アメリカ・サンフランシスコを拠点に活躍する写真家のロバート・ブエルトマンさんは、植物に電気を流して撮影する「キルリアン写真」と呼ばれる写真を制作しています。誰も考え付かないような植物と電気を使った芸術的な写真をご覧ください。


「キルリアン写真」は、1939年頃にロシア人電気技師であるセミヨン・ダヴィドヴィッチ・キルリアンとヴァレンティナ・キルリアン夫妻によって取り上げられたもので、すでにニコラ・テスラがこの事実を発見していた技術です。対象物に高周波・高電圧を掛けて発生させたコロナ放電による発光現象を撮影します。

ブエルトマンさんは、この技術を応用して非常に薄く削った植物を液体状のシリコンなどを使ってコロナを発生させ、このような写真を撮影しました。

1枚の写真を撮影するために平均して60時間を要するといい、過去10年間で80枚の写真しか撮影できませんでした。また、暗闇の中で撮影するため、何度も感電したといいます。


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