信頼感やきずなを強める働きのあるホルモン「オキシトシン」について

麻布大と自治医大の研究グループが、実験を行い

飼い主とペットとの間にも

オキシトシンが作用していることを確認。

飼い主とペットが目を合わせる事が重要のようだ。

ペットとの関係が、普通だと

あんまり効果はないって(´・ω・`)



関連記事を見てみると

アニマルセラピーにも、このオキシトシンが

深く関係しているようだ。




見つめ合いでホルモン上昇 人と犬、きずな強める

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009012401000015.html



愛犬に見つめられると、相手への信頼感やきずなを強める働きのあるホルモン「オキシトシン」が飼い主の体内で増加することを、麻布大と自治医大の研究グループが24日までに確認した。
 オキシトシンは、哺乳(ほにゅう)類の母子関係や夫婦のきずな形成に関係しているとされるが、異種間での作用が確かめられたのは初めて。「見つめる」という行為がオキシトシン増加を招くことについて永沢美保・麻布大助教(比較認知科学)は「『目は口ほどに物を言う』と言われるが、人間と犬の間でも視線が重要なのだろう」と話している。
 研究グループは、55組の飼い犬と飼い主で実験。室内で1組ずつ、30分間触れ合ってもらい、実験前後の飼い主の尿に含まれるオキシトシンの濃度を測定した。
 すると、事前アンケートで犬との関係が「良好」と判断された飼い主13人では実験後に濃度が大きく上昇したが、「普通」の42人では変化が無かった。良好群の実験後の濃度は、普通群の約1・5倍と高かった。
 良好群の実験を撮影した映像を分析すると、犬が「遊ぼうよ」と飼い主を見つめたのをきっかけに交流した回数が多いほど、実験後の濃度が高くなっていた。




http://pet.goo.ne.jp/contents/cn_210.html


幸せになるオキシトシン
 人や動物が幸せだと感じると、脳内であるホルモンが分泌されることが解明されました。それは、「うちの子と一緒に居ると癒される」「撫でていると本当に幸せそうな顔をする」と感じている飼い主さんにとっては、大変興味深いホルモンなのでは無いでしょうか。


「オキシトシン」とは? 

 一般的に、出産の時に子宮(筋)を収縮させる作用や、乳汁を出しやすくする(射乳)ための分泌促進作用ホルモンを「オキシトシン」といいます。


 しかし「オキシトシン」は脳から分泌され、授乳に関与するだけではなく、母と子の絆を強くする働きがあることが米国立科学アカデミー紀要で発表されました。


 母親に抱っこされるなどのように、親の愛情を多く受けた子供の「オキシトシン」量は、母親の愛情を受けずに育った子どもに比べて高かったというデータがあります。つまりオキシトシンは母と子の絆に多大な影響を与えているということです。


 その効果は母と子だけではなく、夫婦・恋人同士あるいは親友同士の結びつきにも密接に関連していると言われています。つまり「オキシトシン」は、人間関係を円滑にし、他人との心理的境界を健全に保つ能力に関係があるだけでなく、緊迫した状況でのストレスを軽減させる働きがあることも報告されています。


「オキシトシン」を分泌させる方法とは? 


 実は身近なところに「オキシトシン」分泌のヒントが隠されていました。 人が動物の体をやさしくさすることで人間の体内で「オキシトシン」量が高くなるのです。また触られた動物達の体内でも「オキシトシン」量が高くなることが証明されています。「オキシトシン」は幸福感に影響を与え、心理的・精神的な感情を反映する可能性が期待されています。つまり人と動物が触れ合うことによって、ストレスを緩衝し孤独感を癒してくれるなどの相互作用が働き、多くの恩恵が得られるのです。


 タクティールケアという療法(セラピー)においても「オキシトシン」が効果を示します。一般的な療法であるアロマセラピーとは香りを嗅ぐことで心の健康を促し、内分泌系を刺激してホルモンの分泌を促進させる療法(セラピー)です。タクティールケアとは、柔らかく撫でるように触れる療法(セラピー)で、皮膚の接触受容体を刺激することにより、知覚神経を介して脳に信号を送り、脳からの「オキシトシン」分泌を促し、この「オキシトシン」は血管内に放出され、リラクゼーション効果や安心と信頼の感情が引き起こされるのです。


動物介在療法とは? 

 動物介在療法とは動物との触れ合いによって心と体を癒す療法です。つまり「癒し」が人の健康への「架け橋」となることを期待する治療で、心理的、生理的、あるいは道徳的効果が実証されるようになり医療や福祉の現場で注目されています。動物介在療法の効果は、まだ科学的に証明はされていませんが、軽・中度の認知症の老人には、確実に効果あることが分かっています。


 その他のアニマルセラピーの1つであるイルカ介在療法も、イルカと一緒に泳いだり、遊んだり、触れたりすることによって、自閉症やうつ病に対して心理治療的効果があると期待されています。イルカのパワーは科学的に証明することは難しく、明確な証拠は見つかっていませんが、ある仮説によるとイルカは超音波を使って、人間の脈拍、血圧を認知し、健常者と障害者を区別し、かばうことができると言います。


 例えばたくさんの人が同じプールで泳いでいても1人だけ自閉症児がいればその子の側に、障害者がいれば必ずその患者の側に回りこむというのです。そんなイルカのパワーによって障害者やうつ病患者は「自分はイルカに特別扱いされた」と失いかけていた自分の存在価値を再認識させてくれるのでしょう。