲が今聴くと良い、

こんな瞬間が音楽を聴いていてうれしい瞬間だ。

ジャズって耳を鍛える音楽だから、こういう瞬間が多い。

だからジャズってやめらんないんだよねん。