野田佳彦首相の24日の記者会見要旨

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012082400959



 わが国の主権に関わる事案が相次いで起こり、誠に遺憾の極みだ。看過することはできない。国家が果たすべき最大の責任は平和を守り、国民の安全を保障することだ。国の主権を守り、ふるさとの領土領海を守ることだ。首相として、重大な務めを毅然(きぜん)とした態度で、冷静沈着に果たし、不退転の覚悟で臨む決意だ。



 先般の尖閣諸島への外国人による不法上陸事案で海上保安庁が撮影した映像記録は、今後の領海警備の業務に支障が生じない範囲で公開する。


 竹島は歴史的にも国際法上も日本の領土であることは何の疑いもない。韓国は(1952年に当時の李承晩大統領が洋上に)不法な「李承晩ライン」を一方的に設定し、力をもって不法占拠を開始した。


 竹島の問題は歴史認識の文脈で論じるべき問題ではない。戦後の韓国政府による一方的な占拠という行為が、国際社会の法と正義にかなうのかという問題だ。韓国側にも言い分はあるだろうが、自国の考える法と正義を一方的に訴えるだけでは建設的な議論は進まない。国際司法裁判所の法廷で議論を戦わせ、決着をつけるのが王道だ。


 尖閣諸島については日本固有の領土であることに疑いはない。領有権の問題は存在しない。中国が領有権を主張し始めたのは、東シナ海に石油埋蔵の可能性が指摘された1970年代以降だ。


 北方領土問題は全国民の問題だ。法と正義の原則を基礎として、静かな環境の下でロシアと交渉を進めていく。


 いたずらに国内の強硬な世論をあおって事態がエスカレートすることはいずれの国の利益にもならない。当事者同士が大局を見据え、決して冷静さを失わないということも欠かせない。(日本と韓国は)主張に違いはあっても、互いに冷静に対応すべきだ。基本的な外交儀礼まで失するような言動や行動は互いを傷つけ合うだけで、建設的な結果を生み出さない。韓国側の思慮深く慎重な対応を期待してやまない。



 -東京都からの尖閣諸島上陸申請の対応は。


 29日に上陸したいという申請だった。それまでの間に検討する。


 -衆院解散は具体的な時期が念頭にあるのか。


 時期を具体的に明示的に示すことはふさわしくない。一部(報道で)何月(解散)と首相周辺が言った、私が言ったとか書いてあるが、根も葉もない。

(2012/08/24-21:51)


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