悠香の小麦アレルギー発症問題

「茶のしずく」側争う構え、福岡の主婦賠償提訴
読売新聞 12月23日(金)12時3分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111223-00000024-yom-soci

 化粧品製造販売会社「悠香(ゆうか)」(福岡県大野城市)が通信販売した「茶のしずく石鹸(せっけん)」の旧製品による小麦アレルギー発症問題で、健康被害を受けたとして、福岡県内の40歳代の主婦が同社を相手取り、製造物責任(PL)法に基づき約6200万円の損害賠償を求めて福岡地裁に提訴した。

 22日に第1回口頭弁論があり、同社側は因果関係を明らかにするよう求める答弁書を提出、争う姿勢を示した。

 訴状などによると、主婦は2007年9月頃から石鹸を使用し、同年冬頃から顔や全身に湿疹が出るようになった。08年4~9月には3回意識を失って倒れ、病院に救急搬送された。検査の結果、小麦アレルギーが原因で、呼吸困難などの症状が激しく出る「アナフィラキシー」を起こしたと判明。同年10月頃に使用をやめると、湿疹などが出なくなったという。

 主婦の夫は、妻の症状に対応できるよう仕事を変え、収入が3分の1以下に減少。主婦はアレルギー反応を抑える薬を毎日服用し、小麦の摂取をおそれ、外食もできなくなったという。

 主婦は22日に福岡市内で記者会見し、「08年10月の時点で悠香に問題を指摘したが、『石鹸が肌に合わなかったんですね』などと言って取り合ってくれなかった。すぐに回収すれば被害の拡大を防げた」と訴えた。

 悠香は「お客様に対しては訴訟を提起されるかどうかにかかわらず、誠意をもって対応します」とのコメントを発表した。