内部告発サイト「ウィキリークス」の広報担当者は8日、ミニブログ「ツイッター」を通じて出した声明で、同サイトの創設者ジュリアン・アサンジ容疑者が7日に性犯罪容疑で英国警察に逮捕された後も、米外交文書の暴露を継続する方針。



ウィキリークスは声明でアサンジ容疑者逮捕に関して「こうした動きでウィキリークスが妨害されることはない。史上最大のリークである米外交公電の暴露は今後も継続する」と強調した。



 米国のサイト管理会社やサーバー貸し会社がウィキリークスへのサービス提供を中止したが、500以上の別サイトにコピーされて閲覧が可能であると指摘した。同サイトは7日も新たに70点を超える外交文書をネット上に掲載した。



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クローリー米国務次官補は同日の記者会見で、米司法当局が情報漏洩に関する捜査を継続していると説明。


「米国法に基づき、犯罪捜査を進めている」と発言。ゲーツ米国防長官は訪問先のアフガニスタンでアサンジ氏の逮捕について「良いことだ」と歓迎した。


 米司法当局の捜査対象にはアサンジ容疑者も含まれ、オーストラリア人の同容疑者を米国で訴追する方法を探っているとされる。


実際に米国で起訴するためには、容疑者の身柄の引き渡しが可能かどうかも焦点。アサンジ容疑者の逮捕状を出したスウェーデンを含めて、米国は欧州の複数国と「犯罪人引き渡し条約」を結んでいるものの、「政治的動機」に同条約が適用できるかなどの論点が浮上している。