あの日、すれ違った人 | アトピーZAKKAN

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まんま、アトピーの雑感です。

数年前に脱毛症になった時
汐留のオフィス街でA君とお茶をしていました。

その時点では、まだそれほど酷くはなくて
まぁ、5百円玉を少し大きくしたくらいの
円形脱毛が、数個見つかっただけ(だけっていうのか?)
だったんだけど。
でもまぁ、初めてのことで
かなりショックを受けていたんだよね。

ビルの一階の
道に面してる大きなガラス窓沿いで
外を眺めながらお茶を飲んでいた。
そうしたら、窓の外を
髪のない女の人が歩いていた。

髪がないっていうか
本当に、その後のazの姿を
そのままもっと悪化させたような
ほとんどが地肌で、ところどころに
ショボショボと髪が生えているような
そんな女の人が。

その人を見て
その姿とタイミングに
azはものスゴク驚いたんだけど
さらにびっくりしたことに
その人は、きれいな服を着て
本当にニコニコしながら
男の人と歩いていたんだ。
髪の問題なんて、何もないように。

その時、あまりに驚いて
何もコメントできなかった。
後日、A君に聞いてみたら
A君は気づかなかったらしい。



去年の夏前だったかな。
この時もまた、A君と浅草を歩いていた。
そうしたら、目の前から
異様な(ごめんなさい)姿の男の人が
歩いてきた。
どのように異様だったかというと
その人は、顔と言わず体と言わず
全ての皮膚から、突起が出ているのでした.
ブツブツとか、そういうレベルではなくて
大きさでいうと、ホタルイカの頭くらい?
そういう突起が、皮膚を覆っているのでした。

azはそういう皮膚病があるのか
知りません。
病気なのか、障害なのか
治療が可能なのかも。
(でも、可能じゃないから、治ってないんだよね)
でも、外見のコンプレックスに関しては
痛い程わかっているつもりなので
本当に辛い気持になりました。

その人に関しては
あまりに衝撃が大き過ぎて
その時はもちろんA君とは話さなかったし
その後も、その話題を出したことはありません。
一緒に歩いていて
あんなに目立つ人がいたら
気づかないわけないと思うけど
A君も、人の外見に関して口にすることを
避けたのか、その辺はわかりません。

今でも、ふと思う。
あの人たちは、本当に目の前にいたんだろうか。

まえに、江原さんがテレビで言っていた。
誰でも霊を見ているんですよ。
渋谷の交差点なんて歩いていたら
誰だって見ている。
でも、あまりに実際の人と同じに見えるので
それが霊だと気づかないだけなんです、って。

なんか、そういう人だった気さえする。
azに何かを見せてくれたんじゃないかって。
もちろん、実在の人だったら
勝手に霊扱いしてしまって
本当に失礼な話だよね。
ごめんなさい。
azも、顔の状態が酷いときは
人間としてあり得ないような
ゾンビだったから
誰かにそんな風に、思われたかもしれない。
本当に。

実在だったとしても、azの幻覚だったとしても
その偶然には
意味はあったと思う。
その意味を説明することは
上手くできないけれど。

今思い出しても
胸がぎゅっと掴まれるような
気持になります。