「早く逃げてください」--。



街全体が津波にのみ込まれ約1万7000人の人口のう約1万人の安否が分からなくなっている宮城県南三陸町は、町役場が跡形もなくなるなど壊滅した。


多くの町職員や警察官、消防職員が行方不明となったが、その中に津波に襲われるまで防災無線放送で住民に避難を呼びかけた女性職員がいた。



 「娘は最後まで声を振り絞ったと思う」


同町に住んでいた母親の遠藤美恵子さん(53)は、避難先の県志津川高校で涙を浮かべた。


娘の未希(みき)さん(24)は町危機管理課職員。


地震後も役場別館の防災対策庁舎(3階建て)に残り、無線放送を続けた。









避難呼び掛けた職員、死亡確認 大津波に最後まで-宮城・南三陸



 東日本大震災で壊滅的被害を受けた宮城県南三陸町で震災当日、


津波が迫る中、防災無線で住民に避難を呼び掛けたまま行方不明となっていた


同町危機管理課職員遠藤未希さん(24)の死亡が2日、確認された。





 南三陸町によると、遠藤さんは3月11日、町役場の防災対策庁舎2階の放送室から、


防災無線で「津波が来ます。高台に逃げてください」と町全域に避難の呼び掛けを続けた。


しかし、庁舎全体を襲う大津波にのまれ、犠牲となった。



 県警によると、先月の23日に遠藤さんとみられる遺体が見つかった。


遺体の左足首には、昨年7月に結婚した夫から贈られたミサンガが着けられていたという。


DNA型鑑定をした結果、本人と確認された。遺体は近く遺族に引き渡される。





ニュースソース


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110502/t10015671101000.html


http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011050200555