学校の池に金属ナトリウムの塊を投げ入れた時の反応がわかる映像。
高速増殖炉もんじゅ
核燃料の冷却に、この金属ナトリウムを使用している。
1995年には、ナトリウム漏洩火災事故を起こしていて、
運転停止となっている。
金属ナトリウムの性質を知れば、
どれだけヤバいのかが、よくわかる。
ちなみに運転停止しているが、
核燃料を冷却するための、ナトリウムを冷却するために
莫大な電気代を浪費し続けている。
ナトリウム漏洩火災事故
1995年、二次冷却系で温度計の破損によって金属ナトリウムが640kg±42kg(推定)が漏洩[17]し、火災となった。この事故は国際原子力事象評価尺度ではレベル1と判定されたものの、事故への対応の遅れや動力炉・核燃料開発事業団(当時)による事故隠しが問題となった。
この事故以来、もんじゅは運転休止状態が続き2010年まで運転を停止していた。
事故の経緯 [編集]
12月8日、もんじゅでは運転開始前の点検のための出力上昇の試験をしていた。 そして目標の熱出力43%を目指し、出力を徐々に上げていたところで事故が起きた。
19時47分:二次冷却系配管室で配管のナトリウム温度計がわずかに低下、その後200℃前後まで急低下した後に480℃まで復帰してすぐに「温度高」を示した。通常480℃のところ600℃の目盛りを振切っていて、実際何度になっているか判らなくなってしまった(なお、この温度検出器は熱電対のであり、断線するとオーバーレンジとなってしまうため、ナトリウムが600℃以上になったわけではない)。
19時47分:火災報知器が2か所発報し、ナトリウム漏洩を知らせる警報が発報し、運転員は2次主冷却系配管室で「もやっている程度の煙」(ナトリウムエアロゾル)[18]を確認した。その後も火災警報の範囲は広がり、ついには階を超えて発報を始めた。
20時00分:火災警報機が14ヶ所発報した時点で、運転員らは異常時運転手順書「2次主冷却系のナトリウム漏洩」に従い原子炉の停止を決定、原子炉の出力を徐々に落とし始めた。
原子炉を急激に停止させる「緊急停止」は炉に負担をかけるため、炉を保護する為に緩やかな出力降下を目指した。その後、非常に大きなベル音が連続して鳴動するため、 運転操作の妨げになるとしてベルの停止操作を行った。そのため、別の火災報知器がさらに発報していることに気づくのが遅れた。
20時50分:運転員が現場で白煙の増加を確認。
21時20分:事故発生から1.5時間後、火災警報器が34か所発報にも及んだ時点で、事態を重く見た運転員らが手動で原子炉を緊急停止させた。充満した白煙と高温により、防護服を着用しても現場に立ち入ることは困難で、被害状況は全くつかめなかった。しかし、原子炉停止後も火災報知器の発報は続き、最終的には66か所に及んだ。
22時40分:二次冷却系Cループ配管内のナトリウムの抜き取り操作を開始した(9日0時15分終了) 。
23時13分:二次冷却系Cループ配管室及び蒸気発生器室の換気空調系が停止。
(翌日午前2時、事故現場に立ち入り状況を確認したところ、高融点の鋼鉄製の床が浸食され、さらにナトリウムが周囲にスプレー状に散布されている事がわかった。 なお、漏洩した金属ナトリウムは二次冷却系のもので、放射線漏れは無く、原子力発電所の国際原子力事象評価尺度に照らせば極めて軽微な被害となる。