この数年、都市部を中心に、1人カラオケが増えているという。

「05年頃から増え始め、今では1人カラオケを略した『ヒトカラ』という言葉がすっかり定着。ヒトカラ人口は圧倒的に女性が多いですね。年齢も20代から50代まで幅広い。昼間は主婦、夜間は大学生やOLさんが、1人でいらっしゃいます。最近は特に20代の若い人が増えている。メール会員向けにヒトカラの割引を始めたら会員が急増したので、もともと潜在的なニーズがあったようです」(カラオケチェーン「歌広場」を展開する(株)クリアックス)

 1人カラオケは、受け付けやドリンク注文の時に気まずいんじゃないかと思ってしまうが、慣れればどうってことないらしい。ベッキーや小倉優子など、ブログでヒトカラ好きを公言しているタレントも多い。

「時間帯によっては、ボックスの半分近くがヒトカラ客で埋まることもあります。フリータイムで利用される方が多く、1人で7~8時間利用する方もいますよ」(新宿区のカラオケボックス店員)

 ヒトカラのメリットは、「思いっきり歌ってストレス解消できる」「仲間が知らない曲も気兼ねなく歌える」「歌の順番待ちがない」「持ち歌の練習ができる」など。「失恋した時はヒトカラで自分の世界に浸る」というOLもいる。オンナのおひとりサマ現象は、もはや当たり前ということだ。

(日刊ゲンダイ2010年3月25日掲載)


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