帝国データバンクから、「アニメ制作会社の経営実態調査」が発表された。


★ 2009年度の収入高総額は1648億3000万円、2年連続減少
~パチンコ業界との取引が好材料、一方で中小制作会社の収入低迷が目立つ~



http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p100803.pdf




まとめのページに、

・「萌え系」を中心としたアニメブームは終息し、深夜アニメなどの放送枠は減少傾向にある

・(アニメの)映画作品は好調


とあるのが興味深い。


コアなオタク層を狙った萌え系は、下火となり


エヴァンゲリオンを代表するような、

パチンコと提携し、映画で収益を上げるのが

戦略的なビジネスモデルになるのだろうか。





http://www.ailove.net/diaries/diary.cgi


より引用


昨年あたりから、以下の現象が起こっているように思います。



(1)男性主人公の不在
女性キャラしか出てこないアニメが台頭し、
従来まで男性が感情移入してきた”女性にドキドキする男キャラ”が少なくなった。


(2)男性の購買力の低下
今はアニメも漫画も、主に女性が買っている。
オリコンのコミックランキング上位はほとんど全て女性向け。(※2010/3/13の日記参照)


(3)男性視聴者が、女性キャラに感情移入できる技術を持つに至った。
特に「マリみて」以降。「けいおん!」でも、
キャラを性欲の対象として全く見ていない男性ファンが増えている。
”あの輪の中に入りたい”という願望を超えて、すでに登場人物の誰かになっている達人も。





最近は、黒執事や戦国バサラのような


腐女子向けアニメが、かなりの勢力を持ってきたような印象。



少年ジャンプに連載されている漫画を原作にするアニメでも


商品の購買層としては、女性の比重が多くなった感じ。



レディースコミックやコミケなどでの同人誌の影響も大きいのだろうか。



深夜枠は、男性向けの萌えアニメより


女性向けのBLアニメの方が、視聴率取れるような勢いじゃないだろうか?




アニメで言うと

今後、「けいおん!」や「化物語」のような

大ヒットは生まれるのだろうか?